男女問わず、フォーマルやオシャレに、オールバックは人気がありますよね。
顔を出すことで、その人の魅力がより前面に出ますし、清潔感や明るい印象を相手に与えることができます。
でも、髪型が崩れてしまうと、なんだかだらしない印象にもなってしまいます。
上手にセットするにはどうすればよいのでしょうか?
カットのコツ
オールバックと言うと、セットすることを先に考えてしまいがちですが、カットに気を配ると、かなりセットが楽になります。
カットする際には、次の点に注意しましょう。
髪の量は少なく
髪の量が多いと、どんなに丁寧にセットしても、髪の厚みや重さで崩れやすくなってしまいます。
すきバサミを使って、髪の量を減らしてもらいましょう。
前髪は長く
オールバックにするのであれば、前髪の長さは必要です。
短いとツンツン立ってしまい、上手くまとまらないので注意しましょう。
前髪が邪魔だなぁと感じてきたら、オールバックにしてみるチャンスです。
美容師・理容師さんに相談する
骨格や髪質などによって、髪の切り方は変わります。
オールバックにしたい旨を伝えると、セットしやすいように配慮して整えてくれます。
オールバックのセットの仕方
カットで整えた髪を、実際にセットしてみましょう。
手順は次の通りです。
- 霧吹きなどで髪全体を湿らせる・・・髪を湿らせることにより、ワックスやジェルがむらなく広がります。
- ワックス・ジェルなどを手に伸ばして、髪全体につける・・・つやを出してふんわりさせたい時にはワックスを使います。ウエット感を出したり、カチッと固めたいときはジェルやポマードを使います。さらに固めたい場合は、髪型を整えた後、ハードスプレーを使ってください。
- 髪をかきあげ、整える
- きっちりと仕上げたい場合は、櫛を使って髪を後頭部の方へとかす
少しの違いでオールバックのアレンジは広がります。
ぜひ、自分の好みのスタイルを作ってみてください。
こちらは爽やかなオールバックスタイルの作り方です。
動画で使われていたワックスはこちらです。
女性の場合、ショートヘアでオールバックをする際は上記と同じ様に行ってください。
ロングヘアの場合でも、髪を下ろした状態であれば同様ですが、髪の重さがあるのでヘアアイロンやドライヤーを使ってセットしましょう。
一方、バレエのシニヨンの様に、前髪ごと髪を後ろで束ねる場合は次のとおりです。
- 髪全体をしっかりとかす
- 霧吹きなどで髪全体を湿らせる
- ワックス・ジェルを前髪や横から後ろへつける
- 片手でポニーテールの状態に髪を押さえる
- なるべく歯の細かい櫛で、おでこから後頭部に向かってとかす・・・きれいな髪の流れを作るために、何度も行ってください。
- ゴムでしっかり髪を止める・・・輪にしたゴムだと結ぶ際に緩みやすいです。よって、紐状のゴムをぐるぐる巻きつけて縛るようにしてください。
- 仕上げにハードスプレーをかける
フォーマルな場合は、髪が乱れることが無いよう前髪もきちんと縛っておいた方が良さそうです。
ただ、前髪の長さが髪を結ぶ位置に対して中途半端な状態だと、飛び出したりほつれたりしてしまいます。
ヘアピンを数個使って、気になる部分は抑えておくようにしましょう。
最初はなかなか思うようにセットできないかもしれません。
そんな時は、カットの方法や整髪料の種類などを変えて、お気に入りのスタイルを実現できるよう、ぜひ頑張ってみてください。