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鼻の下が臭い!原因と対策は?蓄膿症以外ではどんな可能性がある?

鼻のあたりに何もついていないのに、なんだか匂う・・・。

洗顔もちゃんとしているのに、なかなか取れない謎の臭い。

 

匂っているのは鼻の奥?鼻の周り?

臭いの原因によって対処もことなります。

 

どんな場合があるのか、確認してみましょう。

 

 

鼻の中に原因がある場合

995d9fc81826af3c4fe0a267d51777fd_m病気や傷などが原因と考えられます。

気になる症状があれば、耳鼻咽喉科を早めに受診しましょう。

 

蓄膿症

一般的に蓄膿症と言われていますが、慢性副鼻腔炎という病気です。

風邪などが原因で副鼻腔が炎症をおこし、膿が溜まってしまう事により嫌な臭いが生じてしまいます。

 

蓄膿症の主な症状として、鼻や口からの悪臭の他、鼻水が黄緑色でドロッとしている、鼻の周りが痛い、鼻声で話しにくいなどが挙げられます。

鼻づまり、鼻水がいつまでも止まらないことようであれば、速やかに受診しましょう。

 

ほとんどの場合が、鼻腔内洗浄と抗生物質で治すことができます。

ただ、薬では治らなかったり、手術の必要があると診断されることもあります。

 

その場合は手術は内視鏡によって行われ、だいたい2~3泊程度の入院となります。

 

鼻の中の傷・吹き出物

 

鼻の中に傷や吹き出物が化膿してしまった場合、臭く感じることがあります。

鼻をいじりすぎたり、花粉症などで鼻をかみすぎた時などにできた傷に、雑菌が入ってしまったことが原因です。

 

放置せずに、耳鼻咽喉科で診察を受け、抗生剤と塗り薬を処方してもらいましょう。

 

鼻の中の汚れ

 

鼻の穴の中も皮脂が分泌されています。

ゴミと混じったりして、汚れが溜まると臭くなる事もあります。

 

強くほじったりすると、鼻の中を傷つけてしまうため、お風呂上がりに綿棒で優しく掃除をしましょう。

鼻うがいも、鼻の中を清潔に保つのには効果的です。

 

風邪の予防にもなりますので、ぜひ試してみてください。

 

 

 

 

鼻の周りに原因がある場合

ef63c74c9c4eb80cce278e954a58e81d_m病気や傷が原因ではない場合は、鼻の周りの皮脂などが酸化して、嫌な臭いの原因となっている可能性があります。

鼻の周辺は皮脂の分泌が活発な場所です。

 

正しく洗顔をして、清潔に保つようにしましょう。

 

正しい洗顔法

 

  1. お湯はぬるま湯を使用する
  2. 気になるからといってこすり過ぎない
  3. 小指や薬指を使って優しく洗う

 

鼻の周りのお手入れというと、毛穴パックを思い出す方も多いと思います。

しかし、毛穴パックは鼻の角栓と同時に、肌を守る役割を持った角質層も一緒にはがしてしまいます。

 

角質層を奪われると、水分保持や外部の刺激から皮膚を守るため、更に皮脂が分泌されます。

もともと角栓は、皮脂と角質がまざってできたものですが、皮膚は失った角質層を早く厚くしようとするため、結果的に角栓ができやすい状態になってしまうのです。

 

角栓を失ってぽっかり空いた毛穴に、汚れが溜まることもよいことではありません。

肌の角栓を無理に取ることは、一時的にスッキリはしますが、総合的には良いことは無いと言えるでしょう。

 

こまめに正しく洗顔をするようにして、気になる角質は蒸しタオルをあててから優しくマッサージするなど、気長に取るようにしてください。

 

臭いの原因によって、その対処法は変わります。

まずは耳鼻咽喉科を受診し、病気などの原因がなければ、正しく洗顔をして臭いの原因を排除していきましょう。