都会か田舎か判断しかねる都道府県は、けっこうたくさんありますよね。
関東地方に含まれる茨城、新潟、群馬、栃木は、特に悩む地域です。
関東地方で東京にそこそこ近いものの、都会と言っていいのか微妙ですよね。
この記事では、群馬は都会なのか、それとも田舎なのかを考えていきます。
都会派と田舎派の意見をまとめ、最終的に決着を付けます。
群馬について気になっている方は、ご覧ください。
目次
群馬は都会だという人の意見!
まずは、群馬は都会だという人の意見から解説します。
田舎と言い切っていいのか微妙な群馬。都会的要素はどこにあるのでしょうか。
確かめていきましょう。
群馬は東京に近いので都会
車でも電車でも、だいたい1~2時間程度あれば東京に行けるのが群馬県です。
立地的には東北よりも恵まれているのが群馬県ですね。
行こうと思えば東京にすぐに行けます。
例えば高崎駅から東京駅までは、新幹線に乗れば1時間で到着します。
東京に近いため、日本全国の中では都会と考えるべきなのではないでしょうか。
例えば四国や中国地方、九州地方になってくると関東からかなり遠いですし、大阪にも近くありませんよね。
群馬は東京に近いので、日本の中では都会寄りの県になります。
高崎にビックカメラがあるので都会
高崎市は県庁所在地ではありませんが、そこそこ栄えている地域です。
栄えている証拠に、ビックカメラがあります。
都市部にしか出店しないお店があるのは、都会である証拠です。
栄えているのが県庁所在地の前橋市でなく高崎市になのは奇妙ですが、とりあえず高崎市が栄えていることの証明が、ビックカメラの存在です。
高崎駅には新幹線も通っていますし、新幹線が通っていない他の県に比べて群馬県は都会と言えるのではないでしょうか。
田舎と言い切るほど田舎ではないので、都会に分類してよい
はっきり言って都会としては微妙である群馬ですが、かといって田舎に分類するほどでしょうか。
田んぼなどが見受けられるのは、他の地域でも同じです。場所によっては東京だって田舎っぽいですよね。
田舎と言い切るほど田舎でない群馬は、どちらかと言えば都会でよいのではないでしょうか。
テレビ東京系列も映ります。
群馬は田舎だと考える人の意見!
ここからは、群馬は田舎だと考えている人が何故そう思っているのか、意見を解説します。
田舎的な要素もそこそこある群馬県。一体どこが田舎なのでしょうか。
都会としての特色があまりないため、田舎に分類した方がよい
群馬県に新幹線が通っているのはよいですが、都会としての特色はそのくらいですよね。
これはまさしく都会!という決め手に欠けているのが群馬県です。
どちらかというと田舎に分類した方がしっくりきませんか?
群馬県は基本的に車がなければいけない
車社会であることは、田舎の象徴でしょう。群馬県で暮らすなら、車が必須です。
東京なら車がなくても電車でほとんどの場所に行けますが、群馬でそれは無理ですよね。
大人なら車を持っていてようやく一人前状態である群馬県は、やはり都会でなく田舎でしょう。
画像検索すると田んぼばかり出てくる
「群馬 田舎」で画像検索をしてみてください。田んぼの写真がたくさん出てきます。
普通に「群馬県」で検索しても、自然が強調された写真が多く表示されますよね。
自然をアピールする地域は、日本の中でも田舎の地域が多いものです。
群馬県もそれに当てはまっているため、どちらかというと田舎と考えるべきではないでしょうか。
栃木・茨城も含めて北関東は田舎
北関東全体が田舎とする意見もあります。
宇都宮クラスになると都会寄りと考える人が多くなってきますが、それでも栃木は田舎でしょう。
栃木、茨城、群馬はよく田舎争いをしますよね。どこが一番田舎か張り合っているものです。
その田舎ではないアピールの過剰さが田舎であることを強調してしまっています。
北関東は全部田舎。
東北の隣ですし、東京にやや近いからといっても田舎であることに変わりはないでしょう。
結論:群馬はどちらかと言えば田舎だが、それでも関東なので田舎度は低め
結論として言えることは、群馬県はどちらかと言えば田舎ですが、田舎ランキングを作るなら上位には入らないポジションです。
北関東という都会とも田舎とも言えない地域にある群馬県。
新幹線が高崎駅を通っているなど都会と言えなくもないところがありますが、一方で車社会であるなど、田舎的な要素も強めです。
「日本の都道府県の5分の1が都会で残りは田舎」と仮定するなら、群馬は田舎のなかでも都会に近い位置づけとなるでしょう。
しかし5分の1である都会のくくりには入らない、そのくらいのポジションですね。
テレビ東京が映るのはちょっと他の映らない地域より優れていますが、特筆すべき都会ポイントが見当たらないのは残念ですね。