関東地方で比較的都会とされるのは埼玉・神奈川・千葉県ですよね。
一方北関東の長野や栃木、茨城はちょっと都会度が落ちる印象があるのではないでしょうか。
この記事では、茨城は都会なのかを検証します。
都会派・田舎派それぞれの意見を紹介し、最終的に茨城は都会か田舎かの結論も出します。
茨城の都会度が気になる方は、ご覧ください。
目次
茨城は都会だという人の意見!
まずは、茨城は都会だと考える人の意見を紹介します。
意外に茨城には、都会的要素もあるんですよ。
茨城全体はともかくつくば市は都会
まず前提として、県全体で考えると茨城はそれほど都会とは言えないのが事実です。
しかしつくば市は、都会なのではないでしょうか。
一つでも都会的な地域があれば、その県は都会と考えることができますよね。
筑波研究学園都市で有名なつくば市は、日本最大の学術都市です。
つくば市には日本人だけでなく、外国人もたくさん住んでいます。
つくば市は都会的な面が強いため、結果的につくば市がある茨城県もまた都会なのです。
筑波山があるために観光スポットとしても優れているため、「観光客がよく来る」という都会認定のための重要なポイントも押さえています。
企業が茨城に多いため都会
茨城県のつくば市には、企業の本社がたくさんあります。
日本全国どの県にもなんらかの会社の本社があるとはいえ、企業が多いことは茨城県が都会である理由の一つに数えられますよね。
ちなみに、パソコンでお馴染みのIntelの日本法人も茨城に拠点を構えています。
ここは流石学術都市といったところでしょうか。
水戸駅から東京駅まで80分程度だが、つくばから秋葉原までは1時間かからない
茨城県の県庁所在地である水戸市。
水戸駅から東京駅までは、特急列車などを使って80分程度です。運賃は4000円程度かかります。
これについては仙台などともそんなに変わらないためなんとも言えませんが、つくばエクスプレスの存在も考えてみましょう。
つくばエクスプレスに乗れば、なんと45分程度で一気に秋葉原まで行くことができます。料金も2000円かかりません。
1時間以内に東京に行く方法があるのは、交通が優れていると言えますよね。
茨城は田舎だと考える人の意見!
ここからは、茨城は都会ではない、むしろ田舎だと考える人たちの意見を解説します。
主につくばが優れている茨城県ですが、それ以外の地域はけっこう厳しい状況です。
茨城は車がないと住めない、交通がいまいち発達していない
茨城県は、車がないと住むのが大変です。
たしかにつくばエクスプレスはありますが、県全体で考えると交通が発達しているとは言いがたいのが事実です。
GoogleMapで調べてみればわかりますが、電車が通っていない場所が多い茨城県。
新幹線も残念ながら通っていません。
交通面がイマイチと考えると、茨城県はそれほど都会とは言えないのではないでしょうか。
つくばなどを除けば全然栄えていない
つくばはたしかに栄えていますが、そこだけの話。
茨城県全体で考えると、はっきり言って全然栄えていません。
観光地があるなど優れた点もある茨城ですが、基本的には東北に近い北関東。
どちらかというと田舎です。
他県と比べて極端に悪いわけではないが、田舎であることを否定する何かが特にない
茨城県は、他県と比べて極端にダメなわけではありません。
もっと田舎な地域だってたくさんあります。
しかし田舎であることを否定する要素が薄いと感じられるのが茨城県です。
例えばつくば市ですが、正直言って県内の人からすれば、わざわざつくば市に来る用事もないでしょう。
つくば駅周辺を見てもとくに何もありません。
つくば市そのものが都会ではあっても、行ってすることがないのがイマイチに感じられます。
これならまだ、静岡や新潟などの方が都会に感じられますね。
関東であるとはいえ田舎寄りの地域
茨城県は関東であるものの北関東です。
茨城県の隣には埼玉県や千葉県がありますが、同時に福島県や栃木県もあります。
東北に隣接しているため、やはり田舎のイメージが強い茨城県。これはちょっとイマイチですね。
結論:茨城はどちらかというと田舎
結論としては、茨城県は「どちらかというと」田舎でしょう。
もっと田舎らしい県はいくらでもあるのですが、茨城県の場合田舎であることを否定する決め手に欠けています。
つくば市があるのは大きいですが、仙台市や浜松市、高崎市などと比べると専門性が高く、一般の人への訴求力に欠けている印象です。
北関東の中でも例えば栃木には宇都宮があり、多くの人が足を運びますよね。
茨城にはこのような大きな存在がなく、地味です。
あくまで「どちらかというと」ですが、茨城は田舎でしょう。
ただしテレビ東京が映るので、田舎度自体は低めです。