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とにかくとにかく闇が深い漫画おすすめ6選!

漫画には様々なジャンルがありますよね。

今回は、闇が深い漫画をいくつか紹介します。

 

直接的に怖い闇が深い系漫画もありますが、読んでいるうちにゾッとするタイプのものもありますね

何か憂鬱な漫画を読みたくなったら、チェックしてみてください。

 

 

魔太郎がくる‼︎

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#魔太郎がくる‼︎#漫画記録

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藤子不二雄Aによる、少年チャンピオンで連載された名作が『魔太郎がくる‼︎』です。

この作品はアニメ化されていないので少々マニアックな作品ですが、A先生の暗黒面とアウトドアな面が前面に出ているため人気は高いです

 

内容は、いじめられっ子の中学生である魔太郎が誰かに酷い目に遭わされ、夜になると黒魔術によって相手に復讐するというパターンが毎回続きます。

序盤は魔太郎の性格が暗く、本格的に陰湿ないじめが展開されなかなかハードな作風でした。

 

復讐方法もちょっとリアルでまさに暗黒の作品といった雰囲気でしたが、徐々に魔太郎の性格が明るくなり、いじめの内容も今でいうカオスな感じに変わっていきます。

また最終的には魔太郎の出生の秘密が明かされるなどして、しっかりと物語が完結しているのも特徴ですね

この手の子供向け漫画にありがちな、「これからも日常は続く」的な結末ではありません。続編も存在します。

 

おそらくアニメ化は無理なこの作品。単行本は入手しやすいのですが、一番最初に出たコミックスとそれ以降の出版では内容が修正されているために違いがあります。

オススメは最初のチャンピオンコミックス版ですが、まずは手に取りやすい再販版や文庫版をチェックしてみてください

 

スパイダーマン

2017年に再び映画化されるスパイダーマン。

今度は『アベンジャーズ』と同じ世界観でその活躍が描かれることが話題となっていますね。

 

そんなスパイダーマンですが、日本で特撮ヒーロー番組としてテレビシリーズが放送されたのに加えて、池上遼一によって漫画化もされています

スパイダーマンはもともと学生の悩みや大切な人の死などが描かれる暗い面も確かにあるのですが、池上遼一版は度を超えています。

 

スパイダーマンが悪党扱いされて世間に糾弾される展開やヒロインの死亡は原作にもありますが、敵にやたら陰惨な過去があって最終的に死んでしまったり、徐々にスパイダーマンが登場する場面も減ってひたすら鬱屈とした内容の人間ドラマが展開されたりしますね。

東映の特撮版もだいぶ暗い作品ですが、漫画版は闇が深すぎます

 

最終エピソードにはスパイダーマンが全く出てきません。

全く仲間がいない状況でヒーローをすることの厳しさが伺える作品です

『ホームカミング』とは、おそらく真逆の内容ですね。

 

僕といっしょ

古谷実が『稲中卓球部』の次に手掛けた作品です。

母親の死後に義理の父に暴言を吐かれて家出した兄弟と、シンナー中毒で怪しい風体の同年代の少年が出会うところから物語は始まります

 

その後色々あって床屋の一家に拾われ自体は徐々に好転していくのですが、彼らの不安はなかなか解消されていきません。

そして迎えた最終エピソードが非常にハードな内容です。

 

幸いこの作品の次に描かれた『グリーンヒル』で若干救われることになるのですが、なかなか暗黒面が見える作品ですね

基本的には愉快なギャグ漫画なので、今回紹介する漫画の中では見やすい方だと思います。

 

 

鎖のついた武器

藤子不二雄Aの短編です。

武器を集めている老人・核氏の元に記者二人がインタビューのため訪れたところから、物語は始まります

 

老人は体が小さく弱かったものの、石を武器として反撃したらいじめっ子が退散したという過去を持っています。

しかし記者の体が大きかったことから、問題が生じます。

 

武器のデモンストレーションを行っていた最中、老人に火がついて本気で襲いかかってきてしまったのです。

老人をタコ殴りにして抑える記者ですが、そこに老人の息子が鎖のついた武器を持って現れ…

 

非常に短い作品なのですが、なんとも闇が深いストーリーです。

おそらくこの記者はもともといじめる側の人間だったことが戦闘中の発言で察せます。

 

漂流教室

楳図かずおの名作です。

突然地面が揺れ、学校ごと少年少女や先生が突然謎の世界へ漂流してしまったところから物語は幕を開けます

 

大人たちはやがて気が狂ってしまい、子供達も色々な事件によってどんどん減っていきます。

登場人物たちは小学生でありながらも、次々に迎える危機を解決しようと奮闘します。

ラストの結末まで含めて、心に残る作品です

 

コロリ転げた木の根っ子

藤子・F・不二雄の短編です。

作家の先生が妻に対して非常に乱暴で、妻は粛々と従っています

 

家に訪れた編集者は、何度も空き瓶が同じ場所に置かれていることに気づきます。

そして最終的にあるものを見つけ…。

 

今回紹介した作品の中でも、おそらく最も闇が深い作品でしょう

グロテスクなシーンなどはないのですが、ただただゾッとさせられるラストです。