自分はこの世界にとって必要ないのではないかと、悩んでしまうこともあるでしょう。
しかし、決してそんなことを思う必要はありません。
世の中に、必要ない人間は一人たりともいないのです。
そんなわけない、と思うかもしれませんが、これは事実。
必要のない人はいません。
それは一体なぜなのか、この記事では解説していきます。
自分の必要性に悩んでいたり、あまりにも良いところがなくて嫌いな人がいたりする方は、ぜひご覧ください。
目次
必要が無いのではないかと悩めるのであれば、自分の悪い点について反省できていて十分立派
自分は誰にも必要とされておらず、生きている意味なんてないと考えているならば、その考えを改めましょう。
そんなことを言われても、なかなか簡単には改められないと考えるかもしれません。
しかし、自分は必要ないと考えた時点でむしろあなたはこの世界にとって必要な人間です。
その理由は、自分が至らないところがたくさんあると理解できているからです。
自分ができないことについてしっかりと頭で理解して悩めるのであれば、その時点で全く気づかないままに愚行を繰り返している人たちの一歩先を進んでいることになりますよね。
つまり、必要ないと感じた時点でもう必要ない人間という最低ランクからは脱出できています。
あとは、自分には何もできないと諦めたままにせず、どうやって今の自分の不甲斐ない立ち位置から脱出していくかを考えましょう。
全く役に立たない悪い人は、反面教師としては優秀
全く役に立たない人、本当に他人に迷惑しかかけないような悪い人であっても、実は人間社会には必要です。
必要悪と言い切ってしまうことはできませんが、そんな非道な人間がいた結果として、周りの人の反面教師として機能し、その悪い人自体はそのままでも、他の人達は立派な行動を心がけることができるようになりますよね。
全く役に立たないと誰もが思う人でも、実はこんな風に役に立っていることはあるのです。
だからといって役に立たない悪い人をそのままにしておいて良いのかと言われるとそうではありませんが、無価値な人間はいないということですね。
生きているだけで、誰かに影響を与えられる
悪人が反面教師として機能するように、どんな人間でも生きて行動しているだけで、誰かに何らかの影響を与えています。
必ずしも良い影響ばかりではありません。
しかし、影響を与えているということは、必要ない無価値な人間ではないことにつながりますよね。
悪影響も影響は影響。
本人にとっては良い影響を受けていると感じているかもしれませんし、生きているだけで人は世界を改革しているのです。
そのため、やはり必要のない人間は一人もいません。
例えば自分が仕事で失敗して怒られているのを周りの誰かが見た結果、その人は自分が同じような失敗をしないように気を引き締めるでしょう。
自分が犠牲になって、結果誰かが成長することもあります。
こう考えれば、自分が必要ないような存在だったとしても、むしろだからこそ必要ということにまで持っていけますよね。
生きることに必要や不必要を考える必要はない
言ってしまえば、必要とか不必要とか、そんな考え方自体必要がありません。
生まれてきたから自分はここにいて、そして生きるために毎日色々なことをしながら生活している。
それだけでも十分です。
誰かに必要とされているかどうかはたしかに気になりますが、人からの評価なんて常に変動していくものです。
また、人によってものの捉え方は全然違いますよね。
誰かが自分の行動を見てこの人は必要!と思う一方で、全く同じ行動を見た別の人はこいつ邪魔!と思うことは普通にあります。
細かいことで悩まずに、もっと気楽に生きていってみるのも良いのではないでしょうか。
気持ちがネガティブになると、人間誰も存在意義について悩んでしまうもの
落ち込んで気持ちがネガティブになっている結果、今のように必要かどうかで悩んでしまっているのです。
もしも落ち込んでいなければ、誰も皆自分の社会における必要性について悩むことはありません。
必要のない人間なんて実際はおらず、必要ないと思いこんでいる人間がいるだけ。
そう考えてみてはどうでしょうか。
普通に暮らしているだけで、日本の経済・地球に貢献できている
朝昼晩とご飯を食べているだけで、あなたは日本の経済に貢献できています。
欲しいものを購入すれば、それだけで地球は少し変わります。
そもそも、あなたが呼吸をしているだけで、大気中の空気が常に変わっていっていますよね。
このように、人間一人が生きているだけでも地球は変わっていっています。
そのおかげで誰かがソンをすることももちろんありますが、得することもありますよね。
そのため、必要のない人間はどこにもいないのです。
自分の存在は無価値!と悩まずに、楽しく生きていきましょう。