世の中には、被害者ぶる人がいますよね。
被害者ぶられる周りからすると、鬱陶しいことこの上ありません。
しかし被害者ぶる人は、何を思って被害者ぶっているのでしょうか。
また何回も被害者ぶられると、そろそろ対処法を覚えていったほうが楽です。
この記事では、被害者ぶる人の心理と被害者ぶられた時の対処の仕方を解説します。
周りに被害者ぶってくる迷惑な人がいたら、この記事を思い出してください。
きっとうまく対処できますし、相手がなんでこんなことをするのかわかりますよ。
目次
被害者ぶる人の心理
まずは被害者ぶる人の心理をチェックしていきましょう。
全部で4つの心理が考えられます。おそらくどれかに当てはまっているのではないでしょうか。
自分が正しいと思っている
被害者ぶっている人は、間違いなく自分が常に正しいと思っています。
悪い言い方をすれば、独善的ですね。
仮にその人の考え方の方が圧倒的に間違っていたとしても、その人は自分こそ正義だと思っているのです。
そのため周りの「悪人たち」のやり方を不快に思い、被害者ぶってわめき散らしてしまうわけです。
誰かが問題行動を起こすことで自分のペースを乱されるのが嫌い
被害者ぶる人は、自分本位で動いています。
自分のために世界が回っていると思い込んでいると言っても良いでしょう。
自分の正しいとする考え方に従って生きているそんな人は、誰かが自分にとっての問題行動を起こすことで、自分のペースが乱されてしまうことに強い反発を覚えます。
結果、自分は相手のせいで苦しめられていると思い、被害者ぶってしまうわけです。
些細なことでも怒って当たり散らすことでストレスを解消している
被害者ぶる人は、ストレスを自分に溜め込みません。
溜め込んでいるのかもしれませんが、けっこう発散します。
怒って周りの人に当たり散らすことで、いくらかストレスが発散されます。
自分が正しいと思っているので、もちろん罪悪感などはありません。
ストレスをためてばかりで発散できないとそれはそれで大変ですが、周りにぶつけるのは良くないですね。
他の人を信用できない
被害者ぶる人は自分でなんでも決めてしまうタイプの人が多いですが、それは他の人を信用できていないことにつながりますね。
自分が正しい、相手は基本的に間違っているので自分が道を正していかなければいけないとする強い意志があるために、うまくいかないと当たり散らしてしまうのです。
被害者ぶる人への対処法は?
続いて、被害者ぶる人への対処法について解説します。
被害者ぶる人の鬱陶しさに手を焼いている人は、ご覧ください。
まずその人の前で問題を起こさないように心がける
被害者ぶる人をうまく対処したい場合は、一番重要なのがその人の前で問題を起こさないことです。
相手が被害者ぶっているとしても、被害者ぶる原因自体はあなたなど周りの人にあることが多いものです。
被害者ぶられないためには、例えば会議ならもっと円滑に進められるようにしたり、何かの練習や作業でももっとスムーズにこなせるようにしたいものです。
こちらに非が一切ない状態の場合は、別の対処法を使いましょう。
開き直ってこっちが被害者ぶる
こちらはそんなに大きな問題を起こしているわけでもないのに相手の被害者ぶり方があまりにも酷い場合は、もういっそのことこっちが被害者ぶってしまってはどうでしょうか。
泥沼の戦争状態になってしまうかもしれませんが、最終的に決着はつけられますよね。
なんとかして被害者ぶる相手を黙らせるしかないでしょう。
しかし被害者ぶるタイプの人は、自分で解決できないともっと上の権力に助けを求めてくる場合もあります。
そうなってくると、こちらもうまく反論しなければ声の大きい相手の言い分が通ってしまう可能性が高いです。要注意ですね。
自分たちに正当性があるなら、それを主張しなければいけません。
また暴力に訴えるのは絶対にやめましょう。
落ち着かせようと試みる
被害者ぶって怒った人はエキサイトし、感情に身を任せて暴走してしまうものですよね。
まずは相手を落ち着かせなければ、話し合いはできません。
対処するにあたっては、とりあえず謝って相手を落ち着かせましょう。
そして自分たちのどこが悪かったのか聞いてみてください。
そうすれば、この被害者ぶり問題を解決する糸口がきっと見えてきますよ。
こちらの考えを話す
被害者ぶる人を落ち着かせ、被害者ぶるのをやめさせるには、お互いに納得した状態にならなければいけないでしょう。
そのためには、こちらの考えについてちゃんと伝えることが大事です。
今の段階では被害者ぶっている人が一方的にこちらをアタックしているわけで、不公平ですよね。
しっかりと話し合えば、互いの問題点について理解できるはずです。
そうすれば、あとは今後気をつけるようにするだけで、問題は起こらなくなるのではないでしょうか。