ピザやパスタなど、ミートソースの絡みつく味わいやモッチリした濃厚チーズを食べ続けていると味に飽きがきてしまうもの。
そんなときピリっと辛くサッパリとした味の変化を一振りで楽しむことが出来る調味料がタバスコです。
ですが、辛いもの大好き!でも無い限り、ちょっと使えば十分に役目を果たしてくれるタバスコはご家庭の中でも余ってしまいがちな調味料なのではないでしょうか。
そもそも長期保存できるのか?賞味期限は?常温保存して大丈夫?など意外と正体不明の調味料タバスコ。
保存方法とあまりがちなタバスコを消費するためのレシピなどをご紹介!
タバスコの原材料と保存方法
タバスコは主に、唐辛子、岩塩、穀物酢から出来ています。
原料だけを見てお分かりの方にはお分かりでしょうが、常温保存して問題の無い原料ばかりです。
それどころか腐敗を遅延させる作用のある唐辛子や穀物酢は常温でも保管できる食材として一般流通していますよね。
タバスコは小さなボトルに入っており直接振りかけて使うため、スプーンなど直接入れたりせず、余分な雑菌を混入させることが無く、雑菌による不快の心配もありません。
常温保存でも大丈夫、ということは冷蔵庫で保存しても代わりは無い、ように見えますが冷蔵庫保存すると風味が損なわれる可能性があります。
冷蔵温度から常温に戻す過程で内容物が劣化しますし、冷蔵庫での保存はあまりオススメしません。
レストランなどでも卓上に常時設置してあるように神経質に構えて保存する必要性はありません。
賞味期限については記載が内容にも見えますが、きちんと記載されています。
ただそれは開封前の箱の上部にかかれているものであり、開封して箱を捨ててしまうと分からなくなってしまいます。
便に記載されている6桁の数字は製造日であり、月,日,年の順で記載されています。
071813であれば2013年7月13日製造で、未開封であれば5年の賞味期限が設定されています。
タバスコのペッパー色素は光の影響を受けやすく時間経過とともに変色します。
保存料や安定剤添加物を一切加えていいないため着色料も使われておらず、人工的な光や太陽光に頻繁にあたる環境があると色が変わってしまうんですね。
ですが、だからと言って腐っているわけではないので安心して使うことが出来ます。
見た目が気になるな、という方にはおおよその目安として3ヶ月程度をボーダーに、味が落ちたな、質が悪くなったな、と気にかかったら処分するのもありでしょう。
タバスコを使い切るための日常使いのススメ
それにしてもタバスコを使い切ることが出来ない…何ヶ月前に使ったか分からないタバスコ、どうにかしたい…と思われる方は日常的に使っている七味などの代用にすることをオススメします。
穀物酢が使われているのでちょっぴり酸っぱさもプラスされてしまいますが、ラーメンやうどんの七味代わりに使っても美味しいです。
また辛いの大丈夫!という方はカレーへのスパイスソースとしての混入も良いでしょう。
お酢はお肉をやわらかくする作用があり、カレーのルゥに溶け込むとまた違った深みを演出します。
欧米ではバーベキューなどのお肉料理にも使われ、様々なシーンにタバスコはマッチします。
マヨネーズと混ぜることによって簡易ドレッシングを作ることも可能ですし、意外となんにでもタバスコはあうのでいろいろとチャレンジするのも楽しいでしょう。
もちろん辛いモノなので、かけすぎ、入れすぎには注意していろいろ試してみてくださいね!