遊園地などで売られている、細くて長くて、シナモンの香りが食欲をそそる不思議なお菓子。
ほら、あれ、ワッフルを細長くしたような、ドーナツ屋さんでも見かける揚げ菓子。
そのお菓子の名前はチュロスですか?チュリトスですか?
さて、チュロスとチュリトスどちらが正しい名称なのかあなたはご存知でしょうか。
外はカリっと中はふわふわ、おいしーい外国のお菓子。
今日は作り方もご案内、週末は是非作ってみてくださいね!
チュリトス?チュロス?どっちが正しいの
チュリトスとチュロス、発音の違いなのか国外と国内での呼び方に差異がでたのか、名前だけを見る限りそんな予想が立てられますね。
どちらが正しくて、どちらが間違っているのか、正解としてはどちらも同じお菓子を指す名称です。
国外で多く通じる名称は「チュロス」
ただしくは「チュロ」と言うお菓子に複数形の「S」が付いて、「チュロス」です。
スペインやポルトガル、モロッコ及びラテンアメリカ各国で多く食べられている揚げ菓子で朝食などの定番にだされます。
揚げたてのチュロにシナモンパウダーと粉砂糖をまぶして食べるのが一般的ですが、アーモンドパウダーやココアなど様々な味の種類を楽しむことが出来ます。
他国の文化を自分流にアレンジするのが得意な日本においては生地そのものから味の違うチュロを味わうことも出来、バライティにとんだお菓子として馴染み始めていますね。
あれ?じゃあ「チュロス」が正しいのでは?とお思いでしょうが、「チュリトス」でも間違いはありません。
「チュリトス」は ㈱ジールハウスが日本国内で輸入販売を始めたときに登録した商標です。
お菓子そのものの名称と、商品名の違いであって、決してチュリトスが別もの、間違ったもの、と言うわけではないんですね。
ポテトチップスは広く名称としてはポテトチップスですが、メーカーや味によってその名前が千差万別になります。
それらと一緒で2つ以上の「チュロ」で「チュロス」、その商標が「チュリトス」になります。
どれも正解ではありますが、広義で使いたいのであれば「チュロ」または「チュロス」が言語としては適切かもしれません。
美味しいチュロスのつくりかた!
チュロスはチュロス文化圏の国々では朝食にも出るほどポピュラーなお菓子です。
現在では朝から揚げ物なんて、と言うお母さんも多く殆どが冷凍食品として各家庭に普及しているようですが、少し前までは朝食に出せるほどの簡単調理、子供達大喜びの人気メニューだったわけですから、そう難しい手順のある料理でないことは察しがつくでしょう。
ではまず、材料から!
- 薄力粉……120g
- 塩……小さじ1/3
- バター……20g
- 水……200ml
- 揚げ油……適量
- グラニュー糖……大さじ1
グラニュー糖がなければ砂糖でも!ご家庭にあるもので簡単に作れます。
薄力粉はふるいにかけておき、鍋に水と塩バターを入れて沸騰させます。
沸騰させたら鍋を火からおろして小麦粉を一気に入れて手早く混ぜます。
お餅のような柔らかさと人肌程度の温度になったら星型の金口の絞り袋に入れて、お好みの長さで搾り出しましょう。
ここでポイントなのは必ず星型の絞り口を使うことです。
丸型だと生地が破裂して危険ですよ!
あとは170度の脂で狐色になるまで揚げて、熱いうちにグラニュー糖をまぶせば出来上がり!
作業時間はおよそ20分とないくらいでしょうか、簡単ですよね。
油はちょっと…カロリーが…と気になる方は同じ温度170度のオーブンで20分ほど焼けば同じように仕上がりますよ!
お使いのオーブンによって焼き上がりはご家庭で異なってきますが、美味しさに変わりはありません。
是非週末ご家庭でつくってみましょう!