コミックマーケット、通称コミケ。
近年ではテレビでの特集も増え、どんなイベントか気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一時話題にもなったもの待機列の様子。人の波が綺麗に動くさまは圧巻ですね。
コミケはアニメ漫画などを題材にファンを主体とした個人作品の頒布を目的とした大きなイベントです。
アニメ制作会社やメーカーなどの参入もあり年をおうごとに巨大なイベントへと進化していってます。
中には成人指定の作品の頒布もあり、あれ?じゃあ未成年はイベントに参加できないの?と思った人のために簡単に説明をさせていただきます。
コミケにおいて事前にルールを調べるのは当たり前、トラブルの無い楽しい参加にするために幾つか覚えておくとよいことをまとめてみました。
年齢制限は原則ありません!
コミケへの参加は買い物やコスプレ交流をメインとした一般参加が大半を占めると言っても過言ではありません。
一般参加への年齢制限は原則ありません。
ですので、もちろん未成年や高校生が参加しても問題はありません。
マナーの議論を横におかせてもらって説明してよいなら、それこそ赤ん坊でさえコミケに一般参加する事が可能です。
自分の健康と当日の体調、人ごみにも耐える強い忍耐さえあれば何の問題もないのです。
では一般以外の参加となると、作品を頒布するサークル側での参加が存在します。
サークル参加は申し込み時点で義務教育が終了していることが条件として挙げられます。
15歳以上を目安として考えれば良いでしょう。つまり、未成年や高校生でも参加可能ですね。
15歳以下の方もサークル代表が義務教育終了者であれば参加は可能ではあります。
年齢確認されるって聞いたけれど本当なの?
動画のように参加人数が人数ですので、コミケ側が一人ひとりの年齢確認をすることはありません。
ですが、サークル参加側が成人指定の頒布物を展開する場合、購入時に年齢確認を求められます。
あくまでサークル個人個人が確認を取ることなので一概に、とは言えませんが
万が一にでも未成年に成人指定の頒布をすると購入者、頒布者双方に厳しい罰則を受けることもあるのです。
18歳に満たないのに成人指定の作品、商品の購入をするのは論外です。
確認されなかったから年齢を告げなかった、確認されたけれど年齢を偽って申告した。
いずれの場合も条例違反で後々に告発された場合、誰も幸せになれない結果を生む材料となります。
互いのためにも年齢を偽ったり、年齢確認を拒むことはやめましょう。
じゃあ身分証明書って要らないの?
成人指定の作品を購入する目的がない限り身分証明書は不要となってきますが、
沢山の人が行き来する会場で何かトラブルになった際、個人を証明するものがあるのは大切です。
学生の方であれば学生証などで十分です。
ない場合はだれでも少しの手続き、少しの手数料で発行が可能な住民基本台帳カードの取得をお勧めします。
少し時間がかかってしまう場合もありますが、1度取得すれば10年は身分を証明してくれる公の証明書です。
特に都心部で運転免許を取る予定のない方など、写真つきの証明書は今後も重宝するものとなるでしょう。
詳しくは各お役所の窓口へ、「身分証明書のため、写真つきの住民基本台帳カードを作成したい」とお話してみてください。
丁寧に案内いただけると思います。
どこからどうみても成人!それでも身分証はもっていかなければダメ?
明らかに成人であったとしてもサークル側が身分証の提示を求められたらそれに応じる必要があります。
ですので身分証の持参は必須です。
免許証も住民基本台帳カードない!そんな変わりになるものは、
と言えば保険証や通勤・通学定期、クレジットカードなど様々ですが
お目当てのサークルさんがあるのならば事前にお問い合わせするのがベターでしょう。
中には「自分の生まれ年を年号で、干支も一緒に答えてください」と言う確認のサークルさんも少数派ではありますが存在します。
年齢確認は条例違反を犯さないためのサークル側の自衛策です。
お互い気持ちよくイベントを楽しむために万全を規するのが一番だと言えるでしょう。
コミケは参加者のマナーに支えられているイベントです。
事前に調べられることは徹底的に調べ、自分で出来ることから用意をする必要があります。
事前の準備をしっかりした上で、あなたが思いっきりコミケを楽しめたなら、それはとてもとても素晴らしいことです。
そんな準備のお役に立てれば幸いです。
レッツエンジョイコミケライフ!
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