課題などで小説を読む必要があるものの、どうも話に入り込めない。
そんなことがありませんか?
図書室で一日中本を読んでいるような人もいますが、全く自分には理解できない。
なぜそんなに小説を面白く読めるのか疑問。
そんな方のために、この記事では小説が面白く読めない理由と、これからどうすれば小説を楽しく読めるのか、その方法について解説します。
本についてお悩みの方は、ご覧ください。
目次
小説を面白く読めない原因
様々な理由から、主人公に感情移入できない
小説を読み終えるのには何時間かかかりますので、読み終えるためには主人公などの登場人物に感情移入できることが重要となります。
もしも面白く小説を読めないなら、主人公に感情移入できていないことが原因なのではないでしょうか。
感情移入できない原因自体も色々あります。
例えば、あまりにも自分と考え方が違いすぎたり、立場が違いすぎたりすると、頭のなかにイメージが浮かんでこないことがありますよね。
例えばあなたは非常に陽気な学生である一方、小説の主人公は金融業界にいて自殺を考えている窓際のサラリーマンだとします。
立場が違いすぎるため、何を考えているのかがよくわからないために感情移入ができない場合がありますよね。
もちろん境遇が全然違っていても、行動や考え方の中に共通点を見いだせることはたくさんあります。
しかし、小説が苦手な方は自分と登場人物の結びつけ方が苦手なのではないでしょうか。
最後のページまで読むことだけを考えていて、過程を楽しめていない
小説は長いものです。
もしも課題など、自分の意志とは無関係なところから読み始めた場合は、最後まで読み終えることにばかり意識を取られてしまい、過程を全然楽しめない事があるでしょう。
もちろんどんなきっかけでも、自分にとって面白い本は楽しめるものです。
楽しく読めないということは面白さをわかっておらず、そもそも理解できる流れに自分を入り込ませられていないのではないでしょうか。
言葉の意味をよくわかっていないことが多い
難しい言葉がたくさん登場する小説もありますよね。
そんな小説を読んでいる時、分からない言葉が多すぎると頭のなかに全然情報が入ってこないため、楽しめないことがあるものです。
ページの多さだけでもううんざりしてしまうから
何巻にもわたる大作を最後まで読もうとすると、1巻読み終えるだけでもかなり疲れてしまいますよね。
ここまでではなくても、文庫本一冊のページ数だけで100ページ以上はあります。
読み終えるのにそれなりの時間がかかりますので、うんざりしてしまう方はいるものですよ。
苦手な人がこれから小説を楽しむ方法!
ここからは、小説が苦手な人が小説を楽しむ方法について解説します。
苦手でも、小説を楽しむことはできるようになります。
まずは読もうという気持ちを持つことが大事になりますね。
あとは、自分に合っている本を読んだり、特訓していったりすれば大丈夫。
それでは、具体的な方法をチェックしていきましょう。
自分が共感できる題材の小説を読んでみる
小説を楽しく読む一番の方法は、自分が共感できる物語を読んでみることです。
例えば自分が毎日退屈で仕方ない学生なら、とりあえず平凡な学生が大事件に巻き込まれるタイプの小説を読んでみてはどうでしょうか。
上司に頭を下げて毎日辛い仕事をこなしているタイプの会社員なら、万年ヒラのサラリーマンが一念発起して新生活を始めるような物語を読んでみましょう。
自分に近い立場の人が頑張る物語を読めば、日常における投資も湧いてきますし、物語に自然に入り込むことができますよ。
わからないことは調べながら読むのも手
あまり勉強が得意でなかったり知識がなかったりして、いつも頭に話が入ってこない。
そんな人は、わからないことについて調べながら慌てずにゆっくりと読んでみてはどうでしょうか。
そもそも、もっとかんたんな内容の小説から読み始めるのも良いですよ。
大人でも児童向けの小説やライトノベル、ケータイ小説などから小説に入ってしまって問題ありません。
短編・中編から徐々に長いものに挑戦していく
長い物語を追っていくのが苦手な方は、短いものを読んで徐々に長い本に挑戦してみてはどうでしょうか。
世の中にある小説は長編ばかりではありません。
短編や中編だって、たくさんあります。
そして短いからと言ってつまらなかったり、内容が薄かったりするわけではありません。
十分読み終えたことで達成感は味わえます。
短いものを楽しめているのであれば、頑張ればやがて長編の小説でもしっかりと読めるようになりますよ。
先に映画を見てから原作を体験する
映画やドラマになっている本を読んでみたいけど小説は苦手なら、いっそ先に映像作品を見てから小説を読んでみてはどうでしょうか。
話をある程度知っているので読み進められますし、違いについても発見できて楽しいですよ。