学生時代は歴史について、授業で学びますよね。しかし当時は、あまり面白いと思えず、全く覚えてないと言う方もいらっしゃるかもしれません。
学校の歴史の授業は退屈なものです。年号などを暗記させられて、たしかに厳しいものがありますよね。
この記事では、なぜ歴史を学ぶのかについて、考えていきたいと思います。納得のいく真面目な理由から、ちょっとした理由まで様々です。
歴史を学ぶのは重要なこと。しかしなぜ重要なのか、興味がある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
目次
歴史を知っておくことで、今後起こるかもしれない問題を事前に阻止できる
歴史について詳しく知っておくことでの一番のメリットは、今後何か問題が起こったときに、それを解決できることです。
何か大きな問題が起こると、テレビなどでもよく、過去に起こった同じような出来事が引き合いに出されますよね。
つまり、歴史を知っていればいるほど、問題が起こったときにどう対応すればいいのかがわかります。
もしも日本と外国の間に何かトラブルが起こっても、たくさんの人が歴史をよく知っていれば回避することができるでしょう。
貿易などにおいても同様です。
大昔のことをヒントに新製品を開発したり、エコへの取り組みが生まれたりすることもありますよね。
どんなことであっても、歴史を知っていれば対策や改善が可能になります。
歴史を学ぶことで、自分がどういう流れに生きているのかがわかる
歴史を学ぶと、どういう流れを経て今に至るのかがわかります。
我々は平成の世に生きているわけですが、少し前には昭和がありましたし、大正や明治もありました。昭和や大正であれば、自分の家族が生きていた時代ですので、両親や祖父母などが生きている時期にこんなことが起こっていたという発見がありますよね。
そして様々な出来事があった中で、自分が生きているということがわかります。歴史を学ぶことで自分についても、なんとなく理解することができるかもしれません。だから、歴史を学ぶのには意味があるのです。
歴史を知っていれば、多くの人とわかり合える可能性が広がる
日本史はともかく、世界史は知っておく意味がよくわからないと思っている方も多いでしょう。しかし、世界史も大事です。
世界の歴史を知っていると、多くの人とわかり合える可能性が広がっていきます。
例えば海外の人と話すとき、相手が自分の国について触れて欲しい部分と触れて欲しくない部分が、歴史からわかるでしょう。
また、何か以前に日本が相手の国に対して問題を起こしていたのであれば、知っていないとなにかとまずいです。
ふとした会話中に知っているべき話題が出てしまうと、困ってしまいますよね。
お互いが相手の国のことを知っていれば、なにかと会話が円滑に進みます。
単純に面白いから
歴史はテストがある関係で、面白いように思えなかった方もいらっしゃるかと思います。
しかし、実際のところ歴史というものは、とても面白いものなのです。
100%とまでは言わないまでも、基本的に歴史の教科書に記載されていることは真実。実際に会ったことですよね。
しかし、とてもこんなことが実際に起こったとは思えないような出来事もたくさんあります。
歴史は、勉強であるという前提があったからこそ、学生時代に楽しめなかったのです。大人になってから歴史について調べてみると、きっとその面白さがわかるでしょう。
歴史は幅広い年齢層の人とできる話題なので、社会に出てから便利
社会に出てから、もちろん出る前でも同様ですが、自分と離れた年齢層の人とは共通の話題が少なくて大変ですよね。
しかし、歴史をお互いに知っていれば、歴史ネタで話題を展開することができてとても便利です。
歴史は、子供からお年寄りまで誰とでもその話ができることが魅力です。
例えば簡単な話題であれば、好きな戦国武将や幕末の人物の話題で子供から大人まで盛り上がれますよね。
歴史はローカル性も高いので、地元の歴史についての話題でも盛り上がれます。
歴史を知っていると、多くの人と会話ができるようになります。これは、歴史についてある程度知っておいた方がお得であると感じさせられることの一つに数えられるのではないでしょうか。
歴史のゲームの元ネタがわかる
学生の頃から勉強はサッパリ興味を持てなかったけれど、ゲームは好きである方もいらっしゃるでしょう。
ゲームには歴史を題材としているものがたくさんあります。本編は関係ないけれど、キャラクターは偉人が元ネタのパターンもありますね。
そういった歴史ものの元ネタを、歴史を知っていれば理解することができます。何かを題材としている作品は、元ネタを知っていればその一致具合や違いを楽しむことができますよね。
ゲームに限らず、漫画やアニメなどが好きな方も、実際の歴史を知っておくと、作品をさらに楽しめますよ。