車の免許を取っても、自宅に車がなかったら乗ることができませんよね。そこで手っ取り早く車に乗る方法は、レンタカーを借りることです。
しかし、レンタカーは免許を取ったばかりの初心者でも借りることができるのでしょうか。初心者マークを貼って良いのかもわかりません。
また、そもそも車の借り方がよくわからないという方も多いでしょう。この記事では、レンタカーに関する様々な疑問点について解説していきたいと思います。
多くのレンタカーは運転初心者でも借りられる
まず始めに、そもそもレンタカーを借りることができるのかということについて解説していきたいと思います。
レンタカーは、運転免許を取ってから間もない状態であっても借りることができます。
ただし、一部のお店では条件つきとなる場合もありますのでご注意ください。例えば3年以上運転経験がある人が同乗することが必要、未成年は不可といったものがあります。借りる前に確認しておきましょう。
さて、なぜ運転初心者でもレンタカーを借りられるかというと、保険があるからです。
何かあったときのための保険は自動加入となりますが、基本的に免責補償は任意加入です。例えばトヨタレンタリースの場合は、1080円で24時間は免責補償が適用されます。
そこまで高い金額でもありませんので、何かあったときのために初心者の方は加入して置いたほうが良いでしょう。
トヨタレンタリースの場合の補償は対物補償5万円、車両補償5万円となっています。
初心者マークについては、免許を取ったばかりであればつけるのは義務ですので、レンタカーにも初心者マークを貼る必要があります。返すときに剥がしましょう。
レンタカーの値段
レンタカーの値段は、お店によってかなりばらつきがあります。また、借りる車種によっても大きく変動しますので、必ず確認しておきましょう。
例えばトヨタレンタリースでヴィッツをレンタルした場合は、12時間までは5400円となっています。
高い車の場合は、例えばRV2クラスの場合12時間で21600円です。安さを重視するか乗る車種を重視するかによって大きく値段は変わってきます。
ちなみに、レンタカーではバスやトラックも借りることができます。もしも利用する必要がある場合は、こちらもおすすめです。
ガソリンスタンドに併設されていることが多い格安レンタカーのニコニコレンタカーは、12時間で2400円から、24時間でも3600円からという料金設定になっています。
ただし、こういった格安レンタカーの安さにはそれなりの理由があります。例えばオプション料金が高かったり、走行距離がかなり長いなどの古い車だったりといったものです。
悪い店の場合は元々傷がついている車の傷を利用中についたものとして修理代を請求してくる場合もあるようですので、事前に証拠を残しておく等の対策をしておく必要もあるでしょう。
このように安いなりの理由はありますが、お金のない学生の方などは格安のレンタカーで運転の練習をしてみても良いかもしれませんね。
数日間利用するなど、じっくりとレンタカーに乗る場合は普通のレンタカーを借りた方が補償などもよりしっかりしていますので、おすすめです。
レンタカーは予約が必要
大手のレンタカーは、基本的に予約が必要になります。電話や店頭、インターネットなどで予約をして、当日に運転免許とクレジットカードを用意すればあとは乗るだけとなります。
もちろんクレジットカードでなく現金で支払うことができる場合もありますが、車種が限られるなど制限がありますので注意しましょう。高い車の場合は、クレジットカード限定の場合が多いようです。
出発時には契約書を書くこととなります。また、実際に乗る車の元からある傷などもこのタイミングで確認することとなります。しっかりチェックしておかなければ、元からある傷が新しくついたものと誤認されてしまうかもしれませんので気をつけましょう。
カーシェアリングは全てが自動・手動
15分206円など、分単位での利用ができるカーシェアリング。主に全国の駐車場で実施されているこのサービスは、レンタカーよりもさらに気軽に車を借りることができます。
例えばタイムズのカーシェアリングは12時間で6690円と、やや料金的には割高に見えます。
しかし、カーシェアリングは給油が無料(料金に含まれている)ですし、給油した時間分は乗っている時間が無料(料金割引)となります。
そして面倒な手続きがなく、全てネットで済ませることができるのも魅力です。
自分で地図から近くの車のレンタルを申し込んで、そこに取りに行き、帰りはそこに戻って駐車するというだけですので、人と会話したりする必要が一切ありません。
レンタカーは面倒という方は、こちらも検討してみてはいかがでしょうか。