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ハクビシンはペットして飼育できる?病気、菌が危険で飼えない?

日本に唯一生息するジャコウネコ科、ハクビシンという動物をご存知ですか?

名前だけは知っている、猫のようなタヌキのような、イタチのような……どんな動物だったっけ?と思われるのも無理はないのですが瞳がクリリとしていて意外や愛嬌のある動物です。

 

このハクビシン、国内に置いて捕獲報告が年々増えており、人の目に触れることも多くなっています

中にはペットとして飼いたい!と思われる方もいらっしゃるようですが、簡単に飼える動物ではないため一緒にハクビシンについて各々確認いたしましょう。

 

 

ネコ目ジャコウネコ科、ハクビシン

f9d8ebfa6d63eca4c7a0cb2a913c454f_m白鼻芯とも白鼻心とも書き、その名の通り鼻の上から白いおでこにかけて白いライン状の毛並みがあるのがチャームポイントです。

クリリとした瞳に、ずんぐりな身体で、ぶさ可愛いともいえる動物です。

 

夜行性であり、昼間は巣穴に篭ってじっとしていますが夜活発的に行動するので人間が共に暮らそうと思ったら人間の生活サイクルを脅かされる可能性があります。

木登りが得意であり、高いところを好み用を足すので、タンスの中や本棚の上などで糞をされてしまうことも想定しましょう。

 

食性は雑食で、木の実や果物野菜ほか昆虫やネズミカエルや小鳥などもえり好みせず食べる性質を持ち、そのため人間の農作物への被害も出ています。

明治以降に国外から持ち込まれた外来種と推測されますが、その実がどうであるかはわかっていません。

 

日本ではハクビシンの天敵らしい天敵がいないため繁殖し続けたことによる生態系の破壊ほか、家屋の破壊や糞尿被害などにより害獣としてみなさており、鳥獣保護法による駆除が認められています。

 

鳥獣保護法とハクビシン

c335696b8519294d509d428c50c2147d_m鳥獣保護法によりいずれかの制約を受けている動物は野生種をかってに保護し育てることはできません。

本来ハクビシンを飼うのに特別な飼育許可が定められている訳ではありませんが、保護した場合は役所への申請を経て「生涯飼養許可」を得なくてはいけません

 

この申請は許可を得ることが難しく殆どが放獣もしくは処分するように言い渡されますので、そこいらのを捕まえて勝手に育てることはできません。

一般のペットショップなどでの入手が主になりますが、害獣指定を受け繁殖力が旺盛な動物を好んで仕入れるペットショップは少ないため事前にお問い合わせすることになります。

 

広くポピュラーなペットの種でない場合相当の値段が発生しうる可能性があり、発見できた例では26万の値で家族の一員に迎えたとの報告がありました。

 

 

ハクビシンの怖い噂

8c37184ee670976f595ee6772897e7e7_mハクビシンといって感染症のSARSを思い出す方もいらっしゃるかと思います。

確かにハクビシンはその経緯は不明確ではあるものの外来種であり、一時期感染媒体として寄生されていると報道されたことがあります。

 

この報道が間違いであると否定することはできません、可能性としてハクビシンが媒体であることもありえます

が、一概にハクビシンだけが感染源であると断定できたわけではありません。

 

血統の卑しくない、それこそペットショップ産のワクチンも検疫も済んだ種であれば飼い主の努力で清潔な固体であることを保つことができます。

 

ハクビシンを飼う上で真に危惧しなくてはいけないのは、ハクビシンがいざ病気になった時、偏見を持たず接してくれるお医者様がいらっしゃるかどうかなので、飼うつもりがある方は事前にご近所のまわりの獣医さんを確認してみましょう。

 

人には懐きづらく、凶暴?

25eb0037686e549e291970da19e1a65b_mハクビシンの性格は野生のため凶暴であり攻撃性が強いと、いわれています。

成獣となった野生動物であればその帰来はすべての動物に存在するもので、一概にハクビシンが特別攻撃的だといえる材料はそろっていません。

 

動物はどの種であっても小さな幼獣のころから育てると比較的懐きやすくなるといわれ、ハクビシンはその可能性がグンっと高い動物として知られています。

ほかの鳥獣保護下にある動物よりもペットとして飼われている十世紀が多いのはそういった面が強いためではないかと推測されます。

 

夜行性であったり、程度の飼い辛さや生き物を飼い続ける上の覚悟は十分に必要ですし、可愛いだけで寄り添って飼える様な犬猫とは大違いの動物であることは説明したとおりです。

それでもハクビシンに興味をお持ちになり接してみたいと思われたなら、まずはご近所のペットショップを訪ねてみるのもよいかもしれませんね。