ノリツッコミという言葉を聞いたことがありますか?これはお笑いのツッコミの手法です。
この記事では、ノリツッコミの具体的なやり方や、ノリツッコミができる芸能人の解説、そして素人にノリツッコミは真似できるのかも解説していきます。
始めに言っておくと、ノリツッコミはかなり難易度が高いギャグです。
真似をするのは大変なので、安易に真似せず本気で取り組んでいくことが重要ですね。
それでは、ノリツッコミについて知りたい方はご覧ください。
目次 [非表示]
ノリツッコミは一旦乗っかったうえで突っ込みを入れる手法
お笑い番組などを見ていると、誰かがあからさまにボケたことに対してもう一人の人がなぜか突っ込まずにしばらく乗っかって話を続けてその途中でいきなり「っておい!!」と突っ込む場面を見かけますよね。
あれこそが、ノリツッコミの正体です。
あえて一旦相手のボケに乗っかった上でどんどん話を進めていき、頃合いを見てツッコミに戻る。これがノリツッコミですね。
ノリツッコミを面白くするポイントは、なんと言っても一旦乗っかった時の話の進め方とツッコミに戻るタイミングの見極めでしょう。
ノリツッコミのツッコミに戻るタイミングは必ずしも一定ではありません。
あえて延々何十秒も乗っかって一人で延々喋り続けるのが面白い場合もありますし、サラッと数秒でツッコミに戻るのがきれいな場合もあります。
どちらを選ぶかは行う人次第ですが、長いノリツッコミはよほど上手い人でなければ途中で聞いている人たちも飽きてきてしまうおそれがあるので、基本的にはサラッと乗っかって即突っ込んだほうが面白くなりますね。
ボケ側としばらく乗っかった上で会話をしてからつっこむパターンと、ツッコミ側がボケについて延々乗っかった話をしてからつっこむパターンという違いもあります。
どちらも結構難しいですよ。
ノリツッコミをする芸人の一例
とにかくノリツッコミをすることで有名なのは、ハライチです。
テレビでもよく見かける芸人コンビですよね。
ワタナベエンターテインメント所属のハライチは、ノリボケ漫才という手法を用いています。
これはボケた岩井氏にあえてツッコミの澤部氏がそのままついていき最終的にどんどん言葉が展開していって関係なくなるというネタです。
他には、現在は解散していますが、パルパティーンという芸人コンビもノリツッコミを多用していて人気がありました。
トーク番組でノリツッコミを駆使する人といえば、明石家さんま氏が挙げられます。
彼は自分がするだけでなく共演者にノリツッコミをさせるよううまく会話を引き出していくなどの技術が非常に優れているため、テレビを見ていると笑いながら同時に感心することもありますよね。
ノリツッコミはかなり難易度が高く、真似するのは難しい
お笑いにも色々ありますが、ノリツッコミはかなり難易度が高い芸の技術です。
まず相手がボケなければ成立しませんし、ツッコミ方にもコツがいります。
相手を一旦乗せて話を進めていってからツッコミをするパターンや自分一人で延々喋ってから勝手に「っておい!」とツッコミに戻るパターンがありますが、どちらもかなり大変です。
芸人は一見簡単そうにノリツッコミを行っていますが、片方が勝手にノリツッコミをするのは難しいので、阿吽の呼吸でボケとツッコミが対応していかなければいけません。
例えばノリツッコミのボケ側は、ノリツッコミされる時にどうするべきでしょうか。
具体的に正解があるわけではありませんが、こんなところも難しいですよね。
ノリツッコミする側はどこでノリツッコミを終わらせるべきでしょうか。
観客の傾向や自分たちの技量などを見ながら対応していかなければ、ダラダラとノリ部分が長くなって退屈になってしまったり、反対にノリからツッコミへの移行が早すぎて忙しない印象になってしまったりします。
ノリツッコミをなんらかの場で披露するときは、
- くどくなりすぎないようにする
- ノリツッコミの「ノリ」部分やそもそものボケがちゃんと面白くなければいけない
こんなことに注意が必要ですね。
ノリツッコミは芸人がやるからこそ輝く手法であり、素人がやるとかなりサムい
ノリツッコミについて解説してきましたが、結局のところ素人がやるノリツッコミは厳しいです。
とくに、完全にお笑いを披露する場ならまだ良いのですが、日常会話でノリツッコミをするのはやめたほうが良いでしょう。
自分は楽しいかもしれませんが、聞いている側からすると「この人はなんで日常会話中でウケを取ろうとするんだろう」「そもそも面白くない」など複雑な感情を脳裏に浮かべつつ穏便に対応しなければならず、気を遣わせてしまう可能性が高いですよ。
ノリツッコミは芸人がテレビ番組や舞台で行うからこそ面白いもの。素人がやるとサムいだけです。
忘年会などで漫才をする場合はよほど頑張らなければノリツッコミをしてもウケませんし、日常会話でもやめておいたほうが良いでしょう。