人生において、例えば家族や財産など、全てを失い絶望の淵に立たされてしまった場合。
これはとにかく辛いことですよね。
しかし長い人生は、もし全てを失ってしまったとしてもけっして終わることはありません。
そのため、明日からも生きていかなければいけないのです。
この記事では、全ての物を失ったときに考えたいことを解説します。
希望を捨てず、これから頑張っていきましょう。
目次
本当に全て失ってしまったのか、考え直してみる
まずは本当に全て失ってしまい、取り返しのつかない状況にいるのかを考え直してみてください。
もしかしたら、意外とまだなんとかなる可能性もありませんか?
全て失ったと思っていても何か一つは残っているかもしれません。
残っていたら、そのことに感謝しながら、これを希望としてこれから頑張れば良いのです。
本当に全てを失ってしまったのなら、また違う考え方で挑みましょう。
全てまっさらになったのなら、ここから新しい人生が始められる
完全に何もなくなってしまった場合は、ある意味これがチャンスです。
何もかもなくなったのなら、今までの人生にあったいくつものしがらみもなくなったことになりますよね。
つまり、今までの人生は第一部としてこれで終了し、明日からは新しい人生がスタートします。
今日のところは辛くてそんなことはとても考えられないかもしれません。
しかし一度寝て明日になれば、きっと少しは気が楽になります。
気が楽になったら、新しい人生を頑張って生きていきましょう。
あきらめずに頑張れば、きっとこれからの人生で破滅した分を取り返すことができますよ。
人はいつか死ぬ。そのため何もなくなったとしてもそれほど大きな問題ではない
人間は最終的に、命を落としてしまいますよね。
そのため、誰もが最終的に全てのものを失ってしまうと考えられます。
つまり、今全てを失ったところで、人生の最終段階を一足先に体験できただけで、それほど大きな問題ではありません。
新しい人生を始められるということは、つまり人生を二度楽しめてお得ですよね。
全て失ったことにむしろ感謝し、また一から始めて行きましょう。
このように前向きに考えれば、きっとやがて悲しみも消えていきます。
失った分、新しく得られるものがたくさん増える
全てを失うと、自分の部屋や心の中のスペースが一気にがらんどうになりますよね。
つまり、生活に余裕ができるわけです。
失ったものをまた集めてスペースを埋めていくのは、パズルのピースを埋めていくようで楽しいですよ。
今までの生活、所有物に不満を持っていたなら、今後より良いものを手に入れられると考えればとても毎日が楽しみになりますよね。
なくしたもの以上に新しく得たものが増えるよう、これから毎日頑張りましょう。
自分が生きているなら、色々な物がなくなったところでどうということはない
確かに全てのものを失ってしまったかもしれません。それは辛いことですよね。
とはいえ、あなた自身はまだ生きています。
これが不幸中の幸いですね。
自暴自棄になって命を捨てようとしてしまっているなら、それだけは避けなければいけません。
生きていれば全て失ってもなんとかなりますが、死んでしまったらもう取り返しがつきませんよ。
失った悲しみを背負いつつ、これからの人生を前向きに生きていきましょう。
生きていれば、物や人との関係が全てなくなってしまったってなんとかなります。
世の中には、あなたと同じようにすべて失ったことがある人もたくさんいる
今自分は世界で最も不幸な人間だ!と思ってしまっていませんか?
たしかに全て失ってしまったのは絶望的な状況ですが、下にはしたがいるものですよ。
そもそも全て失ったとしても生きている時点でだいぶ恵まれていますし、あなたのように何もかも失ってしまった人は、人類の歴史が始まってから今日に至るまで、数え切れないほどたくさんいるのです。
悲劇の人を演じてばかりいないで、先人たちにならって再起を図りましょう。
辛い状況に陥っている今、まずは自分のように一度破滅しながらも立ち上がった色々な偉人や芸能人の逸話を調べてみるのも良いですね。
きっと励まされて、明日から頑張ろうという気分になれますよ。
何もなくなっても元気があれば、なんとかなる
何もなくなったら元気もなくなってしまいますよね。
一番始めに取り戻すべきなのは、元気です。
空元気でもまずは元気を出しましょう。
元気が出れば明るい気持ちになり、辛い現状にも立ち向かっていけますよ。
人生において最も大事な物は、元気です。
元気を取り戻せば、どうすれば失ったものを取り戻せるかがわかります。
方法がわかれば、あとは実践あるのみですね。
結果取り戻せなかったとしても、ふさぎ込んではいけません。
元気があれば、きっとまたチャンスが巡ってきますよ。前向きに頑張りましょう。