大学に落ちてしまうと、かなりのダメージですよね。
そしてもしも全落ちなら、気分は最悪でしょう。
全ての大学に落ちてしまったら、もうこれから1年間は大学生活を送ることができません。
辛い気持ちはMAXですが、こんな時だからこそ前向きに考えたいものです。
この記事では、大学に全落ちするデメリットを理解した上で、メリットについて考えてみたいと思います。
もしも全落ちしてしまった方は今後の参考に、大学受験を控えている方は保険としてご覧ください。
目次
大学に全落ちするデメリットは?
大学に全落ちした時に生じるデメリットを、まずはチェックしてみましょう。
全落ちするとやはり、結構なリスクがありますね。
もしもまた受験するなら、1年間人生が遅れることになる
もしも大学をまた受験するなら、1年間人生が遅れてしまうことになりますね。
本来なら4年間大学に行って卒業でしたが、1年の浪人生活がプラスされ、社会に出るのは5年後となります。
人生の時間には限りがあるので、1年のタイムラグはなかなか大きいものです。
この1年の差のせいで、今後何か苦しむタイミングがあるかもしれません。
例えば大学にようやく入ったものの周りは年下ばかりで、うまく馴染めなかったらちょっと辛い思いをしますね。
さすがに全落ちは考えていなかった場合、どうしていいか悩む
滑り止めも含めて全落ちしてしまうとまでは思っていなかった場合は、自分の実力の無さに落ち込んでしまうでしょう。
現実を目の当たりにすると、辛いものです。
早めに立ち直ってこれからどうするべきか考えなければいけませんね。
1年間暮らしていくためにバイトなどをしなければいけないことも
これから1年間暮らして行くわけですが、何もせずに家にいるわけにもいかず、生活費はある程度自分で払わなければいけなくなるかもしれません。
結果バイトなどで時間を削られてしまい、思うように勉強できず結局また全落ちしてしまったら、最悪ですね。
家族などにがっかりされて辛い
全落ちして自分だけが辛いならまだ良いのですが、家族もみんなががっかりしてしまうとなるととても厳しいですよね。
家族も自分の周りの友人などに子供の現状について話せず、鬱屈としてしまうかもしれません。
全落ちはやはりリスクの高いものです。
できる限り避けたいですね。
大学に全落ちするメリット、あるいは前向きな考え方
さて、いつまでもふさぎこんでいても仕方がありません。
ここからは、大学に全落ちするメリットについて考えていきましょう。
前向きにこれから1年間の人生を構築していけば、きっと来年はなんとかなりますよ。
1年かけて、今後の人生を考えられる
全落ちするメリットは、やはり人生について考え直せることでしょう。
なんとなく入った方が良いのだろうと思っただけで大学に入学しても、無駄な4年間を過ごして終わってしまいます。
自分がなぜその大学に入りたいのか、あるいは本当に入りたかったのかを見つめ直すことで、もしかしたら結果自分に得があるかもしれませんよ。
落ちたことで、今までと違う一年を楽しめる
大学に落ちる経験は、誰もができるわけではありません。
特に全落ちとなると、ちょっと珍しいでしょう。
落ちたことで、浪人生や社会人としての人生を送ることになるわけですが、これで今までの学生生活とは異なる1年間を楽しめますね。
ここで積んだ人生経験が、将来何かの役に立つかもしれません。
落ちてしまったことに対して塞ぎ込みすぎず、これからどんなことが起こるかワクワクしてみるのも良いのではないでしょうか。
結果的により上の大学に行く準備ができたり、何か大学とは別の楽しみを見つけられたりする
全落ちした結果、来年大学に行きたいなら浪人するわけですが、浪人生はバイトなどによほど精を出さない限りは、勉強する時間が山ほどありますよね。
そのためより上の大学に行く準備をするのも可能です。
これは人によってはかなり嬉しいのではないでしょうか。
そして大学以外に、何か他の趣味などの楽しみを見つけられるかもしれませんよ。
空いた時間を有効活用し、人生を満喫しましょう。
全落ちしたということは、いずれの大学も自分にあっていなかった可能性がある
全落ちしてしまったということは、もし受かっていても何も楽しめなかった可能性があります。
そもそも、本当にこれらの大学に行きたかったでしょうか。
面接などもあったのであれば、あなたが行きたい気持ちさえ強ければ面接担当の先生にもある程度伝わるでしょう。
落ちたということは、伝わるほどの熱意がなかったのかもしれません。
全落ちしたならば、あえて来年受験し直すなら他の大学に行ってみても良いでしょう。
あるいは本当に今回受けた大学に行きたいなら、なぜそれらの大学に行きたいのか、もっとよく考えなければいけませんね。