指笛といえば、その昔「アルプスの少女ハイジ」でやぎ飼いのペーターが、やぎを集めるのに軽やかに吹いていたのが印象に残っている私。
子供の頃あんな風に吹けたらいいと練習し、なんとか習得できました。
スポーツ観戦やライブで吹いてる人見かけますが…大人になってからでも吹けるんだろうか…?吹きたいな?
と思っているあなたのために、やり方やコツを解説していきたいと思います。
初歩からしっかりと身につけていきましょう。
いくつもある指笛の吹き方!種類がたくさん!
ペーターがよくやっていた吹き方…指を「OK」の形のイメージが強いですが、初心者でも吹きやすいのが、両手の人差し指と中指を使って(計4本の指で)吹く方法。
- 両手の人差し指と中指を合わせます。左右の人差し指の角度は80度くらい。
- 舌の先を上顎につくように丸め空洞を作り、舌の裏に指がつくように当てます。
- 指の第一関節あたりまで口の中に入れ口を閉じます。
- なるべく空洞をせばめ、強めに息を吹き込みます。
真ん中の空洞以外からは空気が出ないようなイメージで吹いてみましょう。
その他に、人差し指を曲げて鍵のような形にし、人差し指の第一関節と第二関節の間を舌の裏につけてくわえて吹く方法や、4本の指の形に似た、両手の小指をVの字のように差し込んで吹く方法、手を輪(人を大声で呼ぶ時に手をメガホンのように輪っかするような形)にして吹く方法もあり実に多彩です。
指笛を吹くコツって…?
これはどの指笛を吹く時にも共通しているのですが、舌の先を丸め空洞を作り、上下の唇をなるべく狭めるよう口を閉じ、吹く時に頬を膨らませないように、口笛を鳴らす感覚で鳴らすのがポイント。
昔ビンの口に息を吹きかけて音を出した事はありませんか?
指笛の原理もそれと同じで、ビンの内部に共鳴させる代わりに、口の中に響かせて音を出すイメージ。
空気の流れの下に空洞がある事で、笛の音が生まれます(体育の先生がよく使っている笛も、下に空洞がありますよね?)。
指の隙間の幅や角度を微調整しながら、腹式呼吸で力強く吹いてみて下さい。
音階をつけるには、容積の大きさを変えます。
容積…舌で作った空洞を大きくすれば音が低くなり、小さくすれば高くなります。
舌を動かしたり、あごを突き出したりすると容積が変わりますのでいろいろ吹いて調節してみましょう。
そうすればいろんな曲を演奏をすることができますよ。
しかし独学ではどうにも…でも吹けるようになりたい!と思うなら「指笛の会」という団体や、サークル活動をされている方もおられますので、そういう会に参加して勉強するのが手っ取り早いかもしれません。
指笛仲間もたくさんいらっしゃいますから、コツや工夫点もいろいろ聞き出せるでしょう。
他にもYou Tubeでやり方のコツを解説されている方もいらっしゃいますので、こちらも参考にしてみるといいでしょう。
吹けるようになれば簡単?根気よく練習あるのみ!
練習をはじめて数時間で吹ける人、何ヶ月もかかった人と様々なようですが、コツが分かれば楽に吹ける…とは経験者の意見。
しばらくはなかなか音が出ないかもしれませんが、吹けるようになり熟練してくると「名人」と呼ばれる人達のように、歌うように、また高く澄んだ美しい音色で吹けるようになります。
一旦吹けるようになるとスポーツ観戦やライブ、はたまた結婚披露宴でも盛り上げ役として大活躍間違いナシ。
犬を飼っておられる方なら、愛犬を呼ぶ事だってできるようになるかも!
実に奥が深く、モノにすれば生涯楽しめる趣味になる事間違いない指笛。
コツを踏まえて練習して、自分の特技にしちゃってくださいね。
ちなみに、冒頭でアルプスの少女ハイジをあげましたが、このアニメはU-NEXTで見ることができますよ。
U-NEXTはアニメに限らず、さまざまな映画や番組が見れるサービスです。
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「どんな指笛吹いてたかな?」と気になる方は見てみるといいでしょう。