人の心には、悪魔が潜んでいるものです。100%善人の人はなかなかおらず、どこかで楽をしたいと、人は考えてしまうものですよね。
この記事では、自分に負けず、甘えずに、ものごとを成し遂げたいと思っている方のために、自分に勝つための方法を紹介していきたいと思います。
また、後半では自分に勝つために心に刻んでおきたい名言もいくつか紹介していきますので、くじけそうになっている方もぜひご覧ください。
目次
成功した場合のご褒美と、失敗した場合のペナルティーを用意しておく
自分に勝つにあたって、すぐ諦めてしまうということは、勝ったところで得られるメリットが自分の中で漠然としていて、あまりモチベーションが上がっていないのではないでしょうか。
モチベーションを上げるためには、成功した場合の具体的なご褒美と、失敗してしまったときに自分に降りかかるペナルティーを用意しておくことが重要です。
また、途中経過をしっかりと記録しておくことも大事ではないでしょうか。
始めと終わりだけを設定していても、徐々にモチベーションは下がってしまいますよね。合間、合間に確認しながら進めていかなければ、自分がゴールに向かっているのかわかりません。
例えばダイエットをする場合は、毎日夜や朝に体重を量って記録しておくことが重要です。毎日着実に体重が落ちていれば、その後も続けていこうという気持ちが湧いてきますよね。
自分が成し遂げられなかった場合に困る人や、成功したら喜んでくれる人のことを考える
自分に勝つためには、むしろ自分のことばかり気にしていてはいけません。自分の周りの人たちのことを考えて実行した方が、より効果は得られやすいものです。
例えば、会社のプロジェクトを任されたとき。自分が成功すれば、家族も会社の人も成功を喜んでくれるでしょう。喜ばれないまでも、信用がマイナスにはならないはずです。しかし、もしも失敗したら信用を失います。
失敗を恐れることももちろん大事ですが、行動していく際は、成功時のことを考えた方が良いでしょう。その方が、モチベーションを保てますよ。
最後まで諦めない
諦めないという気持ちも、やはり大事です。諦めてもいいという気持ちでは、諦めるハードルが低くなってしまいますので、いずれ諦めてしまうでしょう。
最後までものごとを成し遂げなければ、自分に勝ったとは言えません。
まずはハードルを低く設定し、徐々に上げていく
今までなんでもすぐに投げ出してきてしまっている方は、簡単なことから始めていきましょう。
例えばダイエットで5キロ痩せたい場合は、まず1キロ痩せてみましょう。1キロであれば、少し頑張れば痩せられるはずです。
達成したら一度美味しいものを食べてしまってかまいません。元に戻ってしまうかもしれませんが、そこで翌日からは3キロ痩せるのを目標にしてみましょう。
このように段階的に難しくしていけば、現時点では成し遂げられないことでも達成できるかもしれませんよ。
自分を信用しない、あるいは弱さを認めてから目標を決める
自分に甘えてしまう方は、自分の弱さをここでしっかりと認めてしまいましょう。辛いかもしれませんが、事実を受け入れることが重要です。
自分は弱い、信用できないとはっきり認められれば、そこから解決の糸口を見つけられるのではないでしょうか。
決断をしたら、紙に書いておこう
これからの目標を決めたら、忘れないように紙に書いて、目に付く場所に貼っておきましょう。
自分で覚えているからいい、とは思わずに、しっかりと書いておくことが重要です。毎日目に入る場所に貼ってあれば、くじけそうになったときに嫌でも目に入ってくるので、頑張る気力が湧いてくるのではないでしょうか。
自分に勝つために、胸に刻んでおきたい名言!
ここからは、これからチャレンジする方のために、名言をいくつか紹介していきたいと思います。
「苦しいから逃げるのではない。逃げるから苦しくなるのだ。」
これは心理学者である、ウィリアム・ジェームズ氏の名言です。自分に負けそうになったときは、この名言を思い出しましょう。
自分に負けて逃げ出してしまうと、惨めさばかりが残ってしまいますよね。ここはなんとしても挑戦を成功させて、苦しさから解放され、満足感に浸りたいものです。
「失敗?これはうまくいかないということを確認した成功だよ。」
トーマス・エジソンの名言がこちらです。ものごとを成功させるためには、何度も挫折を繰り返すものですよね。
しかし、そこでくじけてしまうと本当にただの失敗。最後に成功させれば、今までの失敗は全て「成功までの過程」ということになります。
「勝ち負けにこだわるのはくだらない」というのは、勝てない人間が吐く言葉だ。」
これは、作家である流音弥氏の名言です。自分に負けそうになった時には、言い訳をしてしまうものですよね。そんなとき、この名言を思い出してみましょう。