大学受験に落ちてしまった時は、絶望的な気持ちになってしまいますよね。
高校までは順調にいったのに大学には入れなかったとなると、世界が閉ざされたような気持ちになってしまうでしょう。
しかしいつまでもくじけていたって始まりません。
この記事では、大学受験で落ちた時にどうするのかの王道パターンについて解説します。
大学受験に落ちてしまって今まさに悩んでいる人や、これから受験があってもしも落ちたらどうするべきかわからずに悩んでいる人はご覧ください。
目次
大学に落ちたらまず考えるのが、浪人
大学に落ちたけれど、どうしてもその大学に行きたいならまず考えるのが浪人でしょう。
浪人してもう一回センター試験や大学の試験を受けて合格すれば、第一志望の大学に入れます。
しかし浪人は、非常にリスクの大きい手段でもあります。
もしも1年間頑張ってまた落ちてしまったら最悪ですし、1年間もやる気を維持できずに結果また落ちてしまうことだってあり得ます。
何年も浪人して、結局目当ての大学には入れないまま終わる人も世の中にはたくさんいますね。
浪人は王道ですが、「とりあえず落ちたら浪人しよう」と漠然と考えるのは良くありません。
親に負担がかかりますし、浪人はしたくないものですね。
浪人してどうしようもなかったら就職先を探す人も
浪人しても落ちてしまったら、就職先を探す人も出てきます。
身分上は高卒ということになるので、現代では結構働き口も限られてくるのが厳しいところですね。
就職すればあとは普通に社会人として生きていくわけですが、大学にもっと浪人してでも入っておけばよかった…と後から後悔する人も当然たくさんいます。
実際、仕事を辞めて大学受験に取り組む人もいますね。
就職は最終手段です。
ただ就職するよりは、もがいた上でどうしようもない場合に就職することとなるでしょう。
浪人する時間も予算もないので就職する
浪人するのにはお金がかかりますし、時間もかかります。
その手間を考慮して、浪人するのは諦めて就職して働く人もいますね。
高卒で働き始めても、一生懸命頑張ればうまくやっていけるでしょう。
しかし大卒に比べるとやはり入れる会社などは限られてきますし、厳しいのが現代です。
専門学校で短期間で学び、就職に役立てる
大学がダメなら、専門学校に入って技能を習得し、就職する方法もあります。
大学はどちらかというと4年間遊んで過ごす人も多いものですが、覚悟を決めて専門学校に入るのであれば、もしかしたら大学の4年間よりも身になるかもしれません。
ただし専門学校であっても、やはり遊んでしまい結局意味のない数年間になってしまうことは普通にあります。
専門学校に行くのも時間や予算がかさむものなので、もしも専門学校に行くなら真面目に今後の人生設計を行いましょう。
大学の4年間以上に濃密な専門学校時代を過ごし、将来に役立てたいものですね。
そのままニートになってしまう
大学受験の失敗が大きなトラウマとなり、今後はもう何をやってもダメだと思ってしまい、そのままニートになってしまう人もいます。
ニートならまだしも引きこもってしまう人もいますね。
一度働かない生活をしてしまうと、なかなか働き始めることができません。
高卒で就職の経験もない場合はけっこう働き口も限られてきますし、余計に腰が重くなってしまいますね。
もしも今受験に落ちて悩んでいるなら、ニートにだけはならないようにしましょう。
アルバイトでも良いので、何かをして過ごすのが大事です。
諦めたら、そこでもう今後の人生は立ち直れなくなってしまう可能性が大ですよ。
滑り止めで受けた大学に受かったらそちらに行く
大学には、滑り止めで受けるものもいくつかありますよね。
どうしても第1志望に入りたい気持ちが強い場合は滑り止めで受けた大学をスルーしてしまいますが、人によっては普通に第2、第3志望の大学に入る場合もあります。
第2志望や第3志望に入った場合、自分は本来こんなランクの低い大学に入りたかったわけではないのに…という強い後悔がどうしても出てきます。
それを今後成功して取り戻そうとする強い意志があり続ければきっと4年間うまくやっていけますが、途中で力尽きてしまうと結局ぼんやりしたまま4年間が過ぎ去り、あまり意味のない大学生活となってしまうでしょう。
とりあえずアルバイトをしてお金を貯める
とりあえずアルバイトをしてお金を貯めてから、次に何をするべきか考える人もいますね。
落ちてしまったからには仕方がないものの、具体的に何をするべきかわからない時は、とりあえずアルバイトをしておくのも良いでしょう。
当面の生活費は自分で確保しておいた方が良いですし、あるいは現在親元にいるならひとり立ちするための資金を貯めておくことが大事になりますね。
アルバイトのまま何年も経過するのはちょっと微妙ですが、アルバイトも前向きな手段の一つです。