風邪をひいてしまった。でも病院に行く暇もない。そもそも行くほどでもない。
そんな時に、利用する人も多いのが市販の風邪薬ですよね。
中でも、パブロンは市販薬の中でもかなり長く販売されていて、よく使いますよね。
でも、いざ使うとなると
「このパブロン、本当に効くの?」
「そもそも、どういう症状に効くもの?」
わからないことも多いですよね。
ということで、今回はそんなパブロンの効果や使用方法について解説していきます。
目次
パブロンはどういう薬?どんな効果があるの?
パブロンは、総合感冒薬です。
総合感冒薬とは、咳や痰、鼻水など一般的な風邪症状に効果的な薬のこと。
つまりパブロンは、「風邪薬」ということになります。
様々な症状に特化した市販の風邪薬がありますが、パブロンは主に咳や鼻詰まり、痰などに効果を期待できる成分が多いです。
パブロンの種類はどんなものがある?
パブロンにも様々な種類がありますので、症状により使い分けましょう。
- パブロンゴールドA
最も、安価で購入できるもの。
咳、喉、痰、鼻水、熱に効く成分がそれぞれ配合されています。
なんとなく具合が悪い、風邪かもしれない、と言う時にはこの薬を使用すると良いでしょう。
引き始めに効果が表れやすいとされています。
- パブロンS
痰の切れを良くする薬が入っていますので、特に痰の絡みが酷い時に使用すると良いでしょう。
- パブロンSゴールド
痰の切れと咳止めの症状を和らげる薬が強化されて配合されていますので、咳や痰が特に気になる人に良いでしょう。
- パブロンエース
パブロンゴールドAには熱さましに「アセトアミノフェン」が配合されていますが、これは「イブプロフェン」に変更されています。
熱さまし、痛みどめなどの効果がありますが、イブプロフェンにはさらに喉の炎症を抑える効果があります。
- パブロンエースAX
咳止め、痰切りの薬が「ノスカピン」「ブロムヘキシン」から「アンブロキソール」に変更になっています。
これは、病院でもよく処方される薬です。
しかし、パブロンエースと比べて、効果が飛躍的に伸びる、ということはあまりないようです。
効かない人もいる?依存性がある?
ほとんどの薬がそうであるように、あまりに常用すると効きにくく感じることがあります。
また、あまりに酷くなってからだと、そこまで劇的に体調が良くなるわけではないので、効かないと感じることもあるでしょう。
効かないからといって量を増やす方がいますが、大変危険ですので止めましょう。
薬は使用法を間違えると毒になります。
効果が表れない時は、もしかしたら別の病気にかかっている場合もありますので、注意が必要です。
効能が出にくい症状な場合も…?
パブロンの成分を見てみると、熱、咳、痰、鼻水を抑える成分が主なことがあります。
つまり、これ以外の症状が強い場合は、他の薬の方が良く効く場合もあるのです。
逆に、依存症になってしまったという話も聞きます。
これは、パブロンの成分に気分を高揚させるものが含まれているから、という説があります。
しかし、依存症になる多くの場合、用量を超えた大量の摂取を一度以上やってしまっている、ということが多いようです。
用法、容量を守り、正しく使用することで防ぐことができると思います。
自分に合ったものを使用し、症状が改善されなければ病院へ
いかがでしたか?
パブロンの使用法についてはわかっていただけたでしょうか?
それぞれの症状に合わせ、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
しかし、市販薬は自分で判断して処方するものです。
症状が一向に改善されない場合は、薬が悪いのでは無く、そもそも風邪ではない可能性もあります。
医師でないと判断できませんので、いつまでも治らない場合は病院へ必ず行くようにしましょう。