オタクの人の喋り方は、特徴的ですよね。「この人はオタクだな」と、少し喋り方を聞けばわかります。
どこのオタクでも似たような傾向がありますので、共通点は多いでしょう。
この記事では、オタクの人にありがちな喋り方・会話の特徴を解説します。
ヲタクの人の喋り方に興味を持っている方は、ご覧ください。
目次
早口で何を言っているのかわからない
オタクの人は普段あまりしゃべらないと思いきや、スイッチが入った途端饒舌になりますよね。
とても早口で、聞いている側からすれば何を喋っているのかよくわからないこともあります。
早口で喋る内容は主に趣味のことや、自分とは合わないという否定の内容が多いでしょう。
オタクの人は趣味趣向が偏っているので、自分が入れる話題でなければなかなか喋れません。
たまたま話題が自分にも当てはまるものになると、ついつい嬉しくなって早口になってしまうのです。
ちょっと気持ち悪いと思ってしまうかもしれませんが、悪意はないのでできれば拒絶しないであげたほうが良いでしょう。
会話はやたら否定から入る
「いやいやそんなことはないよ」など、会話の展開の仕方の傾向として、オタクはやたら内容について否定します。
これは「他の人と自分は違う」アピールですね。
オタクは大なり小なり選民意識を持っています。
それははみ出し者である自覚から来ていて、一般の人達の輪の中には入れないという疎外感から「自分はあえて他の人と違う道を突き進んでいる」と思いこんでしまうのです。
結果としてまず否定から入り、自分らしさをアピールするのがオタクです。
これもまた、ちょっと悲しいものですね。
どもることが多い
オタクは喋っている途中でつっかえてしまうことがよくあります。
これも原因は明らかですね。
あまり喋り慣れていないため、緊張して言葉に詰まってしまうのです。
言葉よりも気持ちが先走ってしまうこともあり、結果としてどもってしまいます。
普段から普通に周りの人と喋ることができていれば、おそらくあまりこんなことは起こらないでしょう。
途中でテンパったり、考え込んだりしてしまうことが多い
オタクは会話中に慌てふためいて何を話せばいいかわからなくなってしまい黙り込んだり、考え込んだりしてしまいがちです。
理由は二つ考えられます。
一つ目はやはり、緊張からくるものでしょう。
普段人とあまり喋っていないと、目上の人相手でなくても緊張してしまいます。
二つ目の理由は、相手がどう思うかを考えすぎてしまうことです。
人と接することに慣れていない、あるいはやたら虐げられることが多かったなどの理由で、自分の発言がどう影響を及ぼすかを測りかねていると、発言の重さが普通の人の数倍になります。
周りの人からすればなにをそんなに考え込んでいるのかわからないかもしれません。
しかしオタクの人にとっては、自分の発言が引かれないか、だれかを不快にしないかが心配なのです。
結果として行き詰まってしまい、沈黙してしまう場合があります。温かい目で見守ってあげましょう。
男性の場合、一人称が「拙者」とか「小生」女性は「俺」など
オタクの人は、一人称に凝りがちです。これも自己アピールの一環ですね。
また、オタクの男性の場合にありがちなのは「僕」から「俺」に一人称を移行するタイミングを見失ってしまうことです。
普通は小学生〜中学生くらいで「俺」に移行しますが、教育に厳しい家庭などに育つと移行できないまま移行期間を過ぎてしまいます。
「俺」はちょっと乱暴なイメージがあるため、保護者には嫌われがちです。
結果として「僕」をそのまま使うのもいまいちですし、「俺」にも移行できないため、「拙者」や「小生」に行き着きます。複雑な事情ですね。
女性の「俺」などは、自己アピールで良いでしょう。
いきなりエキサイトしてテンションが上がることがある
オタクの人は、普通に喋っていたと思いきや突然エキサイトすることがありますね。
喋っているうちに燃え上がってしまうために、このようなことが起こります。
オタクの人は基本的に、なんらかの対象に対して強い思いを抱いています。
その心に火がつくきっかけはなんだかわかりません。
喋っているうちに自分の発した言葉が火種となり、燃え上がってしまうことはよくあります。
やたら過剰な勢いで発言してしまうため、おそらくしばらくしたら「自分は何をやっていたんだ…」と我に返ることでしょう。
おそらく本人もあとで後悔していますので、その場では引いてしまったとしても、そんなこともある、ということで受け入れてあげてください。
自分の言ったことに対して笑い出す
これもヒートアップと同様の現象ですね。
自分の中にある好きなものへの感情が膨らんだ結果、笑ってしまうのです。
オタクの中にある「あるある」などに引っかかり、面白くなってしまうためにこのようなことが起こってきますね。