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「狐につままれる」の意味と語源、使い方!「狐につつまれる」とどっちが正しい?

驚いたとき、何が起こったか分からなかったとき、「狐につままれたようだ」なんて言いますよね。

でも狐に「つままれる」なんて、なんだかちょっと日本語が変なような気もしませんか?

 

もしかして、「つつまれる」だったっけ?と、ふと不安を感じたりしたことがあるかもしれません。

つままれるとつつまれる、一体どちらが正しいのでしょうか?

 

 

「狐につままれる」とは

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「狐につままれる」の意味は、予想外のことが起こり、何が何だかわからずに、茫然とするということです。

また、狐に化かされるという意味もあります。

 

「狐につままれたような顔」「狐につままれたようだ」というように使います。

昔から狐は、不思議な力で人を騙す存在とされてきました。

 

突発的に起こった事態を把握しきれない戸惑いを、狐に騙された状況に重ねているのです。

ここで気になるのが「つままれる」です。

 

これは受け身の形になっていて、語源は「つまむ」です。

広辞苑で「つまむ(撮む・摘む・抓む)」を調べてみると、指先で挟み持つ、要点を取りだすという意味の他に、「狸・狐などが人をばかす」という意味があります。

 

騙されるのは人間ですから、主語は人間となるため、受け身の「つままれる」が使われることになります。

また、実際には狐につままれてはいませんから、「狐につままれたようだ」というような表現になるのです。

 

よく、つままれたを「つつまれた」と言ってしまう人がいます。

狐が醸し出す不思議な空間に包まれた、というようなニュアンスでそれらしく聞こえてしまいますが、間違いです

 

狐につつまれる・・・想像すると、ファーの襟巻をしているようなイメージになってしまいますね。

言い間違いは誰にでもありますが、「つままれた」の正しい語源と意味を理解していれば、間違える心配はなさそうです。

 

 

使い方の例

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学校や職場、様々な場面でびっくりしてポカンとすることはありますよね。

そんな時、「狐につままれた」と言う表現を使えば、より相手に自分の気持ちや状況を伝えることができます

 

実際にどう使われているのか、見てみましょう。

 

 

 

日常にある狐につままれたような感覚、記録しておくのも面白いですね。

 

ただ、言葉の使い方を間違えると、やっぱり恥ずかしいものです。

ウケ狙いにはもってこいですが、日頃からあやふやなまま言葉を使用せずに、意味を正しく理解して使うようにしたいですね。