音楽でよく聞くコールアンドレスポンス。しかし、意味がよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
これからライブなどに行く機会があるものの、コールアンドレスポンスについて知らないので意味や具体例を知りたいという方は、この記事をご覧ください。コールアンドレスポンスについて、詳しく解説していますよ。
目次
コールアンドレスポンスとは
コールアンドレスポンスは、内容的には近いもののちょっと別の種類があります。
いずれも、ある人が呼びかけてそれに対して他の人が答えるという流れになっていることは共通です。
まず、今回重点的に紹介していくコールアンドレスポンスは、歌手がある歌を歌った際に、その歌の歌詞に合わせて会場の観客達が決まった言葉を返すものですね。
要するに歌に合いの手を入れるのが、コールアンドレスポンスです。歌にはボーカルの人が歌う部分とコーラス隊が歌う部分があり、カラオケでは周りの人がコーラス部分を歌ったりしますよね。
そのやりとりのライブやコンサート版が、一般的に言われるコールアンドレスポンスという認識で良いでしょう。
とくにアイドルのコンサートでは、コールアンドレスポンスがよく用いられます。これを知っているのと知らないのとでは、自身の盛り上がりや会場の盛り上がりはまったく変わってきますので、コールアンドレスポンスがあるかどうかは事前に調べておきたいものですね。
ちなみに、コールアンドレスポンスは歌に限ったものではありません。例えば歌手などは、歌の合間などにもお決まりのフレーズを言って、返しを求めてくることがありますよね。
このようなものも、コールアンドレスポンスに入ります。声関係だけでなく、手拍子や拍手もコールアンドレスポンスとして用いられることがありますよ。
むしろアイドルのコンサートの場合は、このようなMC部分での観客とのやりとりの方がコールアンドレスポンスとして一般的かもしれません。
コールアンドレスポンスは、予習が必要なので初心者にはちょっと難しい
実際のところ、初めてライブに行ったときはなかなか状況を把握することができないかもしれません。しかし、だからといって落ち込むことはありませんよ。
1組だけでなく、たくさんの歌手が来るコンサートなどは知らない歌手もいて当然ですし、一組であっても曲はたくさんあり、知らない曲などがあっても仕方がないこと。いきなりレスポンスを返せなくてもそれは仕方のないことです。
コールアンドレスポンスは、予習と復習で徐々に覚えていきましょう。
コールアンドレスポンスの具体例!
さて、ここからは、いくつかのコールアンドレスポンスの具体例を紹介していきます。
コールアンドレスポンスは、できる限り知っておいた方が、ライブなどに行くときに便利ですよ。あらかじめ覚えておいて、他の観客達と一緒に盛り上がりましょう。
感謝カンゲキ雨嵐
おなじみジャニーズJr.のグループである嵐。その曲の中でも、特にコールアンドレスポンスが有名なのは「感謝カンゲキ雨嵐」です。
歌の盛り上がる部分である「スマイルアゲインありがとう~」のフレーズのあとに、観客が「あらし」と返すのが、この曲の盛り上がる部分となっています。
DVDなどで確認するとけっこうレスポンス部分がまばらだったりすることもありますが、基本的には「あらし」と返すのが正解。ここが観客全員でビシッと決まれば、とても盛り上がりますね。
この他にも、嵐の曲にはコールアンドレスポンスがあるものが多く、用いられるレスポンスは「あらし」が多めです。
CARNIVAL NIGHT part2
こちらも嵐の曲ですね。
『ざわめきに』→「フッフー」、『誘われて』→「フッフー」、『ついに出て来てしまった』→「フッフッフッフー」
「シー・エー・アール・エヌ・アイ・ブイ・エー・エル・ナイト」といった合いの手があります。
鋼鉄ジーグ
これは歌詞に合わせて歌えばOKです。アニソンですが、その中でも特にコーラス部分が多く、一体感を味わえるのではないでしょうか。
『俺がやめたら』→「バンババン」、『誰がやるのか』→「バンババン」など、ほぼ全てのレスポンスはバンババンでOKです。ただし、冒頭は「ダンダダダダン」なので注意しましょう。
ちなみに、水木一郎さんの曲の中で他にこのようなコーラスが盛り上がるものとして『空飛ぶマジンガーZ』も挙げられます。『君のもの』「君のもの」『僕のもの』「僕のもの」『みんなのものだ』という流れは最高に盛り上がりますよ。
ロミオ&ジュリエット
これはHey!Say!JUMPの歌ですね。
『遊びたい』 「たい!」、『笑いたい』 「たい!」、『見つめ合うことが夢じゃない 時間を 』
「ストップ」『終わらせないで』、『I love you』 「ユー!」『You love me』「ミー!」
『僕たちロミオ&ジュリエット 溢れる愛を伝えてよ叫ぶ名前は?』「oh!ロミオ!」
というようなコールアンドレスポンスの流れがあります。
この他にも、世の中にはたくさんのコールアンドレスポンスがあります。ライブなどに行くときは、DVDなどで予習をしてみてはいかがでしょうか。