入学や進学のお祝いや記念品としていただくことの多い図書券や図書カード。
今はネットでの購入が増え、本屋で買うことが少なくなってきた今、机の引き出しに眠っている人も多いのではないでしょうか?
基本的に有効期限がないとはいえ、欲しい本もないし、本屋に行くこともないし、現金にできたらなぁと思うことありませんか?
ではどのようにしたら図書券や図書カードを換金できるのでしょうか。解説していきます。
換金てどういうこと?実は換金できなかった?!
まず注意してほしいことは、図書券や図書カードは換金“できない”とされています。
これは、“払い戻しができない”という意味です。
本屋さんへ行って図書カードを現金に換えてくださいという事は“できない”という意味です。
ですので、金券ショップ等などで“買い取って”貰うわけです。
一般的にはこのことを“換金”と呼んでいます。
では、どのくらいの金額で換金してくれるのでしょうか?
換金率はかなり高い?相場は90%越えしている?!
金券ショップで換金してもらう時には、額面通りの金額に換金できるのではなく、額面より少ない金額での買い取りになります。
買い取り金額に上乗せして金券ショップは販売していますので、上乗せした分が金券ショップ等の利益となる仕組みです。
換金率は、場所や店で異なり、利率が決まっているわけではありません。
ですので、少しでも高く買い取って欲しいときは、いくつか色んな店を回り比較することをお勧めします。近くに他店がたくさんあったりすると他店との競争から高価で買い取ってくれることもあります。
相場としては、まず図書券より図書カードの方が率が良いことが多いです。
そして、換金率は図書券で85%~90%、図書カードで90%~95%の範囲内。
500円の額面で計算すると、図書券・85%で425円、図書カード・90%で450円という計算になります。
ただし、破れていたり、シワがあったりなど保存状態が悪いと換金率が下がる又は買い取り不可のことが多いので注意が必要です。
未成年は換金できないので注意!親と一緒に行きましょう!
換金は条例で決まっているため、18歳以下は換金できないようになっています。
18歳以下の場合は、保護者が換金する手続きとなります。
換金の際には、顔写真入りの身分証明書の提出が必要なためごまかしがききません。
18歳以下の人が換金したい場合は、素直に親に話して、一緒に金券ショップへ行った方がよいでしょう。
金券ショップってどういうところ?
図書カードを換金するには金券ショップへ行くしかありませんが、金券ショップとはどういう所なのでしょうか。
金券ショップとは、各種金券・航空券・回数券・株主優待券などを取り扱うお店のことをいいます。
主に駅周辺やショッピングモールなどにあることが多いですね。
取り扱っているものは図書券のほかに、ビール券やクオカード、高速・バス回数券、各種商品券、収入印紙・切手、おこめ券などまで様々な金券を幅広く取り扱っているところが多いです。
最近では、Amazonギフト券やGoogle Playギフトカード、iTunesカード、ニンテンドープリペイドカードなどのゲーム関係の金券も取り扱う店舗が増えてきています。
家やお財布に眠ったままになっている金券がもしかしたら換金できるかもしれませんね!
ちなみに、図書カードについてこんな事例があります。
このように悪用する人もいるので、注意です。
図書カードは金券ショップで額面金額で買い取ることはないので、実際はそのまま使う方がお得です。
有効期限も、指定がなければいつまでも使えますし、そのまま必要な時にとっておいた方が良いと思います。
使う事がないという人は、換金した方が使い道があるので多少の損があっても換金した方が良いかと思います。
>>図書カードの使い方!コンビニで使える?本以外の使い道も紹介!
換金する時には、色んな店舗を回る事を忘れずに!
少しでも多い金額で換金できるといいですね!