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刑事ドラマでよくある電話の逆探知!方法や仕組み、かかる時間などを解説!

 

悪人からかかってきた電話を逆探知して、どこから発信されているのかを突き止めようとするという場面が映画やドラマでありますよね。

 

そしてたいていの場合、逆探知には失敗しているイメージもありませんか?どうやらドラマなどを見るに、逆探知には時間がかかるため電話をできるだけ長く続けなければいけないようです。

 

このような場面を見て、逆探知の仕組みが気になったという方もたくさんいらっしゃるでしょう。そこで、この記事では逆探知の方法やなぜその方法で逆探知ができるのか、そして逆探知をするのにかかる時間についても解説します。

 

 

逆探知は一般の人には不可能

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初めに結論を述べますが、一般人が逆探知を行うことはできません。たしかに、ドラマや映画でも必ず刑事や業者の人が複数人で逆探知を行っていますよね。

そして、事件の捜査などで警察が逆探知を行うことになっても一般の人には逆探知の結果知ることができた情報が詳しく説明されることはありません。

 

許可が必要なため自分で勝手に逆探知を行うのは問題がありますし、後から逆探知の手順を説明しますが逆探知を個人が行うことは絶対に不可能です。

 

ドラマで操作している機械はただの録音機

 

逆探知のために、なんらかの機械をドラマなどでは操作しています。実は、あの機械は録音をするための機械です。

音声を録音して後からの操作に活用するのを、逆探知の機械に見せかけているということになります。

 

逆探知を行うには、電話会社と連絡を取る必要があります。そのやりとりが電話がかかってくる場所で行われるということは、現実的ではありません。

そもそも、電話を相手に切らせないという作業自体にも意味がありません。電話をかけた時点で記録は残りますので、その情報を電話会社に聞けば逆探知は終了してしまうのです。

 

つまり、逆探知の方法は警察が許可を得て電話会社に聞くというだけの流れになっています。ドラマのような複雑なやりとりは、とくにありません。

かかる時間についても、許可を取って電話会社に聞く作業だけですので具体的に何秒で逆探知ができるというようなことは説明できないのです。

 

ドラマなどでは緊迫感を煽るためにあのような演出が用いられていますが、現実ではまずあのようなことはあり得ません。

ただし、これは現代のことです。昔の場合はアナログの電話でしたので、電話局で電話交換機を確認してどこから電話が来ているのか直接確認する必要があったと言われています。

 

そのため、逆探知には5分程度の時間がかかっていたとのことです。つまり、ドラマや映画で行われている通話時間の引き延ばしが必ずしも間違っているわけではありません。

 

時代設定が現代なのに逆探知に失敗するというのは現実的ではありませんが、時代設定が古いのであれば問題はないということです。ただし、画面内で刑事たちが操作している機械はほぼ確実に録音機です。

 

ちなみに、相手が携帯電話からかけてきている場合は相手の位置を基地局から推定できるようになっています。逆に言えば、推定しかできません。

そして119や110にかけた電話は、即座に警察や消防署などで逆探知して位置を特定することが可能です。これにより、電話をかけた人が動揺していても位置を割り出すことができます。

 

 

かかってきた電話が何者か調べたい場合、実は簡単に調べることが可能

 

これまでに述べてきたとおり逆探知は一般の人には不可能ですが、かかってきた知らない電話番号の正体が何者かはとても簡単に調べることができます。

ここからは、その調査方法について紹介したいと思います。

 

例えば、自分のスマートフォンなどに知らない番号から電話がかかってきた場合。一旦その電話には出ずに、やり過ごすことをおすすめします。

番号が非通知になっていなければ、履歴が残りますよね。この電話番号を、Googleで検索してみましょう。

 

すると、電話番号の情報の口コミ情報を記載しているサイトが検索結果に表れることがあります。このサイトを開けば、情報が明らかになります。

あるいは、その電話番号を利用している会社が検索結果に表示されることもあります。

 

口コミ情報が出てくるサイトは、多くの場合保険の勧誘やインターネットの契約を進める電話でしょう。会社が表示されるのであれば、その会社に心当たりがあるという場合も多いのではないでしょうか。

 

もしも検索結果に詳細がわかるサイトが表示された場合は、かけ直さずにそのままにしておくことをおすすめします。

 

相手が必ずあなたに伝えなければいけない用件がある電話であれば、数時間以内~数日の間に折り返し相手が電話をかけてくるはずです。再び電話がかかって来たら、電話に出ましょう。

 

電話がまったくかかってこないのであれば、いたずら電話や知らない業者がかけてきた電話の可能性が高いです。