同じように生きてきたにも関わらず妙に世間について知らなかったり、あるいはまったく人とは違う境遇で生きてきたのに突然一般人の元で暮らすようになったりといったことで、世間知らずなことが窺えたりと、身近な場所にも世間知らずな人は現れるものです。
この記事では、世間知らずな人の特徴について解説していきたいと思います。要するに、世間知らずであることがわかってしまうタイミングということですね。
最近世間知らずな人に出会って困ったことがあるという方は、ぜひチェックしてみてください。
あるいは、今後世間知らずな人かつ立場が上の人に会ったとき、この記事に書かれていることを活かして、その人のサポートを行うのもいいかもしれませんね。
電車の乗り方がわからない
これは最も一般的な世間知らずの人の行動ではないでしょうか。
例えば田舎から東京に出てきたとき、あまりの路線の多さに愕然とする人がたくさんいますよね。東京に住んでいる人にとっては常識ですが、住んでいない=東京における「世間」を知らない人は、まったくどれに乗れば目的地にたどり着けるのかがわかりません。
また、電車を待つときのならび方や、ドアが開いたときにまず降りる人たちを出口の脇で待つこと、混雑時の行動など、電車にはマナー、ルールを知らなければ周囲を見だしてしまうことがたくさんあります。
地方と都市部によって、電車のシステムは違いますので、反対に都市に住んでいる人が田舎に行ったらびっくりするということもありますね。
また、バスに全然乗ったことがなかったという人も、バスに乗ってから降りるまでの流れがわからずに苦労してしまうということがあるでしょう。
乗り物に乗る時は、色々と知っておかなければいけないことがたくさんあります。そのため、世間知らずだと思われてしまいやすいタイミングですので、あまり乗り物に乗ったことがないという方は、注意しましょう。
誰かと共に乗り物に乗るけれど、その乗り物に乗ったことがまだないという場合は、あらかじめ予習をしておくことをおすすめします。
物の価格がわからない
政治家がカップラーメンの値段を知らずに糾弾されたということが以前にありましたよね。
物の価格というものは、知らなければ知らないほどに周りから引かれてしまうものです。値段を知らないということは、それを買ったことがないということ。
それが安く、よく使うものであるほど、なんで知らないのかと驚かれてしまいます。
食べものの値段や日常品の値段は、一人暮らしをすれば誰にでも身についてくるものです。
大学生の方などで、まだ親元を離れていないという方は、ある程度こういった常識を知っておかなければ、将来働き始めたときに苦労することになりますので、気をつけましょう。
作法について疎い、常識を知らない
物の値段や交通機関に限らず、マナーについてよく知らなかったり、常識を知らなかったりすると、悪い意味で世間知らずと思われてしまいがちですので注意しましょう。
物事は、知っていれば知っているほど得をしますし、損してしまう機会を減らすことができます。また、相手にとって常識でも自分にとっては常識ではないということもありますし、反対に相手にとって知らないことが自分には常識ということもありますよね。
物はなんでも知っておくに限るということが、考えられます。
人によく騙されてしまう
世間知らずであるということは、それだけ悪い人に騙されやすいということでもありますよね。
人によく騙されてしまうと、それだけ人生において損することが多いです。これまで述べてきたように物の値段がわからないと、高いものを安いというように錯覚して購入してしまうということが起こってしまいますね。
騙されないためには、ものごとを知っておき、世間知らずではなくなることが大事です。
例えば東京などで街を歩いていると、突然お姉さんに声をかけられ、展覧会に連れて行かれたり、宗教の集会所に連れて行かれたりすることがあります。
これらはその地域に住んでいれば、罠であるということがすぐにわかりますが、知らなければ騙されてそのまま絵を買わされてしまったり、宗教に入信させられてしまったりします。
友だちに妙に金をせびってくる
やたらとご祝儀など、お金を周りにせびってくるという、かなり悪い意味での世間知らずも存在します。
周りではそういった風習がないのに、なぜかそれがあたかも当然であるかのように振る舞うという人。これには困ったものですね。
あまりの非常識さにあきれてしまうと、何故常識を知らないんだ!とキレられてしまったりもします。こういったタイプの世間知らずな人とは、あまり関わり合いになりたくないものですね。
地図の見方がわからない
GoogleMapの普及で地図を見る頻度は昔よりも多くなりましたが、その結果地図記号がわからない人が増えています。
とっさにこういった紙の地図を見ることになったとき、年上の人に最近の若者はこれだから・・・と思われてしまわないように注意したいものですね。