犬との生活に憧れて、飼うことにしたのに、その犬が自分に全くなつかない。という、悲しい思いをしている人はいませんか?
どうすれば、犬が自分を好いてくれるのだろう。犬は答えてはくれません。犬がなつかないのには、何かしらの原因があるのです。
その、原因と対処方法とは?
目次
犬がなつかない原因?
犬に対する愛情が犬には伝わります
犬は、飼い主が自分のことにどれだけ興味があるのかと言うことを感じています。飼い主の喜びが犬の喜びでもあるのです。
いつも、犬のことを愛していれば、犬も同じように飼い主を愛します。いっぱい撫でてあげ、いっぱい名前を呼んであげる。
そして、時間がある限り遊んであげる。犬は、飼い主が自分に関心を持ってくれることが嬉しいのです。
好きだよ、愛しているよと言葉に出して、しっかり愛情を持って撫でてあげましょう。犬もあなたが大好きになります。
犬にとって嫌なことしたことはありませんか?
自分の感情で、必要以上に犬を叱ったことはありませんか?また、犬が悪いことをした直後に叱らず、時間が経ってから叱ったことはありませんか?
犬は、自分が悪いことした直後でないと、叱られてる意味がわからないのです。まして、叩いたり、蹴ったりしたら、悪いことをした直後でない限り、あなたに恐怖心を持つだけです。
一度、飼い主に恐怖心を持つと、なかなか改善されません。飼い主が、怒った声を出すだけで逃げたくなるのです。
それから、犬は正面から見られることは苦手です。目を見て話すという人間がとる行為は、犬にはとても苦痛なのです。
正面から見ることをしないようにしましょう。
犬のお世話をしていますか?
犬は、自分の世話をしてくれる人が大好きです。自分のことを気にかけくれていると思うので、犬も飼い主を気にかけます。
しかし、いやいや世話をすると、犬も嫌な気持ちになるのです。飼い主の気持ちをそのまま喜びに感じるので、飼い主が喜んで犬の世話をすると、とても喜びます。
声をかけ、笑顔で犬の世話をしましょう。
犬との上下関係の大切さ
犬は、上下関係をとても大切にします。飼い主が、自分より位が下だと思うと、全く言うとも聞かず、なつきません。
飼い主が自分のリーダーだと気づかせましょう。
- 人間が食事をした後に餌をあげる
- 上下関係ができる前に一緒の布団で寝ない
- 服従をさせる飼い主がリーダーなので餌はリーダーが食事をした後に食べさせる。
仲間ではなく、リーダーなので、一緒の場所で寝ない。時には、仰向けにさせ、顔を見ておなかを出させることをすると良いでしょう。
しかし、何度も服従させると、あなたのことが嫌いになるかもしれません。1日1回くらいで十分です。
犬に気持ちを押し付けていませんか?
犬のことが好きすぎて、嫌がっているのに構いすぎるのは、犬の気持ちが離れていく原因です。犬が、ゆっくり休みたいと思うときには、休ませてあげる。
しつこく同じことをしないなど、人間が嫌だなと思うことは、犬も嫌なのです。好き過ぎるからと、思いを押し付けるのは控えましょう。
犬がなつくための対処法
では、どうすれば犬がなついてくれるのでしょう。愛情をもって接することはもちろん大切ですが、他にはどうすればよいでしょう?
おやつや餌を与えてみる
今まで、あまり構ってあげなかった、また世話をしていなかったという人は、おやつをあげるなどしてみましょう。
餌をくれる人を自分の世話をしてくれる人だと犬は思います。動物は、餌をくれる人を警戒しなくなるのです。
可愛がってくれていると思うようになります。ただし、おやつの与えすぎで、肥満にさせないように注意しましょう。
犬に対して厳しすぎない
しつけをしようと思って、必要以上に神経質になりすぎてはいけません。「どうして利口な犬になれないの?」と、ピリピリして犬に接すると、犬はあなたが叱っていると勘違いをします。気持ちに余裕を持って犬と接することも大切です。
しつけは、焦らずゆっくりとするので良いのです。悪いことをしたときは、しっかりと叱っても、その後は笑顔で接してください。
だんだんと、利口な犬へと変わっていきます。厳しさと優しさをうまく使い分けましょう。
犬より上の存在になる
犬より、下の存在だと思われている間は、絶対にあなたになつきません。1日に1回は服従させ、あなたが自分のリーダーだと教えましょう。
犬はリーダーの言うことが一番だと思う生き物です。良い上下関係を築きましょう。せっかく飼った犬がなつかないということは、とても悲しいことです。
なつかない犬は飼い主から見ても可愛く感じません。しかし、犬は、なれるととても可愛く、また従順な動物です。愛情を持って接してみてください。
きっと、あなたにも愛情を持って接してきます。犬との良い関係を作って、楽しい毎日を過ごしてください。これほど可愛い動物は他にはいませんよ。