子供のころ学校や公園でよく見かけた大きな茶色のふくらみ。
木の枝や、ある時は鉄棒などに不思議な球体がぶら下がっているのをよく見かけたものですが、今ではめっきり数が減っているそうです。
カマキリの卵、この卵が孵化する場面に遭遇したことはありますか。
この卵一つから、何匹のカマキリが生まれて成長するのでしょう。
そんな子供のころ疑問にしたままの疑問にお答えしましょう!
カマキリの孵化シーズン
秋ごろに産卵し大きくなったカマキリの卵は4月から5月の春ごろに孵化のシーズンを迎えます。
卵からは200~100匹のカマキリが生まれ、そのうち成虫まで生き残るのはほんのわずかになっています。
最初は細長い芋虫のような、前幼虫という形態で生まれてきます。
薄い皮をかぶっていて触覚やあしなどすべて包まれているので、外に出ると同時に薄皮を脱ぎ捨てる最初の脱皮を始めます。
最初の脱皮を済ませれば幼虫として、とてもとても小さいですが翅がないことを除けばほぼ成虫とよく似たカマキリの姿をしています。
この小さな幼虫が成虫になるまでには様々な天敵を潜り抜け、危険を回避しなくてはなりません。
カマキリの卵、どこにいけば見れる?
身もふたもない話をすればカマキリが生息する場所に卵がある、と思って探していただくのが一番です。
カマキリがいれば、そこに卵があります。
オオカマキリなどはススキなど背の高い葉っぱが多く茂っていた草むらの跡地に。
ハラビロカマキリやコカマキリは意外と人間の生活環境の身近な場所に卵を産みます。
街路樹や植え込み、時には住宅の壁や電信柱にも卵を産み付けることがありますよ。
カマキリこわい!卵をどこかにやってしまいたい!
カマキリは1度に数百匹が生まれると言いましたが、いくらカマキリがかっこいい虫だからと言って庭や住宅の近くで100匹以上もの幼虫がうようよするのはちょっと…とお思いの方や、そもそもカマキリ以前に虫がダメ!と言う方は見つけた卵一刻も早くどうにかしたい!とお思いになるでしょう。
さて、駆除の仕方ですが、カマキリの卵は見た目通り分厚く固い素材なので意外と簡単にベリっとはがすことができます。
触るのが無理!と言う場合は虫の得意な方にお任せするのがいいでしょう。
春になるまでは絶対に孵化しませんので駆除したいときには勢いが大切です。
頼るアテがないときは100円ショップなどで金属ベラを購入し根元からずりっとはがし、ビニールでキャッチすれば一切手に触れず除去できます。
外れてしまった卵は、捨てるのもよし、捨てて命を搾取する良心の呵責にさいなまれるのであれば公園などの木の枝や、街路樹、電信柱などにくっつけるように放置してくるのも手です。
あとは自然界に繁殖する生き物ですので生きるか死ぬかは運に委ねるしかありません。
運命は意外といろんな場所に転がっているもので、駆除したいと思うあなたに見つかった卵もそれが運命だったのだとあきらめてもらうほかないのです。
諦めさせるのが嫌だな、と思ったらなんと昨今ではカマキリの卵、オークションなどでもやり取りされているようで一つ覗いてみて売買できるのであれば貰ってくれる人に差し上げるのも手かもしれません。