日章旗と旭日旗という文字が並んだときに、あなたはこれらの旗についてなにを思いますか。
日章旗は日本で学び、育ち、教育を受けてきたものなら身近にある国旗として認識しているでしょう。
では頻繁に見かける旭日旗ってなに?お隣の国がよく怒っているけれどそれはどうしてなの?
そんな良く見かけるものに対する「知らないこと」を調べてみました。
日章旗-ニッショウキ-
白に赤丸の良く見知った旗なので説明するまでもないでしょうが、日本は古来より自然進行や精霊信仰を内包する国柄であり、農耕や漁労において太陽を信仰の対象としてきました。
皇祖紙である天照大神は太陽神であり、日本において太陽は絶対なる信仰の存在であり、強い思想が繁栄され現在の私達の知る国旗になったと理解しても良いでしょう。
他国では太陽を赤色で表現することはなく黄色などであらわす国が多い中で、日本が赤に白の日の丸を描いているのは紅白が縁起の良いものだという認識からです。
太陽をかたどった旗を用いるようになったのは実に645年大化の改新後に頃には確立していたのではと考えられています。
ただ日の丸はそれはもう古くから日本の旗として認識され習慣として根付いていましたがきちんと国の識別旗として認められたのは明治3年の商戦規定によるもので大分遅く、その後、本当に最近である平成11年8月の13日に公布・施工された国旗及び国家に関する法律によって日の丸が公式に日本の国旗であると定められました。
旭日旗-キョクジツキ-
この旭日旗について多くに人が誤解しているのは、この旗が終戦前まで利用された大日本帝国の国旗であったと思ってることです。
この旭日旗は国旗などではなく、大日本帝国「海軍の軍旗」なのです。
そして現在でも海上自衛隊の軍艦旗として扱われています。
海上自衛隊の護衛艦は日章旗を掲げることはありません。
なぜならば護衛艦は武装した「軍艦」である目印のために旭日旗を利用しているのです。
ですから今なお海上自衛隊の旗としてその役目を果たしているんですね。
韓国による突然の旭日旗への嫌悪
ニュースにもなるくらい騒ぎ立てる韓国の旭日旗嫌いは、日本や韓国を飛び出し世界にも飛び火しています。
世界からしてみれば正直どうでもいいことに他ならないでしょうが、どうして韓国が旭日旗を嫌うのかと言うと、その発端はとても突然で意味を理解するのに苦しむでしょう。
真っ当な理由をそれらしくつけてみると、「戦争を思い出すから」「侵略の歴史を彷彿させるから」といいますが、実は2011年まで旭日旗を見てもなにも言ってこなかったのです。
2011年のサッカー日韓戦時に、韓国側のとある選手が日本人を侮蔑するパフォーマンスをとった事が原因で、民族を侮蔑するパフォーマンスや差別を許さないサッカーというスポーツに置いてはとても問題になりました。
件の選手が説明した言い訳は「観客席に旭日旗が見えて、怒りを覚えてやった」と言うような事を言ってしまったから大変です。
そこから現在に繋がる韓国の旭日旗嫌いが始まりました。
思想的なことで国を云々言及するのは気分の良いことではありませんが、突然すぎるものの言い方に我々は怒りを覚えても良いと思います。
それぞれの旗の違い
古くから武将が己の項をあげるために使った旗であったり、身分を主張するための旗であったり、そこには誇りや歴史がつまっていて誰に後ろ指差されることでもありません。
日章旗は太陽の神を心から信仰する自然を愛した日本人が定めた旗です。
旭日旗は戦争の過ちは犯したけれど国を護るために掲げられた旗です。
それぞれの違いにはそれぞれの思いが込められています。
その違いが少しでもお分かりいただければ幸いです。