世の中には、どんくさい人がいますよね。
自分の周りにも大抵1人くらいは、どんくさい人がいるものです。
この記事では、どんくさい人の特徴・普段の振る舞いの傾向について解説します。
おそらく知人の中に、いくつか当てはまる特徴がある人がいるのではないでしょうか。
目次
説明してから反応するまでの間が長い
どんくさい人は、とにかく動作が遅いのが特徴ですよね。
ただ作業の動作が遅いだけではなく、説明をしてから反応するまでの間が長いのがどんくさい人の特徴ですね。
人の喋る速さに頭で理解するスピードが追いつかず、ワンテンポ~ツーテンポくらい遅れて「わかりました」と答えるのが、せっかちな人からするとちょっとイライラしてしまいます。
そしてせっかちな人がどんくさい人に何か伝える場合、どんくさい人が理解していないうちからどんどん説明を重ねていくため、結果的に全然伝わらない状況になってしまうこともあるでしょう。
どんくさい人には、焦る気持ちを落ち着かせながら相手が理解できるように話すことが、最も早く事を終わらせるための手段となります。
一度説明したことを忘れる、過去と同じ失敗をしてしまう
どんくさい人は、物事に集中できません。
本当に集中力がない人は違うことをし始めるなど、明らかにやる気がないとわかりますが、どんくさい人は作業をしている最中にぼんやりしていてペースが遅くなります。
一見真面目にやっているように見える、あるいは本人も真面目にやっているつもりでも、実際はあまり集中していないのが、どんくさい人です。
その結果一度説明したから理解しているだろうと思いきや、まったく理解できておらず何をすれば良いのかわからなくなってしまったり、一度説明されたことを忘れてしまったりします。
さらに過去に失敗した経験を忘れてしまい、同じ失敗をしてしまうこともありますね。
このように、むしろ本当にやる気のない人よりもタチが悪い面もあるのがどんくさい人です。
得意分野がなさそう
どんくさい人という印象を受けるタイプの人は、得意分野がなかなか見つけられません。
本当に自分が好きなことについてはおそらく全力で取り組むものの、それを周囲に披露する機会がないため、結果何をやってもダメな人に見えてしまうのです。
何か学校や会社で周りの人に見せられるような特技や趣味を持っているのであれば、どんくさいだけの人には見られないでしょう。
どんくさい人がどんくさいだけのイメージから脱却するには、得意なことを披露する場が必要になりますね。
失敗してもあまり気にしていないように見える
どんくさい人は、失敗してしまったとしてもあまり気にするそぶりを見せません。
表情に乏しく、本当は落ち込んでいたとしても顔に出ないのが特徴ですね。
本当は落ち込んでいても気にしていないように見えるため、反感を買ってしまうこともあります。
どんくさい人に出会った場合は、その人の素性についてある程度調べてみましょう。
顔に気持ちが出てこないタイプの人かもしれません。
よくものをなくす
どんくさい人は、注意力がありません。その結果として、ものをなくしてしまいがちです。
例えばスマホやサイフのような日常で使うものをなくしてしまったり、大事な書類などをなくしてしまったりします。
なくしたと思い新しいものを買ったとたんになくしたものが見つかることも多々ありますので、なかなか困ったものですね。
現代では物をなくさないための色々な工夫ができるものですが、どんくさい人はなかなかそれもできません。
自分の身の周りの管理ができていないのは、どんくさい人の難点ですね。
今までどうやって生きてきたのか、疑問に思ってしまいます。
運動ができない
どんくさい人は運動も苦手です。
学生時代だと、体育の授業を誰よりも待ち望んでいなかったタイプだったり、開き直ってテキトーにやっていたりします。
運動ができないことを開きなおると、例えばマラソンでビリになって大勢を待たせていてもとくに気にすることなくダラダラと走り、なんだかんだでようやくゴールしたら拍手されるようになります。
時間にルーズだったり、作業が雑だったりする
どんくさい人は、時間にルーズです。
「間に合わない」事に対する余裕があり、平気で学校や会社に遅刻します。
締め切り、納期についても頑張ってやっても間に合わなかったということはなく、最初から守る気がありません。
そして仕事についても、けっこう雑な部分があります。
本人は真面目にやっているつもりでも明らかに見落としている部分があり、「役に立たない!」と思われてしまいがちですね。
どんくさいけれどどんくささに対して引け目を感じているタイプの人については救いがありますが、どんくさいことに悩んでいない人はちょっと厳しいものがありますよね。
ここはなんとかして欲しいものです。