郵便で大事なものを送る時に記録を残すために利用する書留ですが、内容はどのようなものなのでしょうか。
書留には、一般の書留と簡易書留、現金書留など複数種類があります。
その中でも一番利用頻度の多い簡易書留について説明します。
簡易書留って?
一般の書留は途中経過する支店まで細かく追跡でき、保障も500万までは保証してもらえるのですが、簡易書留は料金が一般書留より安い代わりに、追跡は受付と配達の記録のみとなっていますが、受取人の受領印をもらう事は変わりません。
補償もついているのですが、万が一破損や紛失した場合、簡易書留の場合は実損で5万円まで補償してくれます。
本当に大事なものや、宝石などの貴重品は必ず一般の書留で送るようにしましょう。
料金はどのくらい?
では、簡易書留の料金はどのように設定されているのでしょうか?
書留の料金設定は、「通常の料金」+「簡易書留料金310円」となっています。
またオプションとして速達(280円~※重さやサイズによって異なる)・日付指定(31円~※平日か土日祝かで異なる)を別料金でつけることができます。
郵便料金は、重さや封筒の大きさ等で郵便料金は変わりますので窓口に聞くといいですね。
簡単に料金を調べてくれますよ。
専用の封筒がいるの?
現金書留では、専用の封筒(21円)を購入してその封筒で送らないといけませんが、簡易書留は普通の封筒で大丈夫です。
ただし、封筒に「簡易書留」の記載が必要です。
自分で記入しても良いですし、郵便局にある印鑑を押しても大丈夫です。
注意しないといけないのは、“必ず赤字で記載すること”です。
郵便局側が間違えないように分かりやすくするためですね。
こちらも窓口で伝えれば郵便局側が処理してくれます。
配達日数は?
ただ、書留は土日祝日でも配達しますので、週末をまたぐときは簡易書留の方が早いかもしれません。
また速達をつけた場合は、通常より少しだけ早く配達ができます。
出し方はどうすればいいの?
簡易書留で郵便を出したい時には、ポストに投函することは出来ません。
またコンビニでも受付は不可です。
間違えてポストに投函してしまった場合は、通常の郵便扱いになってしまうので間違えないようにしましょう。
簡易書留は郵便局の窓口で受付をして、必要事項を記入し、追跡番号の記載されたシールをもらわないといけません。
配達の追跡や確認をする際に必ず必要な番号ですので配達が完了するまでは、必ず大事に保管しておきましょう。
料金の支払いはどのようにするの?
受付するときに代金を払いますが、支払方法は現金で支払っても、料金分の切手を貼っても、どちらでも受付可能です。
切手を貼る時に注意しないといけないのは、少ない時は追加分を購入すればよいのですが、料金より切手の額の方が多い場合はお釣りが出ないので気をつけましょう。
土日でも受付可能?
簡易書留の受付は、土日の場合は大きい郵便局か、ゆうゆう窓口がある所でないと受付ができないようです。
ゆうゆう窓口とは、大きな支店に併設して作られている、夜間や土日祝日でもやっている窓口の事です。
ゆうゆう窓口では昼間の郵便局とほぼ同じサービスを受ける事が出来ます。
その他の店舗では、できる支店とできない支店があるので、簡易書留を週末に出したいときは、事前に近くの支店に問い合わせるといいでしょう。
平日でしたら、どこの支店でも受付ができるので簡易書留を出す時は平日を心がけるといいですね。
相手に届いたか確認したいものや、大事なものは簡易でも書留を使うと追跡や受領確認ができるので安心ですね。
郵便局のサービスは手頃な価格で良心的なサービスが多いです。
他にも色々なサービスが充実していますし、社員の方も好感のもてる対応をしてくれる事が多いので、どんどん利用したいですね。