ボロい商売という言葉がありますよね。
ボロいというとあまり儲かっていないダメなものに感じられますが、どうやら実際の使われ方としては真逆のようですよね。
今回はボロい商売の意味がわからない人のために、実例を挙げて解説していきたいと思います。
ボロい商売についてどんな使い方か知りたい方は、ご覧ください。
目次
ボロい商売とは、要するに楽して儲かる商売
ボロい商売とは、本来は汗水垂らして一生懸命働かないと手に入らないような儲けを、ほとんど手間をかけずに出せる楽な商売のことを言います。
ボロいとは、「ボロボロ」の「ボロい」ではなく、「ボロ儲け」のボロいです。
ボロい商売の例!
ボロい商売の例をいくつか挙げたいと思います。
ただし一つ注意していただきたいのは、あくまでもこれらは例であり、世間でボロい商売として「扱われている」ものを取り上げているだけです。
実際にここに書かれている商売が楽で儲かるとは限らないので、その点については理解した上で、ボロい商売の使い方として参考にしてみてください。
ブログのアフィリエイトで広告収入ガッポリ
ブログを作って自分の書きたいことを書き、記事ごとに広告を載せます。
するとアフィリエイトによって広告収入が入ってくるわけです。
広告をクリックすればそれだけで報酬が発生するものもありますし、広告から会員登録や商品の購入が行われることで広告収入につながるものもあります。
記事を書くという手間が手間として自分の負担にならないのなら、こんなにボロい商売もないでしょう。
ただし広告収入を得られるようにサイトの規模を大きくするのは大変な長い道のりです。
競争率も高いですし、本人たちが言うほどボロくはないのが事実ですね。
ユーチューバーになって食べ物を食べているだけで利益がたくさん
ユーチューバーもボロい商売として名前が挙がる仕事ですね。
毎日、あるいは気が向いたら動画を投稿して、動画内の広告や記事の説明欄に貼り付けたリンクを通して収益を得られるのがユーチューバーです。
ユーチューバーのボロい商売なところは、何と言っても「好きなことで生きていく」ところですね。
ただ食べ物を食べているだけの動画で、再生数を莫大に稼いで何十万、何百万円と利益を得ているユーチューバーがたくさんいます。
しかし注意したいのは、そんな内容の動画でも儲けられるのはそれ以外の何かに魅力があるからです。
本人のキャラクター性だったり、何か他のコンテンツに魅力的なものがあったりしなければ、あんなに再生数は伸びません。
まとめサイト運営で人々を煽動しつつ大儲け
まとめサイトも、ボロい商売ですね。
話題について過剰な、あるいは内容を曲解した見出しをつけてネットユーザーの目を引き、広告収入を得るのがまとめサイトです。
Disった記事ばかり伸びる都合上、これにより他の人に迷惑がかかることが多いので、非常によろしくないのがまとめサイトです。
またまとめサイトの場合は、自分で選んでいるため個人的意見が強く入っているものの、形式上は他人の意見をまとめているだけであり、責任逃れをしているのもいただけません。
しかし上手くやれば、かなり儲けられるのがまとめサイトです。
せどりや店頭セールで安く仕入れてネットで転売
「副業」などと言ってよく挙げられるのが、せどりやセール品を購入して転売する方法です。
ブックオフに行くと、明らかに本に興味なさそうな人がスマホを操作しながら本を買い物カゴに入れて買っていますよね。
ハードオフのジャンク品コーナーにも似たような人がいます。
あの人たちは、ネットで転売して儲けるために本をチェックしているんです。
しかし実際のところ、在庫が部屋に貯まっていってけっこう邪魔だったり、ネットでの価格は高くなっているものの需要はないため売れないものも多かったりします。
家電量販店のセール品も、たまに高く売れるものもありますが、基本的には型落ち品で、今更売れないようなものばかりです。
せどりや転売ビジネスは、素人が手を出しづらい分野ですね。
FXや株で勝手にお金が増えていく
自宅のPCを見ながら、株やFXで生きて行く人たちもいますね。
一見楽そうですが、これもまた大変な仕事です。実際はボロい商売とは言い難いでしょう。
何しろ一瞬の油断が命取りとなって大損することが多々ありますし、流れを読んでいても予想外の結末になることもあります。
普通に働いた方が結果的に儲かることだってたくさんありますし、机の前にずっと座っていると体も悪くなります。
なかなかハードな道のりですよ。
流行を「作り出す」広告会社
流行とは、勝手に生まれるものではありません。企業などが作り出すものです。
ウォークマンだって、当初は売れなかったものの社員などが街中で使いまくったことで人気になりました。
今年の流行はこれ!と決めて、たくさん作った上で宣伝しまくる。
これで大儲けです。ボロい商売ですね。
しかしそれでも読みを外して結果全然ブレイクしないことがありますし、最近ではネットユーザーの盛り上がりなどで自然発生する流行もいろいろあります。
なかなか難しいものです。