人生において色々普通でないことが起こると、やっぱり普通が一番だ…と思いますよね。
しかし、本当に人生は普通で良いのでしょうか。この記事では、普通が一番であるという考えの人の意見と、それではいけないと感じ、普通以外であることを求める人の意見を集めました。
普通が一番であると思っている方は、ぜひこの記事を読んで、実際どちらが正しいのか、考えてみてはいかがでしょうか。
目次
普通が一番であると思っている人の意見!
まずは、普通が一番であると考えている人の意見をチェックしていきましょう。
良い意味で目立たずに済む
普通でない人は、悪目立ちをしてしまいがちですよね。普通であれば、相手に悪印象を与えずに済みます。
代わりに何事もそれほど目立たないため、どうにも薄い人生にはなってしまいがち。しかし、薄いからと言って問題があるわけではありませんよね。
むしろ、普通であることは幸せなこと。目立たずに細々と幸せな人生を送れるのは、普通であることの特権です。
今まで普通じゃないものになりたいと考えていても、ある日「やっぱり普通でいいや」と考えることがあるでしょう。それは、悪目立ちするのが辛いということもあるかもしれません。
普通でないことばかりしていると疲れる
普通でないことばかりしていると、はたから見れば楽しそうだったり、自分のことばかり考えていて調子に乗っていたりするように見えますが、実際はけっこう疲れるもの。
普通でないということは、理解者があまり現れないということ。一人で孤独に世間と戦っていくことは、厳しいことです。
普通であったならば、余計な疲れを溜めずに済みますよね。
普通に生きていく分には、人に迷惑がかからない
普通に生きない場合、どうしても周囲から浮きます。浮いた状態だと、人に迷惑がかかってしまうものです。
存在しただけでも実際、軽く迷惑ですよね。もちろん普通じゃない人がいることによって生じるメリットもあるものですが、それは普通じゃない人がその才能を活かすことができた場合。
多くの普通じゃない人は、だいたい迷惑なだけです。普通に生きていれば、このように存在しているだけで誰かに迷惑をかけてしまうことがありません。
普通だからと言って問題があるわけではない
普通であることは、とくにそれによる問題があるわけではありませんよね。
思考や行動が普通なせいで活躍の機会があまり回ってこず、結果的にお荷物のようになってしまうことがあるかもしれませんが、普通じゃない(優れていたり、他と違う意見を持っていたりする)人ばかりで普通の人がいなければ、場をうまく調和させることができません。
普通であることに悩んでいる方は、「普通」として育つことができたことを誇っても良いでしょう。
普通じゃいけない!「普通が一番」への反対意見!
続いて、普通が一番ではいけない!という反対意見を紹介していきます。
普通じゃ人生は面白くない
普通に生まれて普通に育ち、普通に働いて普通に死んでいく人生は、本当に楽しいものでしょうか。
普通では、人生はそれほど盛り上がりませんよね。単調であることの素晴らしさももちろんあるでしょう。しかし、それではあまり人生は面白くありません。
あまり他社に迷惑をかけるのはよろしくありませんが、普通でない考え方や行動をした方が、人生に波が生まれて面白くなるのではないかという考え方があります。
普通の人ばかりでは、何も進まない
普通の人が10人で会議しても何も進展しないかもしれませんが、そこに一人、問題児を加えることで、会議が円滑に進むことがあるでしょう。
普通の人は、なかなか自分の意見を言えないものです。いうことによるプレッシャーは大きいですし、何よりも意見を述べることで目立ち、もう普通ではない立ち位置になってしまいますよね。
しかし、そういった場に空気を読まずになんでも思ったことを口にする人がいれば、それについての意見がどんどん交わされていき、会議が成功する。そんなことがあります。
普通じゃない人は必要悪にもなり得るので、必ずしも不要ではない
普通じゃない人がいると、普通の人も結束し、普通じゃない人に立ち向かうことになりますよね。
そのため、普通じゃない人がいることは必ずしもダメではありません。
普通じゃない人がいれば、普通の人も輝けるかもしれないのです。
そもそも普通であることが普通じゃないかも
結局のところ普通とは何か。普通であること自体が、そもそも普通ではないのではないかとの考え方もあります。
たしかに、100%自分が普通であるという考え方自体、もう普通ではないかもしれませんよね。人生はどこかで山や谷があるもの。それを何もなく、平然とくぐり抜けられたということは、もう普通の人生じゃありません。
つまり、普通な人という考え方がおかしいという意見もあります。