学校などには、告げ口をしてくる人がいますよね。
周りの誰かが何らかのミスをした時にそれを目上の人に勝手に報告するのが、告げ口をしてくる人です。
告げ口というと姑息で卑屈なイメージがありますよね。
しかし100%そういった思考が理由で告げ口に至っているとは限りません。
この記事では、告げ口をしてくる人の心理と告げ口をする人への対応方法を解説します。
告げ口をする人に悩まされている方は、ご覧ください。
告げ口をする人がいなくなればむしろ、誰もが怯えることなく平和に暮らせます。告げ口は悪です。
目次
告げ口する人の心理
まずは告げ口する人の心理を解説します。
告げ口にはどんな理由があるのか、気になる方はご覧ください。
普通に卑屈なため、相手より優位に立つべく告げ口をする
本当に卑屈な性格で、相手よりも自分のほうが優位に立つために虎の威を借る狐状態になる人がいますね。
自分一人では何もできないのに告げ口という小狡い手段を用いて立場を上にしようと企むのが、本当にひねくれています。
子供でも嫌ですが、大人になってもこんな性格だと本当に困ってしまうものです。
おそらく起こっている問題はどうなろうが関係なく、ただ双方を自らの前に屈服させたいだけ。
これはなんとかしなければいけませんね。
心から環境を良くするため、善意で告げ口している
はっきり言って卑屈な性格よりも困ってしまうのが、善意で告げ口をするタイプの人です。
いわゆる委員長タイプですね。
自分が告げ口をすることで周囲の環境が改善されると本気で思っているために、告げ口をする。これには閉口です。
自分のことを悪だとわかったうえでやっているわけではないので、なかなか心を入れ替えさせることもできません。
善意タイプの告げ口魔には気をつけましょう。
告げ口しなければその場の問題は解決されない状況になっている
争いを止めるには、大きな力が必要になることもあります。
そんな状況だと判断したために、告げ口してしまうこともあるでしょう。
良いことではありませんが、もしも告げ口によって事態が収まるのであれば、時にはこの方法を使うことも必要になってくるものです。
面白半分でやっている
面白半分で周りを混乱させるために告げ口をしてくる人は、もう本当にダメですね。
まったく許すことはできません。
そのネジ曲がった心を何とかさせなくては、その人も周りも最終的に破滅を迎えてしまうでしょう。
告げ口する人への対応方法
ここからは、告げ口する人への対応方法を解説します。
告げ口が嫌だと思ったら、なんとかしてこの行為をやめさせなければいけません。
告げ口はやめろと言う
シンプルな方法としては、告げ口をしないように心を入れ替えさせる手段が挙げられます。
しかしこれは、なかなか実行するのが難しいですよね。
告げ口によって優位に立つ快感を知ってしまっている人には、告げ口をすぐにやめさせることはできないでしょう。
おそらく、される側の人があれこれ言ったところでどうにもなりません。
ただやめろと言っても聞かなかった場合は、次項から説明する方法を活用してみましょう。
告げ口を告げ口する
「あの人はいつも告げ口ばかりして場の空気を見出している」と、告げ口を聞く側の人に言いましょう。
告げ口されるようなことをするのがまず悪いと言われてしまうかもしれませんが、それはそれです。
しっかりした人物ならば、告げ口をする人に説教をするはず。
それにより告げ口のメリットが失われ、これからは告げ口をすることが無くなる可能性は高いのではないでしょうか。
告げ口を告げ口するのはミイラ取りがミイラになるみたいで嫌かもしれませんが、最終手段としてはアリでしょう。
困ったときはお試しください。きっと解決できますよ。
告げ口がいかに汚い手段であるかを説く
自分のやっていることがいかに卑劣であるかをひたすら説きましょう。
告げ口に怯えながら生きていくなんて、現代社会としては許されることではありませんよね。まるで平家です。
元々やらかしているのが自分の場合、一方的に告げ口に対して怒っているだけでは聞いてくれないかもしれませんが、「自分たちも悪かった、しかしこれからは気をつけるので告げ口をするのはやめろ」と説いてみましょう。
あるいは、告げ口の前に直接文句を言えという話をすることも大事ですね。
そこで止めなかったのならたしかに告げ口されても仕方ありませんが、止めたのに告げ口したらずるいのでアウトになります。
告げ口されるような行動をしない
結局のところいちばん大事なのは、告げ口されるような悪い行いをしないことです。
仕事をサボったり誰かと喧嘩したりしていたら、それは告げ口されても仕方ありません。
日頃から真面目に行動していて落ち度がなければ、告げ口をされることはなくなります。
日々気をつけて生活しましょう。