日本には様々な方言がありますが、その中で最もポピュラーな存在が関西弁です。
テレビをつけても、関西弁はあふれています。耳にしない日はほとんどないのではないでしょうか。
そんな関西弁にとくに違和感を覚えることがない人もいれば、どうにも気に入らないという人もいます。
この記事では、関西弁や関西弁を使う人たちの賛否について様々な意見を紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね。
目次
お笑いは関西弁というイメージ
テレビやライブなどでは、吉本などのお笑い芸人がたくさん登場していますよね。標準語の芸人もたくさんいますが、一線級の芸人といえば関西弁というイメージをお持ちの方がたくさんいます。
スピーディーなボケとツッコミに、激しくも尖りすぎない関西弁が加わることによってとても楽しい漫才やコントが展開されます。関西弁が好きな人は、お笑い好きというケースが多いのです。
関西弁はかわいらしさがある
関西といえば男性とおばさんのイメージがある方もいらっしゃるでしょう。そんな中で美少女や小さな子供が関西弁を使っていると、なんだかとてもかわいらしく思えませんか?
つまり、イメージとのギャップとしての魅力があるのも関西弁なのです。
関西弁があまり好きではないという人であっても、このようなギャップには魅力を感じている人も少なくありません。
関西弁はかっこよさも持っている
イケメンであってもそうでなくても、関西弁を使っている人はどことなく格好いいというイメージを持っている人もいます。
たしかに標準語に較べて関西弁は自己主張が強いイメージがあるため、標準語に較べてどことなくたくましいイメージがありますよね。
他の標準語よりもなじみがある
馴染みがあるのは、まずテレビやラジオで関西弁を聞くことが全国どこでも非常に多いという理由があるためでしょう。
生まれてこの方一切関西弁を聞いたことがなく、エセ関西弁も話せないという方は1人も存在していないと言い切れるほどに関西弁はメジャーです。
テレビのスイッチを入れれば、チャンネルを回しているだけでどんどん耳に関西弁が入ってきます。
また、テレビやラジオのようなメディアだけではありません。関西から上京したり、他の地方に移り住んだりした人は関西弁を引っ越し先でもそのまま使っているイメージがありませんか?
関西以外の地方から来た人の多くは標準語を話そうと意識しますが、関西の方々はどういうわけか一切直さずにそのまま関西弁でしゃべります。
それほどまでに関西に生まれ育ったことに誇りを持っているのだとすれば、それは素晴らしいことかもしれませんね。
やたらに関西弁を使いたがるのが関西から来た人の欠点でもある
ここからは、関西弁が嫌いな人の意見を紹介していきたいと思います。
先ほど述べたように、関西弁を使う人は、妙に関西弁を使います。それを「押しつけがましい」と感じる人も、世の中にはいます。
「そんなに関西から来たことをアピールしなくていいよ」と思っている人の意見が、ネット上ではたくさん見受けられます。
そして同じく地方から東京などに出てきて、他の方言を持っている人からすれば、こっちが一生懸命標準語を話そうとしているのに対して関西の人は平気で関西弁を使い続けることに納得できません。
そのため、関西の人の関西弁に反感を抱いてしまう人が世の中にはたくさんいるのです。
もっとも、関西の方々も悪気があるわけではないでしょう。しかし、標準語が多い中での関西弁はどうしても目立ってしまい、なおかつ悪目立ちしてしまっていることがあるということです。
朱に交われば赤くならないのが関西弁の魅力でもありますが、それは同時に欠点でもあるということがわかります。
関西弁は恐いと感じる人もいる
関西弁にはかわいい、格好良いというイメージもありますが、それらと同じくらい「恐い」というイメージもあります。
漫画やテレビドラマなどの影響で、ヤクザやチンピラがしゃべる言葉というイメージがある方も多いですし、またお笑いのツッコミには激しいアクションを伴うために、そういったことから恐いイメージが付いてしまっているということがあります。
会社などで失敗をして、標準語で怒られても恐いものですが、関西弁だと恐さはさらに数倍となります。激しい怒りの場合は、与えられる恐怖は標準語など比べものにならないでしょう。
関西と関東での言葉の違いが面倒
よく言われるのが、「マクドナルド」を関東の人は「マック」と言いますが、関西だと「マクド」であるということです。
どこまで本気で怒っているのかは不明ですが、「ビッグマック」というようにマクドナルド自体はマック推しであるのに、何故それほどまでわざわざ自分たちの言い回しにこだわるのか!という意見が見受けられます。
冷たいコーヒーの「レーコー」なども、関西の言い回しですね。