世の中には色々なアニメがあります。
日本でも星の数ほどアニメが存在するわけですが、その中には黒歴史扱いされているアニメもたくさんあります。
良いところももちろんあるわけですが、色々な事情から黒歴史扱いされてしまっているアニメ。
今回はそんなアニメをいくつか紹介します。
アニメ好きな方は、チェックしてみてくださいね。
ロスト・ユニバース
まずは非常に知名度が高いこの作品です。
タイトルでピンとこなくても、「ヤシガニ」と言われれば聞いたことがある!と思う方も多いでしょう。
ロスト・ユニバースは要するに宇宙を舞台にした何でも屋の主人公たちを描いた作品で、作品内容自体は取り立てておかしな部分がありません。
しかし問題になったのが、第4話「ヤシガニ屠る」の作画でした。
日本のアニメはスケジュールの都合などもありどうしても作画がいまいちな回ができてしまうのですが、その中でも伝説の作画崩壊アニメとして知られているのがこの回です。
ただしビデオやDVDではクオリティがある程度改善されているため、入手して見てみてもあまり酷さがわからないでしょう。
ガンドレス
ガンドレスは映画のアニメーション作品です。
ロスト・ユニバースはテレビアニメでしたが、ガンドレスは有料で劇場で公開したアニメーション作品です。
しかし、こちらも凄まじい未完成作品が上映されてしまったというアニメ映画史上稀に見る事件が起こってしまいました。
ガンドレスに関してはロストユニバース以上に未完成の状態で公開されているのが特徴で、絵が単色で塗られているだけの場面がやたらあります。
入場者には後日完成版のビデオが送られるという異例の対応がなされたことでも有名な作品ですね。
まさに日本のアニメの黒歴史でしょう。
機動戦士ガンダムAGE
あと5日。20日(水)のAGE案件情報発表は17時を予定しています。当日はこの公式TwitterのツイートとHPの更新で新情報をお届けしますのでご期待下さい。(ちなみに添付画像は従来のアセム編キービジュアル)(制作O) #g_age pic.twitter.com/BGBwsWRY
— 機動戦士ガンダムAGE(エイジ) (@GundamAGE) February 15, 2013
ガンダムの黒歴史として扱われがちなのが、2011年に放送されたガンダムAGEです。
この作品は現在でいうと「妖怪ウォッチ」、当時は「イナズマイレブン」「ダンボール戦機」などで有名なレベルファイブがサンライズと共同で作り上げたガンダムでした。
ガンダムはマニア向けのイメージが強かったわけですが、この作品はコロコロコミックで漫画を連載するなどメインターゲット層を子供に指定していました。
敵が正体不明の宇宙怪獣、ガンダムは自由に戦況に合わせた手足や武器を作り出せるなど子供向けの設定が色々あるものの作品としては振り切り方がイマイチで、中途半端に子供っぽいメカや舞台の設定とシリアス寄りなストーリーが噛み合っていませんでした。
より子供向けに寄せるか大人向けに特化するかしていれば今のように黒歴史扱いされることはなかったでしょう。
光る部分もたくさんあるだけに、惜しい作品ですね。
ドラゴンボールGT
最新作『ドラゴンボール超』の登場により半分黒歴史化しているのがドラゴンボールGTです。
ドラゴンボールZの続編であり、アニメオリジナルのストーリーが展開されます。
原作者はあまり関わっていないのがGTですが、現在Zの「原作者が関わっている」直接の続編である「超」が放送されている関係上、GTは微妙な立場になってしまっています。
評価は賛否両論です。
ストーリーが(前半のみ)ドラゴンボール探しに回帰したこと、後半はドラゴンボールとの戦いが繰り広げられる斬新な展開などあらすじを見て行くぶんには面白いのですが、実際に本編を見るとアニメオリジナルなのに引き延ばしが多いですね。
ドラゴンボールヒーローズなど、ゲームでは設定が拾われることも多いGT。
しかしアニメ作品としては、黒歴史になりつつあります。
ドラえもん
https://www.instagram.com/p/BYCUtS5Hrhe/?tagged=%E3%83%89%E3%83%A9%E3%81%88%E3%82%82%E3%82%93
ドラえもんに黒歴史要素なんてある?と思ってしまうかもしれませんが、これは1973年に放送された日本テレビ版のドラえもんですね。
原作者からの評判も芳しくなかったとされているこの作品ですが、会社のゴタゴタなどがあったため、映像も現存数が少ないと言われています。
さらにご存知の通り、今はテレビ朝日でドラえもんが放送されていますよね。
その関係上、もし映像が今後全て見つかったとしても公開されるかどうかは微妙なところです。
大人の事情も込みで、なかなかの黒歴史ですね。
夜ノヤッターマン
ヤッターマンの直接の続編として作られているのですが、ギャグアニメだった過去のシリーズと違い重くシリアスな作風としてスタートしました。
しかし途中からとってつけたようなギャグやたらにが多くなり、最終回でOP映像を使い回すなど映像面での評判も下降していきました。
旧作ファンもこの作品でハマったファンもがっかりということで、黒歴史状態になりつつありますね。
マッハGoGoGo(1997)
マッハGoGoGoのリメイク版ですが、人気が芳しくなかったのか、途中からマッハ号がバイクとともにタイムトラベルをして敵と戦う謎の内容になりました。
今までに登場してきたキャラクターの大半をリストラして路線変更をしたものの、そのままあっさり終わってしまったのが残念な作品ですね。