人生というものは、何かと偶然が状況を左右するものです。その一方で、今までの積み重ねが実を結ぶということもよくありますよね。
人生は運ゲーなのではないかと思ってしまうこともあります。そこで、この記事では人生は運ゲーだ!という賛成意見と、そうではないという反対意見をそれぞれ集めました。
人生について悩んでいる方は、ぜひこの記事を読んで今後の人生について考えていただきたいと思います。
目次
人生は運ゲーだという人の意見
まずは、人生は運ゲーだと考えている人の意見を紹介していきたいと思います。
人生は顔が全て、どんな顔に生まれるかの運ゲー
世の中顔が全てということはよく言われますよね。たしかに、顔が良ければ就職にも有利ですし、周りからもチヤホヤされて非常に楽しい人生を送ることができるでしょう。
他の人が一生懸命、お金や努力をつぎ込んでいくことによってオシャレをしていきますが、顔が元々良ければ初期段階でも既に有利となります。
顔を良くするということは、後から整形によってできますが、それではやはり、生まれ持っての美しい顔には敵いませんよね。
自分の顔を選んで生まれてくることはできませんので、まさに生まれるところから既に人生は運ゲーということが考えられます。
お金持ちに生まれるかどうかの運ゲーが人生
貧乏な家に生まれると、何かと生活に制限がかかります。例えば子供時代だと、周りで流行っているゲームが買ってもらえなかったり、いつも服が兄弟のお下がりだったり、給料日前はおかずが質素になったりしますよね。
そういった何かと我慢することが多い子供時代に、周りで裕福な友だちがたくさんいると、嫉妬心が芽生えてしまったりもします。そこからひねくれて、ゆがんだ心の人間に育ってしまうということもあるでしょう。
お金持ちに生まれたところで性格の悪い人に育つことももちろんあるので、100%みんなこうであるとは言えませんが、やはり生まれというものは人生において大きくその生涯を左右するものです。
お金持ちに生まれられるかどうかという運ゲーかもしれないのが、人生です。
どこかで運良く誰かに見いだされることで人生はイージーコース
町中でスカウトされたことがきっかけで、アイドルや芸能人になったという人がたくさんいますよね。
つまり、そこでスカウトされなければその人は全く別の人生を歩んでいたということ。これはまさに、人生は運であると感じさせられる事象ではないでしょうか。
容姿の良し悪しに限らず、また場所も様々ですが、人は誰かに見いだされなければやっていくことができません。
就職や進学だって、面接や試験をすることで採用を決めるものですよね。
人生は良くも悪くも運で成り立っているという気持ちが、このようなことを考えると湧いてくるのではないでしょうか。
生まれ持ったセンスが人生を左右する、才能という運が大事
才能というものは、基本的に自分で決められるものではありません。
また、才能を持っていると知ることも運ですよね。才能を知らなければセンスを発揮できませんので、得意分野というものは運なのです。
人生は運ゲーではないという人の意見
続いて、人生は運ゲーではないという考えの人の意見を紹介します。
美形に生まれてもおしゃれをしなければダサい
もし美形に生まれてきても、全くオシャレをしなければ、自然と残念な格好になります。
例えば男性の場合、もし顔が良くてもヒゲは伸しっぱなし、シャツはだるだるのがに股で歩いていたら、誰も興味を持ちません。このように、うんがよかったとして
コツコツと勉強しなければ、立派な学校や会社には行けない
たしかに、容姿の良さやセンスも大事ですが、毎日努力して培ってきた腕というものは同じくらい大事なものです。
例えもしその場で選ばれなかったとしても、腕が磨かれていれば他の場で誰かが見いだしてくれる可能性は大いにあります。
そのため、勉強や修行による努力というものは、非常に大事なのです。
運がいい人の場合、運でその場は通っても、本番では失敗してしまうということがあるでしょう。実力があれば、そのようなことは起こりません。
逆境に立ち向かうのが人生の楽しさ
人生は運かもしれませんが、運のなさもまた運です。
そして、運が良い分野についてはあまり今後の伸びしろがありません。そのため、ある意味人生の「修行」という楽しみを奪われてしまっていてもったいないという考え方もできるのではないでしょうか。
また、運は自分で操ることができませんので、本当に人生において大事なのは運がないときにどうやって頑張るかです。
もし顔が良くても、大事故で美形だった顔が失われてしまうということが起こるかもしれません。そんなときには、自分の力でまた這い上がってこなければいけませんよね。
人生に運は絡んできますが、運ゲーではなく、あくまで自分の腕を試すもの。失敗が多いからこそ成功したときの喜びも大きくなります。