カフェインが入っている飲み物といえば、何を想像しますか?
まずパッと浮かぶのは、コーヒーや眠気覚ましのドリンクなどですよね。
でも、緑茶に含まれるカフェインもけっこう多いのをご存知でしたか?
いろんな飲み物のカフェイン含有量を比較!
緑茶にフォーカスする前に、まずは普段口にすることの多いドリンクの100mlあたりのカフェイン量をご覧下さい。
- 玉露 180mg
- ドリップコーヒー 100mg
- BOSS 無糖ブラック 50mg
- リポビタンD 75mg
- インスタントコーヒー 65mg
- 生茶(緑茶):17mg
- ペプシコーラ 10mg
- リプトンリモーネ 10mg
- ジャスミン茶 13mg
- サントリー 烏龍茶 20mg
- ミネラル麦茶 0mg
- ルイボスティー 0mg
なんと、玉露がコーヒーを抜いて1位と言う結果が出ました。
そして緑茶にもカフェインが含まれています。
同じお茶でも、麦茶などはカフェイン0ですから、大きな差があることがわかります。
人気の緑茶でカフェイン含有量を比較!
緑茶には、玉露やコーヒーほどではないものの、決して無視できない量のカフェインが含まれていることがわかりました。
では、有名どころのペットボトル緑茶はどうなっているのでしょう。
100mlごとのカフェイン含有量を比較してみました。
- サントリー 伊右衛門:約10mg
- KIRIN 生茶:17mg
- 伊藤園 お~いお茶 緑茶 約13mg
若干、伊右衛門が少なめで生茶が高いですね。
妊婦さんや子どもは控えよう!
コーヒーには注意していたけど、緑茶はノーマークだったという妊婦さんはいませんか?
妊娠中はカフェインの摂取を控えるようにと言われますよね。
その理由は、妊娠中に落ちる代謝のせいでカフェインを体内で分解しきれず、赤ちゃんの体内に高濃度のカフェインを送り込んでしまうことによります。
また、カフェインの摂取量が1日150g未満の妊婦さんと300mg以上摂取する妊婦さんの流産リスクを比べた場合、後者は2倍というデータが出ています。
さらに、コーヒー1日8杯以上(カフェイン量800~1200mg)の摂取で死産のリスクを高めるとも言われています。
一方、子どもが過剰にカフェインを摂取した場合、不眠やイライラを引き起こします。
大人でも夜にコーヒーを飲むと眠れなくなる人がいるくらいですから、緑茶に限らず眠る前にカフェインの入ったものを飲ませたりしないようにしましょう。
カフェインゼロ緑茶を飲もう!
「じゃあ妊娠中は緑茶も満足に飲めないの!?」と思った方も大丈夫。
妊娠中でも子どもでも、カフェインを気にせず飲める緑茶があるんです。
まず、緑茶は「 カフェインゼロ生茶」です。
KIRINの公式発表によると、カフェインゼロはペットボトル緑茶史上初とのことです。
いいものが開発されましたね。
ここまでカフェインについてのリスクの話をメインにしてきましたが、子どもさんや妊婦さんでも1日に数杯であれば飲んでも大丈夫です。
むしろ、カフェインを気にしすぎてイライラがたまることのほうが体によくありません。
ぜひ、上手に取り入れてください。