日本には田舎と都市があると思いがちですが、田舎にもランクがありますよね。
ただの田舎程度ならば生活に全然支障はないレベルですが、本当のど田舎だと都市部に住んでいる人からは考えられないような生活です。
ちょっとした田舎に住んでいる人だと「さすがにそれはないわ」と思ってしまうような、ど田舎の生活。
この記事では、ど田舎あるあるについて解説します。
目次
バスがせいぜい1日に1〜2本しか来ない、あるいはバスが通っていない、バスが時間より何時間も遅れる
本当の田舎だと、バスが全然来ません。
最寄りのバス停には朝と夜でそれぞれ1回くれば良い方で、場合によってはバス自体近所に寄りつかないこともあります。
そのため車を1人1台持っていることが普通ですね。
どこかに買い物に行くには、車が必須になります。
そしてバスが来る場合も、東京のように時間ぴったりか数分の遅れ程度でバスが来ることはありません。
時間より何時間も遅れてしまうことがあります。
雪が降ったりすると、まず時間通りにバスが来ることはないですね。
とりあえず待って、来たときに乗ることになります。
ゴミは自分で燃やす
ゴミは本来、集積所に出すものであると考えている方は多いでしょう。
しかし地方のど田舎だと、ゴミは自分で燃やすことも多いんです。
ドラム缶にゴミをつめて燃やしている光景はなかなか都市部では見られませんが、地方だと見られることがありますよ。
若者がほとんどいない、自分一人
田舎でも若者(ここでの若者は、少なくとも50代までを含みます)が多い地域はたくさんありますが、本当のど田舎になると若者なんて全然いません。
住んでいる、あるいはたまたま来ている自分だけが若者で浮いていることも多いですよ。
住んでいる場合、子供の頃から自分以外の子供が全然おらず、場合によっては子供自体自分一人ということもあるでしょう。
子供の頃は何人か自分以外の子供がいたとしても、みんな進学や就職、結婚などによって村から出て行ってしまうため、やがていなくなってしまいます。
本当の田舎はどこに行ってもお年寄りばかりでは、将来的に誰もいないゴーストタウンのようになってしまうのではないかと心配ですよね。
コンビニもチェーン店も全然ない、シャッター街になるほど店がない
田舎あるあるとして「イオンモールが栄えて商店街は軒並みシャッター街になった」というものが挙げられますが、本当に田舎だとそもそもイオンモールが自宅からかなり遠いですし、商店街もありません。
結果的に、地元の非常に小規模な店しかなかったり、魚屋などが車で巡回して食べ物を売りに来たりします。
コンビニもなければチェーン店もまったくなく、住んでいない人からすればどうやってここで暮らしているのか心配になるのがど田舎です。
真のど田舎では、シャッター街なんて生まれようがありません。
そして自宅から離れたイオンモールやイオンなどにようやくたどり着くと、なんと知り合いに出くわします。
それほどまでにみんな行くところがないわけですね。
家がやたら大きい
田舎の家はやたら大きいです。
都会だと4〜6畳の家に住むのにも膨大なお金がかかるものですが、田舎だと隣の家までの距離が遠く、とにかく家自体も大きい場合が多いですね。
自分の持っている敷地が非常に広いため、一見素晴らしいように思えるのですが、ど田舎だと周りに店があったりするわけでもないので、本当にただ大きいだけなのが難点です。
しかし都会で狭い家に住んでいる人々からすると、なんにせよ大きい家に住んでいるのはうらやましいと感じてしまうのではないでしょうか。
電車に乗る機会はまずない、車で街に出るまで長い
田舎も田舎だと、電車に乗る機会なんてありません。
都会だと電車があればどこにでも行けますが、田舎だと田舎の都市部にしか電車が通っていないからです。
まず駅に行くまでも下手すれば車で数時間かかってしまいます。
電車に乗るならば車で移動した方が速いし色々な場所に行けるので、電車に乗ること自体が一種のイベントとなります。
そして電車以前に、車で街にでるまでがとにかく長いのが真の田舎です。
1〜3時間くらいかけてようやく目当ての場所にたどり着きます。なかなか大変ですよ。
民放が全然見られない
田舎でも、民放がちゃんと見られるなら全然良いでしょう。
地方の中でも本当の田舎だと、民放をすべては見られません。
テレビ東京系列がないのは、もはや当然です。
実際これは全国で言うと見られない地域の方が多いですよね。
そのため、これについてはそれほど問題ないでしょう。
真の田舎は、これ以外にもいくつかのチャンネルが抜けています。
例えば福井県だと、民放はなんと2局しか用意されていません。
これ以外の地域でも、例えばフジテレビ系列がなかったり、TBS系列がなかったりなど、どこかのチャンネルが映りません。
テレビ好きな方からすると、地獄ですね。