インターネット社会の現在において、ネットショッピングなどでクレジットカードの番号を入力して支払いを行うということはよくありますよね。
何気なく入力している方がほとんどでしょう。しかし、これは本当に安全なのか。ちょっと気になりますね。
もしかしたら、教えた番号を悪用されてしまう可能性もあります。
そこで、この記事ではクレジットカードの番号を教えるリスクについて考えてみたいと思います。
目次
クレジットカードの番号で口座から引き落としが行える
クレジットカードの番号があれば、基本的にその番号を利用してお金の引き落としを行うことができてしまいます。
そのため、銀行口座の番号のようなものと違って注意して扱わなければいけない番号です。
友達などにも絶対に自分のクレジットカードの番号を教えてはいけません。
番号の他にカード会社や有効期限、所有者の名前、裏に記載されているセキュリティコードといった情報も必要となる場合があります。
多くのサイトでは、少なくとも所有者の名前と有効期限を同時に入力することとなるでしょう。
ネットショッピングなどでクレジットカードの番号を入力する場合は、相手が悪質な業者だった場合はもしかしたら番号を悪用されてしまうかもしれません。
例えば番号を使用して高額を引き落としたり、あるいは買い物に勝手にそのカード番号を使ったりというような悪用が考えられます。
良質なサイトの場合は、入力したカード番号等の情報を暗号化して送信するシステムとなっています。そのため、相手にカード番号を知られることはありません。この場合は悪用のリスクもなくなります。
信用できない相手には絶対にカード番号を教えてはいけない
心がけなければいけないことは、信用できない相手には絶対にクレジットカードの番号を教えてはいけないということです。
例えばAmazonのような大手のサイトの場合は基本的にカードでショッピングを行っても問題はありません。しかし、個人や海外の聞いたことがない業者が運営しているとみられるサイトの場合は注意が必要です。
一見まともそうに見えても、記載されている情報を詳しく調べてみたら嘘だったということがあります。
カード番号を入力してもまったく商品が発送されず、気づいたらお金だけが引き落とされていたということがあるかもしれません。
Yahoo!ショッピングや楽天市場など、ある程度名のしれたサイト内のストアからの購入であれば補償も効くかもしれません。
しかし、そういったバックボーンがなく、クレジットカードの暗号化も行われていないと思われるネットショッピングサイトの場合は購入はやめたほうが良いかもしれません。
サイトへの入力でなく、電話で通販をした時にクレジットカードの番号を聞かれたという事態や、メールに書いて欲しいと言われた場合についても説明します。
電話の場合、このようなことはたまにあります。相手が信用出来ない場合は、別の方法で決済を行うことをオススメします。
メールでカード番号を教えるという状況は、海外のホテルの予約という場面で主に起こります。
こちらもちょっと心配という場合は、別の方法がないかどうか探ってみることをオススメします。ファックスで送れる場合は、そのほうが安全という説があります。
カード番号流出というリスク
安全そうなサイトであっても、何らかのミスやハッカーの攻撃などによってカード番号がそこから流出してしまうという可能性があります。
ニュースなどで、度々個人情報が流出してしまったという報道が行われていますよね。
そのため、100%安心というサイトはありません。気をつけていても流出してしまう時は流出してしまうということです。
カード番号をうっかり教えてしまっても、すぐに番号を変更できる
クレジットカード番号が流出してしまった場合にするべきことは、そのカード会社に連絡して番号を変更してもらうことです。
もしも流出したことが知られている場合などは、すんなりと変更を行ってもらえます。
怪しい業者に教えてしまったという場合も同様で、連絡すれば番号を変更した新しいカードを送ってもらうことができます。
事情がない場合は難しいですが、説明できる理由があればカード番号はすぐに変更できるので安心です。
注意することは、毎月の支払いにカードを利用している物がある場合はそれらの支払い方法を変更する必要があるということです。
番号がそのままだと、引き落としが行えずトラブルが起こってしまうことがあります。
また、カード会社が引き落としを不審に思った場合はそのカードの持ち主に連絡を行うことがあります。もし知らない内に不正利用が行われていたとしても、カード会社側で気づいてもらえるかもしれないということです。
例えば、普段日本での買い物しか行われていないのに突然遠くの国でその番号が使われたら怪しいということで連絡が行くかもしれません。
しかし基本的にはそれに甘えずに、自分でしっかりとクレジットカードの管理は行っていく必要があります。