日本人には無神論の人が多いですが、世界で見るとなんらかの宗教を信仰している人がたくさんいますよね。
宗教に関するテロや戦争なども、昔から現代までたくさん起こっています。
この記事では、神様はいると思っている人といないと考える人の意見をそれぞれ紹介します。
結局のところ信じるも信じないも人それぞれで正解はありませんが、今後の人生の参考にしてみてくださいね。
目次
神様がいる派の意見
まずは神様がいる派の意見から解説します。
何を根拠に神様がいると考えているのか、チェックしていきましょう。
良いことと悪いことはわりとまんべんなく起こる
日常生活を振り返ってみてください。
良いことと悪いことは、けっこうまんべんなく起こるものですよね。
良いことが起こればその後に悪いことが起こるなどして、バランスが保たれています。
これこそが、神がいる証明なのです。
悪いことばかり起こると感じている人もいるでしょう。
それは日頃の生活の楽しさ・幸福さを理解できていないだけです。
良いことと悪いことが同数で発生するということは、神様が調節しているためでしょう。
時には大きなトラブルが起こりますが、それは与えられた試練です。
反対にとても素晴らしいことが起こったら、それは人生におけるボーナスですね。
いないと考えるよりはいると思った方が救いがあって良い
神がいないとすると、こんなに辛い人生を真面目に頑張るメリットがありません。
犯罪などもお構いなしに、好き勝手に暮らしたほうがどう考えても得でしょう。
この現実で真面目に生きるなら、神がいると思った方が良いですよね。
死後に救いがあるなら、生きているいます悔いがなくても一生懸命生きていこうと思えます。
大昔から各宗教がある
これだけ長い期間、仏教やキリスト教などが信じられてきたのであれば、途中で形が変わったりしているのを抜きにしても、やはり真実なのではないでしょうか。
あまりにも現実離れしている逸話がたくさんありますが、実際に生で見た人が今いない関係上、それに対して判定することは難しいものです。
昔から宗教があるなら、神もやはりいたのではないでしょうか。
今はまだその時ではないから姿を現していないだけ
神は大体世界の終わりや死後に姿を自分の前に現わしてきます。
つまり現実世界で神様を見かけないのは、まだそのタイミングではないからに他なりません。
いるけれどいることを伝えられないだけです。
神様はいない派の意見
続いて、神様はいない派の意見を紹介します。
なぜいないという考えに至ったのか、チェックしてみましょう。
自分がこれだけ不幸なのに神がいるなら不公平すぎる
人生は不幸の連続です。
そもそも生まれてきたこと自体、最終的に死ぬのを考えれば不幸に他なりませんよね。
その後も成長してやがて老化していく苦しみがあったり、嫌な人とも関わっていかなければいけない苦しみがあったりと、人生は辛いことだらけです。
しかし何一つ不自由なく暮らしてこれた人も、世の中にはいますよね。
神がいるなら、誰もが幸せになれるようにするべきでしょう。
それなのにこんなに格差があるのは、神なんていない証拠ではないでしょうか。
宗教関連の諸々の話は事実とけっこう食い違っている
例えば人間は猿から進化したと言う話が一般的ですが、キリスト教ではアダムとイヴを神が作りますよね。
このように現代において科学で証明された事実とされていることと、それぞれの宗教の内容はけっこう食い違ってしまっています。
信じられてきたことが本当ではないと証明されていくにしたがって、神なんていないという裏付けがなされてしまってきています。
神が一つじゃない時点でだいぶ怪しい
そもそも宗教はたくさんあります。
例外もありますが神は一人であるべきなのに、これだけ世界中に膨大なバリエーションの神がいるとなると、どれも本当の話とは思えませんよね。
神は所詮、人間達が死後に救いを求めるために創造した想像の神でしかないのです。
神を信じたところで、死んだ後に救いがあるとは限りません。
神を実際に見ていないのだから、いると断言することは無理
神がいないとする人は、いないことに対する確証もない場合が多いです。
それならなぜいない派になってしまうのかというと、いることを証明するものがないからです。
神が目の前に姿を現わせば、神を信じない人なんて誰もいなくなりますよね。
しかし現時点では神が全世界の人の前に現れた事なんてありません。
宗教によっては大昔に現れたパターンもよくありますが、昔の話であり書物でしかデータが残っていませんよね。
とはいえ残っていたのがビデオだったとしても、誰もが信じられるわけではないでしょう。
超常的な力を使っていたとして、それはトリックかもしれません。
神が現実に現れてくれさえすれば良いのですが、現れない限りは神いない派にならざるを得ませんね。