病院へ行くほどではないけれど、のどがイガイガ、声がカラガラ、のど飴でもなめようかしら、と思ったときにコンビニやスーパーなどでよく見かけるロングセラー龍角散のど飴。
白を基調としたパッケージに力強い文字で龍角散と書かれた商品は一度は目にしたことがあるものではないでしょうか。
そもそも龍角散とは非常に歴史の古い薬であることはご存知でしょうか。
そんな長く使われている薬を名前に持つのど飴……その効果のほどはどれくらいのものなのでしょうね?
龍角散の成分
微量の粉末でキキョウ、セネガなどの生薬、サポニン成分が配合されており、これがのどの幹部に直接作用いたします。
のどの毛運動を活発にして、タンの排出などを楽にし咳を沈めてくれます。
生薬独特の穏やかな効き目で、体には優しく辛い症状を緩やかに和ませます。
パッケージには、そのほか見たことがあるサルビアやペパ―ミント、タイムなどから、聞いたこともないセイヨウノコギリソウやセイヨウニワトコ、セニアオイなど花や植物の名前がずらりと並びます。
薬品メーカーである龍角散とお菓子メーカーである味覚糖との提携によりハーブの香りを生かしながら万人受けするまろやかな味わいになっています。
味はミントやタイムなどのハーブによりいくらか緩和されますが、漢方のような少しキツい風味もあり食べる人を選ぶ商品にもなっていますので、購入の際はちょっと覚悟が必要かもしれませんね。
原材料は一般的な飴と似通っており、砂糖や水飴、香料、着色料のカラメルや緑葉素、ハーブエキス、ビタミンCにメントールなどになります。
咳やのどの痛みに聞くっていうけれど効果のほどは?
病院で咳止めとか貰ったけど、私にはなんだかんだと龍角散が一番効く。 不味いけど。 不味いけど。
— ぴろ (@piro__RG) 2015, 8月 27
具合悪い時は龍角散が効くぞ — SIにたみ (@uma_1218n) 2015, 8月 17
のどが痛いときは龍角散だ!と思っている人、実際に効いていると感じる人は多いようです。
喉風邪はもちろん少しのイガイガから強いガラガラ状態まで幅広くカバーします。
咳、たんはもちろんちょっとした違和感からでも十分に効果を発揮し、また病院以外のスーパーやコンビニで簡単に手に入るのが魅力の一つとも言えます。
カラオケのお供などにも持っていく人は多いようで、声がれにも効果は絶大のようです。
カラオケのお供に龍角散
— ゆ う か (@Tpu1JIlYkMA6LDd) 2015, 8月 27
カラオケで喉やらかしても龍角散のど飴2粒でよくなるからやっぱり昔からのやつがいいんだねってこと。 — ささくら@FCIでもただの餌 (@mop236c) 2015, 8月 20
龍角散の副作用
何事にも接種の限度はあるもので多量にとれば薬も毒に転じます。
そのことも踏まえ、龍角散は薬品の粉末の物も、のど飴も多量に摂取すれば嘔吐や食欲不振など胃腸への副作用が報告されています。
龍角散の副作用に当てられたっぽい 吐き気・嘔吐、食欲不振 でももうのど飴ないし風呂入っちゃったから外行くのやだー
— れあ (@rea240314) 2015, 4月 18
体質云々ということもありますし、明らかに摂取したことが要因で体調が崩れる場合は即座に服用をやめましょう。
どうしても龍角散のせいじゃないと思えるのなら少し大げさでも病院へかかることをお勧めします。
龍角散のど飴は、薬としての効果を限りなく本物に近づけた商品であり、多量に摂取すればもちろん身体には毒になります。
その部分をきちんと認識して、よく聞く飴だからたくさんなめて早く治そう!などとは思わず、必要な時に適量、最低限に、で服用するのがよろしいでしょう。