テレビ局には、NHKと民法の2種類がありますよね。
民法は無料で見られますが、NHKは有料であることが特徴です。
NHKは世間において、いらないと言われてしまいがち。
今回はいらないと言われる理由と、反対に必要だとしたらその理由はどこにあるのかを解説します。
最終的に、NHKは本当に必要かどうかのジャッジも行います。
興味を持った方は、ご覧ください。
目次
なぜ、NHKは不要扱いされてしまう?
まずは、NHKが不要扱いされる理由を解説します。
見ていなくても受信料がかかる
NHKが批判される最大の理由は、やはり受信料の存在でしょう。
NHKは見ていなくても、自宅にテレビがあれば即座にNHKの人がやってきて、受信料を支払うための契約を迫ってきますよね。
休日に寝ていたらNHKの人に起こされた経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
NHKを受信できる環境にあれば受信料を支払わないといけなくなるのはかなり面倒です。
NHKを見る人ならばともかく、見ないのに毎年15000円近い受信料を支払わないといけないのは困りものですよね。
しかも最近は、ワンセグ機能があるスマホを持っているだけでもアウトだったり、さらに今後パソコンでNHKを見られるようにすることでパソコンを持っている人からも受信料を徴収しようとしているといった動きが出ています。
本当にここまでされてしまうと、さらに反発は強まっていくことでしょう。
NHKの報道は国にこびている
NHKは国民から巻き上げたお金で運営されているわけですが、NHKは国営ではなくなっているとは言え国とのつながりが強い放送局であるため、報道が偏っていると言われがちです。
お金を払っているのに公平な放送がなされないのであれば、無料である民法よりたちが悪いですよね。
これもまた、批判されて当然でしょう。
国民から巻き上げた金で好き勝手にやっているのが嫌
悪い言い方をすれば、一生懸命働いて稼いだお金を半強制的に巻き上げて得たお金で、色々な番組を勝手に作って放送しているのがNHKです。
番組を作ることだけでなく、給料やタレントへのギャラなども当然全て視聴者から得たお金で支払われています。
「勝手にやられている感」が、NHK批判を増幅させてしまうのです。
他のテレビ局は無料であるため、不公平
民法は全て無料であるために、NHKだけお金がかかることには余計に不公平であると感じさせられてしまいます。
NHKもスポンサーありでいいから無料にしてほしいと思ったことがある方も多いでしょう。
NHKはなぜ必要?
ここからは、NHKは必要であると考える人の意見を紹介します。
公共放送はあったほうがいい
民法は情報や意見が偏ってしまいがち。
そのため公共放送があったほうが良いという考え方ですね。
しかし先程解説したとおり、NHKは国によって左右されがちなテレビ局である側面があります。
この意見は100%正しいとは言い難いところがありますよね。
NHKは全国で映るのがメリット
NHKは日本のどこでも映ります。
民法は意外とそうではないんですよね。
地方に行くと一部の民法がない地域がよくあります。
テレビ東京系列がなかったり、フジテレビ系列がなかったりと、地域によって様々です。
NHKなら全国で見られるので、NHKの番組が見られなくて困ることはあまりありません。
地方局の特別番組がある程度です。
格差があまりないのは、たしかにメリットですね。
NHKだからこそ全国放送できる番組がいくつもあるので、NHKは必要
相撲などのスポーツ番組や囲碁将棋のような専門性の強い番組は、なかなか地方では放送されませんよね。
NHKだからこそ放送できる変わった番組は、たくさんあります。
そしてそういったタイプの番組は、見ている人からすればとても好評であるケースが多いですよね。
結論:NHKは必要なし!
最後に、結論を述べたいと思います。
NHKは、必要ありません。
正確には、あってもいいけれど有料ならば、標準で見られない設定にするべきです。
勝手にテレビで見られる仕様にしておいて、受信料を請求するのはずるいですよね。
たしかに、NHKには魅力的で専門性の強い番組がたくさんあります。
しかし、言い換えればそんなに需要がない番組をお金を取って作っていることになるわけですよね。
多くの人が興味のないような番組を国民のお金で勝手に作るのは、言ってしまえば横暴です。
NHKはCS放送などのように、契約した人だけが見られるように環境を整えるべきでしょう。
あるいはあくまで半強制的に受信料を徴収するのであれば、みたい番組のアンケートをもっと積極的に取って上位の番組を作るようにするべきですね。
しかしそれはそれで自分の意見が通らなかった人が悔しい思いをしてしまうので、問題はあります。
いらないと言われがちなNHK。
ネット放送が始まったらどうなってしまうのか、不安が募ります。