「カバディカバディカバディ…」
みなさん、カバディというスポーツ知っていますか?
私が初めて見たのは小学校の頃で、バラエティ番組で紹介されていたのを見たのが初めてです。
その見た事のない動きと、「カバディ」を連呼するその不思議な言葉で一躍ブームとなりました。
では、カバディというスポーツがどんなものなのかご紹介します!
カバディって何?
カバディとは、ヒンディー語で、南アジアで主に行われているスポーツの一種です。
インドの国技でもあり、南アジア諸国で数千年の歴史を持つ由緒あるスポーツです。
由来は、紀元前、獣を捕獲する時に、武器を使わず色々な技術を使って囲み捕獲するという捕獲方法が原型となっているそうで、のちに獣を捕獲する技術、獣から身を守る技術が進化して、カバディというスポーツになったそうです。
カバディとは
- KNOWLEDGE(知覚)
- ACTION(動き)
- BEHAVIOR(態度)
- ACCURACY(正確さ)
- DISCIPLINE(訓練)
- DEVELOPMENT(開発)
- INTELLGENCE(英知)
の頭文字を取って、“KABADDI”となったそうです。
カバディのルールとは
まず、覚えてほしいのは専門の用語です。
たくさんあるのですが、大事な部分だけ紹介しますね。
- レイト・レイヤー
相手のコートに入って攻撃するチームを“レイト”、攻撃する人を“レイヤー”と言います。
- アンティ
攻撃を受けているチームや攻撃を受けている人を“アンティ”と言います。
- キャント
途中で息継ぎすることなしに絶えることなく「カバディ」と唱える事を言います。
- タッチ
レイダーとアンティがお互いの体(衣服や靴含む)にさわる事を言います。
次にルールを簡単に説明します。
- コートの大きさは、男子 縦13m×横10m、女子 縦11m×横8mとなっています。
ミッドラインと言われるセンターラインより左右半分ずつを自分と敵の陣地とします。
- 先攻後攻をコイントスで決め、攻撃するチームは(レイト)敵陣地へ攻めていきます。
攻撃する人は一人と決まっており、5秒以内に敵陣地へ行かなければいけません。
また、攻撃して自分の陣地へ戻ってくるまでの間は「カバディ」と唱え続けないといけません。
言わなかったり、ハッキリ分からないときはアウトとなります。
- 敵(アンティ)の体や衣服、靴に触れて自分の陣地へ戻ってくれば1点となり、触れた人数だけ点数が入ります。
- アンティに捕まって自分の陣地へ戻れなかった場合は、アンティに1点が入ります。
簡単にまとめるとこんな感じです。言葉で説明しても分かりにくいと思いますので、説明動画を合わせて見てもらえると分かりやすいと思います。
簡単そうに見えて思った以上に結構激しいスポーツです!!
実は国際的スポーツ!将来はオリンピックも!?
カバディは日本ではあまりなじみがないように見えますが、実は結構国際的にも有名なスポーツなんです。
アジア大会やなんとワールドカップも開催されているそうで、男子も女子も日本代表があるんだそうです。
日本代表のレベルは、初めこそ惨敗だったようですが、努力し続けた結果でしょう。
最近の日本チームは結構強いらしく、2010年に初の銅メダルを獲得しています。
これからまだまだ伸びていくチームですので是非とも頑張ってほしいですね。
将来はカバディもオリンピック種目になるかもと言われていますので、その時もぜひメダルを期待したいですね!
今ジワジワと競技人口を増やしているカバディ。
独特の動きと掛け声で若者に人気が出始めています。
カバディは、道具も場所もそんなに必要ありませんので始めやすくおススメです。
何かスポーツを始めたいと思っている人は、この機会に“カバディ”始めてみませんか?