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「ワンチャン」の意味、語源・元ネタは?使い方は「ワンチャンあるで」が定番!

筆者はもういいトシなので、年下の人と話すときに「なんじゃそれ?」という表現に出くわすことはしょっちゅうあります。

このたび「ワンチャン」で検索してこのページを開いてくださったあなたはいかがでしょうか?

 

まったく若い人たちの流行語って…という年寄りくさい愚痴はわきにおいて、今回の記事ではこの「ワンチャン」という言葉がいま、どんな風に使われているのかなどを、ご紹介しますね。

 

 

意味は?

ec8e5c8595ea6dd88af99e17fd17b06b_mスラングというのはその場の空気で意味が微妙に異なってくるのですが、おおよそのところ、「可能性がなくはない」「少ないけれどチャンスはある」という感じで使われているようです。

 

「もしかしたら大丈夫」などもあります。

主に、大学生を中心に使われている言葉みたいですね。

 

 

とはいえ、すでにかなり広まってきているようで、筆者の子ども(中学生)に確認したところ、学校で使っている子たちがいるのだとか。

また、今ではこの「ワンチャン」が派生して、一部女子高生のあいだでは、「チャンスがありますように」というおまじない的な意味も持っているのだそう。

 

 

語源、元ネタは?

98715b1153286b2348c8f492ec997685_m語源はもちろん英語の「One Chance」から。

でも面白いことに、「ワンチャン」という和製の略語は、もともとは麻雀用語だったみたいなんです。

 

麻雀牌が4種類あるうちの3つがすでに場に出ていて残りは1つ、その残った1つに賭ける…という局面で使われるようになったのだとか。

それがやがて、格闘技ゲームのファンが「1回チャンスをものにできれば逆転できる」という状況を「ワンチャン」と表現するようになりました。

 

そこから、ここ数年で人気の出たゲーム実況により、麻雀や格闘技ゲームファン以外の人たちにも、爆発的に広まったのだと考えられています。

 

 

どんな風に使われている?「ワンチャンあるで」

d1a2acfbf768d2d1d02ba30ee7368046_mさて具体的にはどんな風に使われているのでしょうか? まずは「可能性がなくはない」の意味で使われている例を見てみましょう。

 

 

なんとなく雰囲気が分かりますね。 いろいろ見ていて面白いなと思ったのはこちらです。

 

こんな風に使っている人もいました。

やっぱり言葉って、使う人しだいですね。

 

 

マージャン用語から派生していったとは驚きでした。

意味や使い方がどんどん変化していく言葉って、本当に生き物ですよね。

 

最初は誤用だったり、使った人の何気ないアレンジなのでしょうが、それが広まるプロセスが気になります。

去年、今年と流行っているこの「ワンチャン」ですが、これまた数年もしないうちに誰も口にしなくなり、また新たに「なんじゃそれ?」なスラングが出回るようになるのでしょうか

 

次はどんな言葉が出てくるのかと考えると、ちょっと楽しみな気もします。