人を呪わば穴2つと言いますし、出来る限りは人を憎んだり恨んだりしたくないものです。
しかしそうはいっても、誰かが憎いと考えてしまうことはありますよね。
なぜそんなに暗い考えを持ってしまうのかその原因と、今後恨みなどの気持ちをなくしていくためにはどうしていけばいいのかを、この記事では解説していきます。
最近だれかを恨んでしまった方は、ご覧ください。
きっとこの問題を解決することができますよ。
目次
人を恨んでしまう心理とは?
まずは人を恨んだり憎んだりしてしまう心理を解説します。
原因について知りたい方は、ご覧ください。
原因を知ることで、解決方法も見えてきます。まずは原因を探っていきましょう。
人に嫌なことをされると腹が立つ
まっとうな人を憎む心理としては、相手に嫌なことをされた場合が挙げられますね。
不利益を被ったら、恨んだり憎んだりしても仕方がありません。
人に嫌なことをされていないのに憎むのは筋違いですが、されたのなら憎んでもいいでしょう。
それで怒るなと言われてしまったら、やったもん勝ちでずるいですよね。
自分に足りないものを相手が持っていると不公平感に苛まれ、恨んでしまう
逆恨みの典型的な例としては、自分が手に入れられないものを相手が持っていて誇らしげである場合が挙げられます。
物でもいいですし、人脈や地位のような見えないものでも同じです。
自分が持っていないものを誰かが持っていると、腹が立って逆恨みしてしまうことがありますよね。
よくないことなのですが、思ってしまうものは仕方がありません。
しかしその負の感情を相手にぶつけないように、気をつけなければいけませんよね。
他人の行動を決めたがってしまい、そのとおりに動かないと腹が立つ
リーダーシップを発揮したがるタイプの人は、周りの人が自分の言ったとおりに動かないと腹を立ててしまうものです。
このような考え方は、あまりよくありませんね。
自分に誰もかまってくれなくて寂しいため、誰かを恨んでしまう
自分は周りに仲間もおらず生活が充実していないのに、誰かがみんなで和気あいあいとしていたらつい腹を立ててしまうものです。
誰かにかまってほしいという嫉妬心が、恨みになってしまうわけですね。
人を恨んだり憎んだりしないためにはどうすればいい?
ここからは、人を恨んだり憎んだりしないためにはどうすればいいかを解説します。
人を恨んではいけないものですよね。
人を恨まない方法を知りたい方は、ご覧ください。
自分にも他の人にも、良い面も悪い面もあると理解すれば、多少のことは許せるようになる
人間誰にでも良いところがありますし、反対に悪い面もあります。
相手の立派さに対して自分はなぜここまでダメなのか…という劣等感が人を恨む心につながっている場合は、みんな良い面も悪い面もあることを理解しましょう。
一見立派な人に見えても、必ずどこかにその人の欠点があります。
自分自身も、本当は悪い面だけでなく良い面をも持ち合わせているのです。
自分と他人には差があると感じている方は、本当は差なんてないと理解できれば、誰かを逆恨みすることはなくなるでしょう。
誰かが自分の持っていないものを持っているとしても、反対に自分自身、その相手がほしいと思っているものを既に持っている可能性はありますよ。
相手の良いところをしっかりと把握する
相手の良いところを把握することは大事です。
金持ちであることを鼻にかけているように見えたり、自分に嫌がらせばかりしてくる人にもどこかに良い点があると信じましょう。
良いところを見つけられたら、今後また嫌な目に遭わされたとしても若干怒りのボルテージの上がり方がゆるくなるのではないでしょうか。
人がどうだろうが関係ないという姿勢を持つ
逆恨みをしてしまう場合は、他人のことを気にしないようにしましょう。
人がどうだろうが所詮他人の話。自分が満足していればそれでいいのです。
人生は自分のもの。自分が満足できれば良い話ですので、逆恨みをする必要はありません。
また、どうしても相手が持っているものがほしいのであれば恨んでいる場合ではありませんよ。
それを手に入れるために、これから頑張っていくことが大事です。
嫌な目に遭わされたら、相手がなぜそんな行動に至ったのか考えてみる
嫌な目に合わされて不快な思いをした場合、一度何故相手がそんな行動を取るのか考えてみてはどうでしょうか。
止むに止まれぬ事情があったとしたら、腹が立っていたとしても許せるかもしれません。
そして事情なんてなかったら抗議しに行きましょう。やられっぱなしでは、腹の虫が収まりませんよね。
本音をぶつけ合うことでわだかまりをなくせるかもしれませんし、真剣に対策をすることが大事です。