みなさんは、ドジョウを飼ったことはありますか?
ドジョウはとても丈夫な生き物なので、金魚やメダカのように飼育も簡単にできてオススメです。
今回は、ドジョウの飼い方について調べてみました。
ドジョウってこんな魚
ドジョウは夜行性なので、日中は比較的おとなしく、隠れ家や水底にもぐっています。
上手に飼育すれば8年ほど生きるとも言われています。
性格はこんな特徴を持っており、飼ってみるととても愛嬌のある魚です。
- 神経質、環境の変化に敏感
- 集団行動を好む
- 泥の多い場所を好み、泥にもぐる
- 夜行性、日中は泥や流木などに、隠れている
まずはドジョウを買いに行こう!
田んぼや川で見つけられれば一番いいのですが、ペットショップやホームセンターでも手に入ります。
1匹100円程度で売られているのが、マドジョウというポプラーなタイプです。
まずはこれから始めてみるのがいいでしょう。
最終的に体長は10~15cmに成長します。
あるいは、少し値段は上りますが、模様がきれいなスジシマドジョウやシマドジョウもおすすめです。
ドジョウは集団行動が好きなので、5~6匹ほど買うのがよいでしょう。
ドジョウの飼育環境
まず、水槽は30cm(縦)×30cm(横)×40cm(高さ)以上でフタのついたものを選んでください。
ドジョウはジャンプ力があるので、水槽から出てしまうことがよくあります。
また、ドジョウは水の底の泥に潜って生きていますので、水槽の底に砂4,5cm入れてやりましょう。
金魚と同様に、汲み置きして塩素を抜いた水道水を使います。
ドジョウは田んぼの水でも生きられるので、基本的に常温で大丈夫です。
水槽の中には、水草や、隠れ家になるような物を入れてあげてください。
金魚とドジョウはいいコンビ!
筆者の家でも昔、金魚とドジョウを一緒に飼っていました。
基本的にドジョウは水底にいるのですが、エサをやると、金魚と一緒に水面に出てきて口をパクパクさせる姿はかわいいものがありますよ。
また、水底に落ちたエサもドジョウが食べてくれるので、水槽をきれいに保つのにも役立ちます。
ドジョウのエサやり
水槽に一緒に飼っている場合も便利ですよね。
それ以外では、冷凍のミジンコやイトミミズ、麩や豆腐などもよく食べます。
エサやりの回数は1日1回か2回、数分で食べきれる量をやりましょう。
エサの量が多すぎると、食べ残したエサで水が濁ってしまいます。
ドジョウの繁殖について
ドジョウは爬虫類のエサにもなるので、自宅で繁殖を試みる人も多いようです。
しかしながら、素人にはちょっと難しいのが事実。
業者でも、ドジョウにホルモン注射などをして産卵を促すほどです。
冬場、しっかり日あたりのいいところに置いてやって寒越えをさせたうえで、春に産卵することは稀にあるようです。
そのタイミングで運よく採卵できればいいですね!
繰り返しになりますが、ドジョウはジャンプ力がすごいので、水槽はしっかり高さのあるものを選び、なおかつフタをしてください。
ドジョウは夜行性なので、夜中に水槽を飛び出てしまい、翌朝水槽の脇で発見されるという悲しい事故が多いので・・・。
とはいえ、ドジョウはとても飼育が簡単なので、ぜひ、金魚やメダカの水槽に仲間に入れてあげてください。