子どもが大好きな肩車。
普段よりも高い景色から世界を見ることができるため、子どもは大人になった気分に浸れます。
自分や親戚などの子どもに肩車をしてあげたいと考える方は多いでしょう。
そして準備運動として肩車をすることもありますよね。
学生時代、体育の授業で級友を肩車したことがありませんか?
肩車は、やってみると意外に難しいものです。
そのため、下手な人がうかつに肩車に挑戦するのは危険です。
しっかりコツを掴んだうえで行いましょう。
この記事では、肩車のやり方のコツを解説します。
目次
肩車をやる前に準備運動をしておくとよい
肩車自体も準備運動に含まれますが、それは体育や部活で運動している学生の話ですし、学生でもまず普通の準備運動をしてから肩車などに入りますよね。
肩車をするにあたって、準備運動をしておくことは大事です。
いきなり肩に人間を乗せるとなると、乗せて立ち上がる際に腰を折ってしまう可能性がありますよね。
とくに普段からあまり運動していない大人は、たとえ乗せるのが子どもであってもあらかじめ少し運動しておくことをおすすめします。
休日に子どもを肩車したら腰を悪くしてしまい、明日からの仕事に支障が出たとなると困ってしまいますよね。
準備運動の内容は一般的なものでよいでしょう。
腰回りや肩を重点的に動かしておくとよいですね。
肩車は、人を乗せてから立ち上がることで形成される
肩車のやり方ですが、まず土台になる人がしゃがむところから始まります。
しゃがまなければ乗れませんよね。
肩車される側が相手の肩に乗ったら、その人の足を抱えた状態で立ち上がりましょう。これが肩車です。
一見簡単に見えるのですが、立ち上がる動作にコツが必要となります。
次項では、肩車のコツを解説します。
肩車をするときのコツは、重心に気をつけること
肩車をすると一人分の重さが自分の腰に加わることになるため、重心が不安定になります。
肩車をするときは、ぐらぐらしないようにしっかりと落ち着いて立ち上がることが大事ですよ。
足は肩幅程度に開いて、背中は伸ばした状態で立ち上がりましょう。
反動を付けたりせず、そのまま真上に向かっていく感覚です。
学校で肩車をする場合は周りに補助する人がいたりしますが、例えば旅行先で子どもに景色を見せるために肩車する場合、もしもの時に支えられる人がいませんよね。
そのため安全には細心の注意を払うことが大事です。
肩車の危険性!どんなことに注意するべき?
ここからは、肩車の危険性について解説します。
日常において肩車をすること自体に問題はないのですが、肩車は危険を伴うので、よく気をつけて行うことが大切ですよ。
肩車は、人が多いところでやると周りの人にぶつかって危ないこともある
肩車を人混みの中ですることがありますよね。
例えば動物園や子ども向けのショーなどで、子ども本来の身長では何も見えない場合、お父さんが子どもを肩車してみせる光景がよく見られます。
人混みの中での肩車には、注意が必要です。
もしもうっかりバランスを崩してしまうと、自分や子どもだけでなく周りの人にまでぶつかって怪我を負わせてしまうことがありますよね。
人混みの中で肩車をするときは、安全を確認してから行い、肩車している最中は気を抜かないようにしましょう。
子どもがついエキサイトして肩の上で暴れてしまい、バランスを崩す可能性もあります。
肩車される子どもなどが落ちて怪我をすることがあるので、安全に気を配る必要がある
人混みの中でも周りに危険なものがない状態でも、肩車は人が本来よりも高いところにいる状況を作るものなので、危険があります。
肩車されている側が落ちたり、している側がバランスを崩して倒れてしまったりすると、肩車されている側は特に大きなダメージを受ける事になりますよね。
足をしっかりと支え、バランスを崩さないように慎重に肩車の体勢を作りましょう。
特に歩くときは、フラフラしないように気をつけなければいけません。
肩車をするときは地面に気をつけなければ、バランスを崩して倒れてしまうことがある
肩車をして、特に少し歩く場合には、足下をよく見ましょう。
腰に負担がかかっている状態で危険なので、もしも段差や障害物があったら、よろけて倒れてしまう可能性がありますよ。
自分よりもさらに高いところに人がいることになるので、上の安全に注意する必要がある
肩車で気を付けるのは、足下だけではありません。
頭上にも注意することが大事です。
天井が低くなっていると乗っている人がぶつかってしまう可能性がありますよね。
他にも例えば木の枝があったり、フェンスのようなものがあったり、あるいは旗があったりと、普通の人になら当たらないものの肩車状態なら当たってしまうものがあります。
上下左右、全てに気をつけながら行わなければ、肩車は危険です。よく注意しましょう。