空手にはいくつもの流派があります。連盟に所属している流派と、そこから派生した流派、個人で立ち上げた流派などが多数あります。有名な流派とその特徴を一覧にしてみました。
また最強と言われる流派を調べてみました。
空手の流派一覧
星の数ほどある空手の流派ですが、有名なものから一覧にしてみました。
まずは4大伝統空手といわれる全日本空手道連盟に名前を連ねる流派です。
- 糸東流
沖縄空手である首里手と那覇手に加え、琉球古武術や柔術である神伝不動流を融合させた空手道。
- 剛柔流
那覇手に独自の研究を融合させた空手道。伝統の型や直接打撃もある。有名な極真会館はここから派生した。
- 和道流
神道揚心流と為我流の柔術を習得し、古流剣術の体捌きを合わせて沖縄伝統の唐手を武道的な存在にした。
- 松濤館流(※2014年3月に除名)
沖縄の唐手を「空手」に改称し、日本語名の型を作った。対刃物を想定した間合いの遠い型が特徴。全世界に最も広がっている流派。
以下、4大伝統空手以外の流派です。
- 極真会館
創始者は大山倍達。直接打撃を提唱して全世界空手道選手権大会を開催する。フルコンタクト空手の本家。極真会館以外のフルコンタクト空手はほとんど派生した流派。
- 新極真会
大山倍達氏亡き後の組織名。極真大会はテレビで中継され、メディア露出が多い団体。
- 極真館
元極真会館の最高顧問であった盧山初雄氏による団体。
- 正道会館
石井和義氏が興した団体。フルコンタクト空手のスタイル。上級者のみがK-1の指導を受けることができる。
- 大道塾
極真空手の顔面なしルールに加えて、顔面打撃、投げ、組み技を取り入れた流派。総合格闘技の要素も融合している。
- 日本空手協会
- 芦原会館
- 糸東会
- 大道塾
- 拳道会
- 佐藤塾
- 士道館
- USA大山
- 誠道塾
- 円心会館
- 聖道流
- 拳和会
- 国場会
- 煌心館
- 拳心会
- 大修会
- 正気会
空手の流派で最強なのは?
よくどの流派が最強なのかと話題になっています。一番強いとよく言われているのはフルコンタクト空手の極真会館です。
伝統空手による試合が行われる中で、直接打撃制によるノックダウンルールの試合を開催したことで全国に衝撃を与えました。
極真会館では実際に打撃を行うために、実戦で使える間合いや打撃、防御を習得することができます。また選手層が厚く強いと評価される選手が多いことで知られています。
では空手最強と呼ばれる選手はだれでしょうか。
近年で実績から考えると極真会館の八巻建志選手です。100人組み手達成、ウエイト制大会重量級で優勝、全日本空手道選手権大会で優勝、全世界選手権で優勝しています。
極真会館のフランシスコ・フィリオ選手も100人組み手達成、全世界選手権で優勝し、K-1ファイターとして活躍され、最強の選手と言われています。
空手にはいくつもの流派があり、それぞれに強い志を持って立ち上げられたものばかりです。空手道を極めて最強の男を目指してみたいですね!